2013年7月3日水曜日

New assignment



Class of 2013TYです。 

5月の頭にKelleyを卒業し、早くも2ヵ月弱がたちました。その後、順次日本へ帰国し新たな職場(なかには海外で)で働き始めたClass of 20136人ですが、先週末にはかねてから楽しみにしていた同級生のYTくんの結婚式にて久しぶりに同級生全員が日本で再会し、いよいよわれわれの留学生活も終わりを迎えたなと実感をした次第です。
ですので、私がこのブログに投稿するのは今回でいったん終了になる見込みですが、最後にMBAを取得して卒業した後にどのように会社へ復帰(私費の方の場合は再就職)していくのか、私のケースを少しご紹介したいと思います。

私のケースを一言で申し上げるならば、「大きなキャリアチェンジの転機を迎えた」ということができると思います。もともと留学前は日本国内のお客様むけのプライシングを主に消費者向けのマーケティングを担当していたのですが、今回は国際事業部という部署に配属になり海外への新規出資や出資済の企業のハンドリングを主なアサインメントとして任せられることになりました。

いままでの社内のキャリアでは全く触れたこともないビジネスを担当することになったため、当然ながらその部門に働く人達との人脈もほぼないという環境に身をおくことになりました。私の場合、留学前にすでに10年間、派遣元の企業に勤務していたのでここまで社内人脈の薄い部門に異動するということはあまりイメージが湧いていなかったのですが、あたかもMBAを私費で取り、別の会社に転職をしたかのような感覚で日々新鮮な思いで新たな仕事に取り組んでいます。

また、留学前は英語を使って交渉や会議をすることはほとんど無かったのですが、現在は海外出張や海外との電話会議が頻繁にあり、以前の自分ならば英語が分からないことを理由に萎縮していたと思いますが、現在は積極的に前面にでるように心がけています。これは、さすがに会社のお金で2年も留学をしておいて英語が分かりませんというわけにはいかないので(笑)ということが半分ありつつ、でも一方で、ビジネススクールで2年間格闘した結果、やはり比較の上では社内のほかの人達よりも英語を道具にして仕事をするということに違和感がなくなったということが大きいのだと実感しています。実力・マインドの双方に改善があったといったところでしょうか。なお、すでにKelleyの他の在校生も何度もこのブログで書いていますがMBAで何を得るかは人によってまちまちだと思いますので、自分が弱いと思うところが改善できればそれは何でもOKなのだと思います。(自分の場合はビジネスに関する知識・ツールはすでにある程度知っていて、外国人との折衝能力がMBA留学で一番改善できた部分だと思っているので、ビジネス経験が浅いけど英語は完璧な帰国子女の方なら改善ポイントは私とは根本的に違うでしょう。)

加えて、あまり詳細なことはここでは書けないのですが、帰国後にフィリピンに海外出張をした際にはKelley卒業生で海外赴任をしている他企業の先輩に出張先で再会し将来のビジネスに向けた相談をしたりするなど、留学がなければ絶対になかったであろう人脈の広がりやビジネス経験の深まりも感じています。もちろん、社費留学の場合は派遣元企業の人事方針によって帰国後のキャリアはまちまちで、必ずしも留学経験を生かせる職場に配属されるとは限りませんが私の場合はラッキーだったと思います。あくまでMBA留学後のキャリアパスの一例として考えていただければ幸いです。

最後になりますが、7/15(祝)に留学予備校のAGOS主催のMBA夏祭りが開催されます。詳細はAGOSのホームページなどで告知がされていますが、Kelley School of Businessも出展予定ですので、将来、MBAの留学を予定/検討されている方はぜひお運びいただければ幸いです。

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