2017年6月1日木曜日

MBAでクラブ活動 -Asian Club‐

こんにちは。Class of 2018J.Kです。
MBAの課外活動はよく箱だと言われております。学校は箱を与えてくれるだけ。その箱を生かすも殺すも学生次第。本当にそれを実感したのが、クラブ幹部での活動です。
私のクラブ活動への参加率は春学期の1st 7 weekまで学業と子供の面倒を見ることに集中していたため、興味はあっても参加率ゼロといってもいいほど参加していないのが実情でした。2月に各クラブの幹部の選挙戦の告知が行われるとインド人の同級生が私にAsian MBAAのクラブ幹部として一緒に立候補しないかとお誘いが来ました。通常の選挙戦(私だけかもしれませんが…)で思い浮かべるのは、PresidentVice Presidentにそれぞれ個別に立候補して、別々に投票が行われるのが、思い浮かべますが、Asian MBAAの場合は、Slate方式といわれる選挙戦で行われ、幹部候補61組となって立候補します。そのため、インド人は私を61組のチームメンバーの1人として選んでくれたのです。Asian MBAAといえば、100名を超すクラブメンバーを誇るKelleyの中でも最も大きなクラブの1つです。ちょうどClass of 2017Asian MBAA前幹部の台湾人の方から “J. Kはクラブ幹部をやった方がいい、日本文化を盛り上げてほしい” と兼ねてから言われていたので、マイノリティーである日本人の自分に声がかかったのは、何かの縁ではないかと思い、すぐに快諾いたしました。Asian MBAAの選挙戦は、私が想像したより競争率が高く、Slate3組立候補しており、それぞれのスローガンや1年間の計画も異なるものでした。正直なところ、私のチームの施策やSlateメンバーの構成を見ても、ほかのSlateよりも見劣りしていたため、プレゼンが終わった後は勝つ自信が全くありませんでした。しかし、ふたをあけてみたら、接戦の末、奇跡的に我々のチームが勝利しており、チームで大いに喜びを分かち合いました。
2月末に選挙戦が終了し、3月に本格的にクラブ幹部を引き継ぐことになり、我々の最初の仕事は4月末に行われるKelley Cultural Night “Euphoria Night” (以下、Euphoria Night)の企画・運営でした。Euphoria Nightは、200人以上のfacultystudentが参加するKelleyの中でも最も大きなイベントの1つです。予算計画策定、プロモーション、ポスター作り、チケット販売、会場設営、食事の注文などを1か月ですべてやらなければならず、自分の予想をはるかに上回る仕事量でした。一番苦労したのが、異なるPriorityや文化を持ったメンバーとの議論でした。初めのうちは、思い付きで話し始め、議論が拡散するだけで無駄な時間を過ごしておりましたが、自分がAgendaを書いてそれを元に議論を進めていくスタイルに変え、議論がまとまらないときは各メンバーの投票によって決定する等少しずつですが、自分たちのスタイルを確立するに従い、最後の方は効率的に議論ができるようになりました。最終的にKelley Cultural Nightは、無事開催することができました。しかし、その企画・運営方法は決してスマートなものではなく、行き当たりばったりで見通しが甘く、人の力を必要以上に借りてしまいました。会社の中で中期計画の策定や大規模投資プロジェクトの経験があったにもかかわらず、うまくリードできず改めて多様な個性をまとめあげることの難しさを痛感致しました。反省が大きかった半面、MBA Office60人を超える学生から協力を得られたときの喜び、気が滅入っているときのいろいろな人からの励まし、そして”Thank you for organizing Euphoria J.K” Thank you notesを観客の1人であるDomestic studentからもらえたときは、望外の喜びでした。これこそクラブ活動をやっている醍醐味ではないでしょうか。

Asian MBAAの幹部をやっているとクラブ間のCollaborationを通じたイベントの共同企画の話が多くあり、秋学期も引き続きクラブ活動、学業に忙しいことが予想されます。Asian MBAAを生かすも殺すも自分次第だと思い、真摯に取り組み、また” Thank you” と言われるように頑張りたいと思います。

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