2013年10月31日木曜日

アメリカで見つけた楽しみ3つ

こんにちは。Class of 2014N.K.です。

いきなりの告知で恐縮ですが、11/28()19:00から渋谷のAGOSジャパンでKelley卒業生による毎年恒例の2nd締切直前の学校説明会を予定しています。以下のポイントに少しでもフィットを感じた方は是非ご参加ください。

1. 全米1位にランクされる 優秀で熱心な教授陣の指導を受けたい
2. 「協調>>競争」を重視するカルチャーの中で、チームワークスキルを磨きたい
3. 家族で渡米するため、治安や住環境で安心できる2年間を過ごしたい
4. 良質なプログラムでいて、かつコストも抑えたい
5. 音楽、オペラ、ミュージカルなどの芸術やNCAAカレッジスポーツを学業の合間にエンジョイしたい

詳細はコチラをご覧ください。

-------------------------------------------------------------------------------------------

さて、ここから本編となりますが、Bloomingtonはちょうど今紅葉が綺麗な時期となりました。今までの投稿ではアカデミックな話題が中心でしたので、今回はインディアナでの生活面の紹介として「アメリカで見つけた楽しみ」について投稿させていただきたいと思います。

1)ゴルフ


最近、私がはまっているのはゴルフです。腕前はほぼビギナーという状態でインディアナにやってきました。昨年の
9月にクラブセットなど一式をこちらでそろえましたが、Core Programで忙しくなかなかゴルフをする機会もありませんでしたが、2年生になり多少時間的精神的な余裕が出来たこともあり、空き時間を見つけては積極的にゴルフをするようにしています。

日本では考えられませんが、インディアナ大学のキャンパス内に大学が経営するIU Golf Courseがあり格安で楽しむことができます。どれだけ安いかと言うと・・こんな感じです。

パー3コース         $8(電動カート付き$18)
チャンピオンコース   $15(電動カート付き$29)
ドライビングレンジ  球数により$4-10程度

パー3コースなどはあまり人もいないので、平日の朝などに行くとほぼ貸切状態でラウンドできてしまいます。たまにコース上で野生の鹿に出合ったり、自然の中でとても気持ちよくプレーができます。

さらに、私はKelley IU Golf Clubという学内クラブにも所属しており、クラスメイトと一緒にプレーしたり、教授も参加するKelleyのゴルフコンペや、インストラクターによる格安レッスンが催されたりと、楽しみも多いです。

Kelley Golf Scrambleというゴルフコンペに参加
企業の協賛があるところがビジネススクールらしいです


2)国立公園巡り

アメリカに来てから、すっかり国立公園の虜になってしまいました。アメリカは世界で初めて国立公園という概念を実現させた国であり、自然保護運動発祥の地でもあります。大陸があまりにも巨大だったために発見が遅れ、その結果世界的にも例のない貴重な自然と動植物が手付かずのまま残されています。
NYCLAといった大都市も楽しみがありますが、アメリカの広大な土地をドライブし偉大な自然を肌で感じる国立公園巡りの旅も素晴らしいものがあります。
日本からだと訪れにくい場所も多いためかあまり馴染みのないの場所も多いですが、どの国立公園もそれぞれ違った素晴らしさがあり、感動を求めて休みに入ると積極的に国立公園へ出かけています。(私はアメリカに来る前はペーパードライバーで、かつアウトドア派という訳でもなかったのですが、人は環境によって大きく変わるものですね・・・。)
今までこんなところに行きました。インディアナという中西部の地の利を活かして、ナイアガラフォールズやマンモスケーブなどは車で行きました。

エバーグレーズ国立公園
(フロリダ州)
グランドキャニオン国立公園(アリゾナ州)
セドナ(アリゾナ州)
アンテロープキャニオン(アリゾナ州/ユタ州)
ブライスキャニオン国立公園(ユタ州)
キャピトルリーフ国立公園(ユタ州)
アーチーズ国立公園(ユタ州)
キャニオンランズ国立公園(ユタ州)
モニュメントバレー(アリゾナ州/ユタ州)
イエローストーン国立公園(ワイオミング州)
グランドティトン国立公園(ワイオミング州)
ナイアガラフォールズ(ニューヨーク州/カナダオンタリオ州)
マンモスケーブ国立公園
(ケンタッキー州)


アンテロープキャニオン、モニュメントバレー、アーチズ

フロリダのエバーグレーズとキーウエスト

グランドキャニオン、イエローストーン

イエローストーン、マンモスケーブ
    





3)コンサート、ミュージカル etc...

こちらに来てから、Lady Gaga、Maroon 5、Kelly Clarkson、Taylor Swiftといったアーティストのコンサートに行きました。
日本でもコンサートはたまに行っていましたが、こちらでは日本と比べるとチケットもお手ごろ価格で簡単に購入できるので、定期的にチケットマスター等で公演内容をチェックして色々と行ってます。12月にはBeyonceのコンサートにも行く予定です。
また、IU Auditoriumで行われるDream GirlsやMamma Mia!といったミュージカルや
Blue Man Groupのショーなども行きました。IUでの公演は学割でかなり安く行けますのでKelleyに入学された際には是非たくさん活用してください。


毎日勉強漬けでしんどいと日々が続きますが、こういう楽しみがあるのでなんとか乗り切れています(笑)

2013年10月26日土曜日

ケースコンペ

皆さん、こんにちは! Class of 2014のH.Mです。
すでにBloomingtonでは夜の最低気温が0度を下回り、昨日は今年初と思われる雪もぱらつく寒さとなってきました。

ここから3月頃まで、非常に長い冬が始まるんですが、寒さに負けず、後半年のMBA生活を楽しみたいと思います!


さて、今回はちょうどケースコンペに参加しており、その最終プレゼンが昨日行われたため、それについて記載したいと思います。


アメリカのMBAでは、有名な大手企業がMBAを含めて大学生向けにケースのお題を出し、それに対していかに優れた提案をできるかを競う、ケースコンペティションと呼ばれるものが頻繁に行われています。

それとは別に、Kelleyではコアの始まる直前とコアの終わりの2回に、学内でケースコンペティションが開かれます。学内と言っても、2回目のケースコンペは実際の企業が学校まで訪れ、かれらの前でプレゼンをすることになるので、通常のケースコンペとなんら変わりはありません。


今回私が参加したのは、Data Analytics Challengeというもので、データを用いた分析を中心としたケースコンペです。これ以外にも、Marketingにフォーカスしたケースコンペなどもあります。


簡単に今回参加したケースコンペのお題をご紹介しますと、クライアントはある高級車のメーカで、彼らは戦略のひとつとして、ドライバーの安全を確保する新技術の導入を検討しています。
それに際して、ドライバーの注意が逸れている時にそれを感知し、アラートを出すAlarting Systemの開発を検討しており、そのためにどのような状況下でドライバーは注意を削いでしまうのかを調べるリサーチを実施し、そのデータを集めました。
我々の課題は、このデータを分析し、彼らの戦略を考えるというものです。

ケースコンペはチームで参加しますが、今回僕のチームは4名で参加しました。スケジュールとしては、最終プレゼンの前に2回ほどinformation sessionが行われ、簡単にデータの説明とケース概要が説明されます。
その後は、各チームで集まって最終プレゼンまでにデータ分析をし、最終的なプレゼンにまとめます。

データ分析もそうなんですが、その結果をどのように会社の戦略に当てはめていくか、会社のビジネスを理解した上でsuggestionを搾り出し、会社へのrecommendationとしてまとめる、というのは実は意外と大変です。

もともと就活の時期とも重なり、なかなかチーム全体のスケジュールが合わなかったこともあり、僕たちのチームは最終プレゼン前の2日は、昼過ぎから深夜まで、学校のミーティングルームにこもって作業をしていました。下記の写真は、夜にお腹がすいてデリバリーを頼んだときのものです。

ケースコンペは上位チームには賞金がもらえるのですが、今回は残念ながら入賞することはできませんでした。
ですが、個人的にはとても面白かったし、いい経験ができたと思っています。また卒業までにチャンスがあれば、他のケースコンペにも参加しようと思っています。

ここでは簡単に私が思っているケースコンペに参加することのメリットについてご紹介したいと思います。

1.仲の良い友達とチームを組んで参加するので、楽しい。

やはり友達とわいわい言いながらミーティングをするのは楽しいです。たまに議論がヒートアップして空気が重くなることもありますが、時にはくだらない冗談を言いながら、作業をするのはとても楽しいものです。

2.MBAで学んだことの総合力が活かされる

ケースコンペはいわばコンサルの練習みたいなものだと思っていますが、そこで使うスキルというのは非常に多岐にわたります。今回のケースで言いますと、データの分析力はもちろん、統計手法の知識から、クライアントのビジネスの理解、戦略の策定やそれをどのようにマーケティングすべきか、将来の実行スケジュールはどうすべきか、また考えられるリスクはどのようなものがあるか、など、ファイナンス、マーケティング、ストラテジー、オペレーション、データアナリシスといった、あらゆる分野の知識が試されます。
それにプラスして、パワーポイントのデザイン力、また自分たちの提案をひとつのストーリーとして魅力的にオーディエンスにプレゼンする企画力、そしてプレゼンのソフトスキルまで。
パワポのデザイン力やプレゼンスキルは特に苦手としている日本人が多いのでいい経験になりますし、自分たちの提案を魅力的に伝えるストーリーの組立ても、いわば営業につながる部分があると思います。
これらの経験を一度にできるケースコンペは、本当にいい機会だと思います。

3.プレゼンの機会

最終プレゼンは外部の企業のマネージャーや、中にはVPの方もジャッジに加わり、我々のプレゼンを審査します。こういった緊張感あふれる中でのプレゼンの経験ができるのも、ケースコンペ、MBAの魅力のひとつではないでしょうか。

4.チームメンバー、mentorからのフィードバック、学び

今回のケースコンペでは、各チームに1名のmentorがアサインされました。我々のチームには、某消費財大手メーカーのビジネスアナリティクスのシニアがmentorとなっていただきました。彼とは電話ミーティングなどを通し、いろいろなアドバイスをもらうことができ、学びにもつながりました。
また、チームメンバーからも多くの学びを得ることができます。このようなプロジェクトでは、当然タイムマネジメントやデータの分析力、パワポのデザイン力やプレゼンのソフトスキルがキーとなってきますが、チームメンバーはそれぞれ自分たちの強み、弱みを持っています。
今回私は、たとえばプレゼンでの効果的な話し方、ストーリーの組み立て方やジェスチャーなどについて、チームメンバーのプレゼンの仕方を見て勉強になる部分が多かったですし、それ以外にも一緒に作業をすることで、今まで見えていなかった長所であったり、自分では考え付かないアイデアを出してくれたりと、学んだことは本当にいろいろあった気がします。

MBAではクラス以外にも、このようなチャレンジしてみると面白い機会がたくさん転がっています。ぜひ皆さんもMBAに行かれた際には、ケースコンペティションへの参加を検討してみてください!

2013年10月11日金曜日

エレクティブ授業とチームワーク

こんにちは、Class of 2014S.Oです。
以前、自身の投稿で1年目のコアプログラムにおけるチームワークについて書きましたが、今回はエレクティブ授業におけるチームワークについて書こうと思います。

多くのMBAプログラムがチームワークに重点を置いていると言われていますし、他校の日本人学生のブログでもその点は強調されています。私が受験活動をしているときも「チームワーク重視」という話は多くの卒業生の方から聞きました。多くの学校が等しく強調する中、実際はどの程度重視されているものなのか?中身はどんなものなのか?Kelleyについて、私が現在履修している授業と合わせて紹介したいと思います。

まず、授業毎の課題構成や成績評価の観点から見てみると、①授業中の発言、②チームでの成果物、③個人での宿題・筆記試験、が学生に対する主な期待項目であり、評価対象になっています。課題の出され方、成績の付け方は科目や教授によってマチマチですが、具体的にどういう配分になっているのか、現在履修している4科目のシラバスから引用すると以下の通りです。



各科目は7週間で完結するようにスケジュールが組まれているので、授業の進行は早く、それぞれの授業で12週間に一回は何かしらの形で課題が出されていることになります。
中でもチームワークを必要とする課題は数が多く、その負担に比例する形で評価配分も90%70%、60%、30%と大きいウェイトを占めていることが分かると思います。つまり、学校側はそれだけチームワークを学生に課し、学生はそれに応えることを期待されている訳です。

次に、チーム課題の内容はどんなものなのでしょうか?
私の場合、上記4科目中3科目が筆記試験ではなくチームプロジェクトで締め括る授業を取っています。参考までにどんなチームプロジェクトか紹介しますと、

     ① Corporate Entrepreneurshipの授業
企業が生き残るために、企業内変革やイノベーションをいかに組織内で活性化させるか、という内容の授業です。プロジェクトに協力してくれる会社を探し、その組織構造や企業文化、イノベーションを活性化させる仕組みや従業員意識等について分析し、それを踏まえてどう改善すべきかまで結論を出し、最終回の授業でプレゼンします。私のチームはテキサスにあるエネルギー会社にアンケートを送って調べています。

   ② New Product Managementの授業
新製品開発・リリースにおける、アイデア構築、プロセス管理、マーケティング戦略を学びます。プロジェクトでは、どんな分野でもいいので、潜在的なニーズに基づいた新製品のアイデアを自分達で考え、それをもとにどんな付加価値を打ち出すか、ターゲット顧客をどう設定しどのようにアプローチするか等について戦略を構築し、最終回の授業でプレゼンします。私のチームは新しい電動工具について検討しています。

     ③    Valuation of Real Optionの授業
金融のオプションの考え方を、新薬開発や設備投資など企業の意思決定に応用する授業です。プロジェクトでは、実際に企業内で起きている題材を探し出し、オプションのフレームワークを使ったらどのように分析できるか、どう意思決定できるかについてレポートを作成するものです。私のチームはシェールガスの採掘事業について考察しています。

今は、3つのプロジェクトが同時進行している上(締め切りは来週!)、チームでの通常の宿題も出ているので、ミーティングで忙しくしています。メールでやり取りして済ませる宿題も中にはありますが、手の掛かるプロジェクトは特にミーティングが欠かせません。

Kelleyではこうした授業が数多く用意されています。そして私自身、チームワークを学校選びの判断基準の一つにしていたので、積極的に履修するようにしています。チームのメンバーも授業毎にバラバラなので、なるべく色々な仲間と組むようにしています。

少しはイメージしていただけたでしょうか? もちろん、アカデミーやGLOBASEなど授業以外でもチームワークの場は多く設定されています。実際入学してみてKelleyはチームワークを重視しているという点に偽りはないと感じています。チームワークを通じて学びを得たいと考えている受験生の方には、Kelleyはお勧めです。是非Kelleyを出願ポートフォリオの一つとして検討してみてはいかがでしょうか?

10月に入り、受験準備も山場を迎えつつあると思います。在校生に話を聞いてみたい、キャンパスビジットしたいとお考えの方、ご一報をお待ちしております。

↓コンタクトはこちら