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2023年6月26日月曜日

HP移転のお知らせ

Kelley Japanのホームページが新しくなりました。

今後ともKelley MBA Japanese Student Association をよろしくお願いします。

新HP URL: https://sites.google.com/view/kelleymbajapan

2022年10月5日水曜日

Kelley Japan HP 移転のお知らせ

 Kelley Japanのホームページが移転いたしました。新しいURLは以下のとおりです。

https://kjsa.so.indiana.edu/



2022年9月24日土曜日

日本人在校生による非公式オンライン説明会開催のお知らせ(10/29)

 10/29(土)に日本人在校生によるオンライン説明会を開催します。当日はMBAプログラムの概要説明に加え、在校生から見たKelleyの魅力やBloomingtonでの生活など、様々な視点からKelleyでのMBAライフについてお伝えできればと思っています。今年出願予定の方だけでなく、MBA留学を検討中の方もぜひお気軽にご参加ください。

1.オンライン説明会概要

日時:20221029() 11:0012:00(日本時間)

開催方式:Zoom

2.申し込み方法

下記リンクから参加申込をお願いします。

https://docs.google.com/forms/d/11oIk2DnXiy8ArY_GpVNQW4iqszSf5PTf2EsUjKPTd1A/edit

当日の参加方法等に付きましては前日までに別途ご連絡させて頂きます。

2022年8月26日金曜日

Kelley Japan HP一時利用停止のお知らせ

 現在Kelley Japan HPが改修に伴い一時的に閲覧不可となっております。

Kelleyに関するご質問やオンライン個別相談のご要望等ありましたらいつでもkelley_jsa@googlegroups.comまでご連絡ください。

ご不便をおかけしてしまい申し訳ありません。

2020年3月20日金曜日

Kelley MBA programにおける5つのMajorのSTEM認定について

<お知らせ:新型コロナウィルス関連情報掲載中(リンク先)>

こんにちは、Class of 2021 K.M です。
この度、Kelleyfull-time MBAにおける5つのMajorについて、米国政府よりSTEM学位の認定を受けましたので、情報を共有させていただきます(Class of 2020より適用開始)

STEM 認定を受けたMajorは以下の通りです。
  • Business Analytics
  • Finance
  • Marketing
  • Strategic Analysis of Accounting
  • Supply Chain and Operations


STEM 認定とは?


STEMとはScience, Technology, Engineering, and Mathematicsの略語です。STEM認定されたMajorを修了するということは、科学分野やテクノロジー領域において米国の競争力を向上するに足る高度な教育課程を修めた、と認められることを意味します。


STEM認定されていると、どんなメリットがあるの?


いくつかのメリットがありますが、ここでは特に
インターナショナルの学生が米国で就労する場合のメリットについて説明します。

MBA卒業後に就職する場合、通常はOPT (Optional Practical Training) という制度を用いて、一年間は就労ビザが無い状態で働くことができます。そしてその一年間の間にH1-B ビザを取得することができれば、一年が経過した後も継続して就労することができるのですが、このH1-B ビザの発給数については企業ごとに枠が割り当てられており、それを上回った分の申請については抽選を受けることとなります。企業側からすると、H1-Bビザの抽選如何によっては雇用を継続することができなくなるリスクがあるため、どうしてもインターナショナルの採用をためらってしまうというのが現状です。

しかし!学生がSTEM認定された学位を有している場合、OPTの制度における通常の一年間に加えて、二年間の就労期間の延長が可能となり、就労ビザがなくとも合計で三年間の就労が可能となります(但し、この延長の制度を利用するためには、企業においてSTEMに関係する役職に就いている必要があります)。

MBAを卒業してから少なくとも三年間は安定して就労できる上、毎年行われるH1-Bビザの抽選にも三回応募することができ、H1-Bビザを取得する可能性が高くなるということで、企業としても採用のハードルは大きく下がることになります。すなわち、このSTEM認定というのは、インターナショナルの学生のとっては非常に強力なアピール材料となります。
もちろん日本での就職を検討されている方や社費留学の方にとっても、科学分野やテクノロジー領域の重要性が強調される今日において、STEM認定された学位を有していることは大きな利点になるかと思います。

もともとキャリアサポートに関して評判の高いKelley MBAですが、この度のSTEM認定はさらなる追い風となります。受験生の皆さんが学校を選ばれる際には、是非とも参考にしていただけると幸いです。

STEM認定の詳細については、下記リンク(Indiana University 公式HP)をご参照ください。



Kelley関して質問等ございましたら、是非ともKelley在校生までお問い合わせください

IU・Kelleyの新型コロナウイルス感染症への対応

新型コロナウイルス感染症について、米国内及びインディアナ州における感染者が拡大しており、また、米国政府が国家緊急事態を宣言し、インディアナ州でも非常事態宣言が発出されたという状況等を踏まえ、Indiana University (以下、IU) 及びKelley School of Business (以下、Kelley)として以下の通り対応するとの方針が出されましたので、お知らせします。

IU全体の対応


春学期の残りの講義について、対面からオンラインへの移行
 IUでは各学期が前・後半に分かれています。2020年春学期の前半は既に終了していることから、春学期後半に開かれる全ての講義はオンラインで実施されることとなります。

オンキャンパスの住居の閉鎖
 学部生の多くが住んでいる寮などのオンキャンパスの住居については、学生の密集する状況を避けるため、閉鎖されることとなりました。
 これに伴い、オンキャンパスの住居に住む学生は原則退去し、家族の住む場所、あるいはサポートが適切に受けられる場所へ引っ越しすることとなります。

春休みの1週間延期
 IUでは、春学期の前半と後半の間に2週間程度の春休みがあります。
 2020年の春休みは3月22日で終わり、23日から春学期の後半が開始される予定だったところ、対面からオンライン講義へ移行するにあたり、教授が講義を再編成ための時間を確保するとともに、オンキャンパスの住居に住む学生が退去し、引っ越しを行う時間を確保する(特に留学生が自国に帰るための配慮)ため、春休みを1週間延期し、3月30日より春学期の後半が開始されることとなりました。

春学期終了まで大学で行われるイベントのキャンセルまたは延期

教授や各departmentのオフィススタッフのリモートワークへの移行

IU全体の卒業式のキャンセル (※3月21日追記)


Kelleyの対応
上記IU全体の対応方針を踏襲した上で、加えて、以下の対応が示されました。

GLOBASEの現地訪問のキャンセル
 GLOBASEとは、ブラジル・ガーナ・中国等、発展途上国の現地企業・団体へのコンサルティングプロジェクトです。
 春学期前半を使いクライアントとコンタクトを取りながら課題を明確化し、最終的に春休みの1週間を使って現地を訪問、課題解決のための提案を行う予定だったところ、現地訪問がキャンセルとなり、代わりに、オンラインで課題解決のための提案をクライアントに行うこととなりました。

春学期後半の海外交換留学のキャンセル
 春学期後半に、Kelleyの学生のうち希望者がドイツ・イタリア・香港 等の大学院へ交換留学をする予定となっていたところ、キャンセルとなりました。

Kelleyの卒業式のキャンセル
 5月に開催予定であったKelleyの卒業式についてはキャンセルとなりました。卒業式をオンラインで行う、あるいは別の時期に開催するといった代替案が現在Kelleyのオフィススタッフの間で検討されています。

オフキャンパスの住居に住む学生への対応
 Kelleyの学生はオフキャンパスの住居に住んでいるため、オンキャンパスの住居の閉鎖による影響は受けていません。
 そのような状況のもと、卒業後米国で働く予定のない2年生の留学生、及び今夏米国でインターンをする予定のない1年生の留学生については、母国へ帰国しても構わないこととなりました。


(上記は米国東部時間3月21日正午時点の情報です。新たな方針が大学より示された場合は追記します。)

2020年1月5日日曜日

Product Management Certificateリリース

Class of 2020のY.K.です。明けましておめでとうございます。2nd roundにアプライされる受験生の皆様は間もなくアプリケーションの締め切りですね。幸運をお祈りしております!

昨年、Kelleyが新たにProduct Management Certificateをリリースしたので、ここで紹介させていただきます。
https://kelley.iu.edu/programs/full-time-mba/academics/certificates.cshtml

Product Managementとは
Product Managementのポジションは様々な業界にてみられます。Product Managerは、1つのプロダクトについて収益性を確かなものとするため、企画や研究開発からマーケティングや販売戦略まで担います。責任も大きい上に、マーケティング、ファイナンス、サプライチェーンなど幅広い知識を必要なポジションです。それぞれの専門家と共に仕事をしつつチームとしてコーディネートしなければいけないため、大変な仕事ではありますが、その分やりがいも大きいのだと思われます。私の周りのマーケティングを専攻している生徒たちにもかなり人気のロールです。

どうしたらCertificateがもらえるか
ここで言うCertificateとは、Kelleyが学生に特定の分野のトレーニングを修了した、と証明するものです。つまり、KelleyがProduct Managementに特化してクラスを受けた生徒である、と認定をしてくれるようなイメージになります。

このProduct Management Certificateは特に追加の費用無しに、特定の授業を履修することで得ることができるので、Product Managerポジションを目指している方にとってはかなりお得になっております。私も残り数クラスで対象になるため、取ろうか考えているところです。

詳しくはKelleyのCertificateのページをご確認ください。

ご質問などございましたら、是非ともKelley在校生までお問い合わせください。
https://kelley.iu.edu/kjsa/contact/

それでは、本年もよろしくお願いいたします!

2018年3月26日月曜日

応用編 -「プライシングマネジメント」の自社ケーススタディ

こんにちは。Class of 2018のK.Lです。残り2ヶ月でMBAを修了することになりました。充実した最後のMBA生活を送ろうと奮闘する一方、今まで学んだことをビジネス世界でどう活かしていくか思いを巡らせているところです。今回は新しい試みとして、Kelleyの名物教授であるWalters (https://kelley.iu.edu/faculty-research/faculty-directory/profile.cshtml?id=WALTERSR) が教えたプライシングの授業で学んだことを応用しながら、自社で経験したPricingプロジェクトについて簡単に振り返りたいと思います。 

まず、プライシングマネジメントという授業について触れておきたいと思います。プライシングは日本語に直訳すると、価格設定ということになりますが、アメリカではストラテジーの一環としてかなり重視されています。会社によってはプライシング担当VPがついているところもあります。この授業もKelley在校生の殆どが受講するという人気ぶりです。内容としては、プライシングの戦略位置付け、価格弾性の測定と応用、価格を通じた商品やサービス価値のコミュニケーション、新規商品の価格設定等があります。教授は教鞭を執る一方、米国大手企業のコンサルティングも多数手がけてきているため、内容の説得力も高いと思います。授業形式はレクチャーとケースを組み合わせですが、クラスの全員の参加を求めるスタイルです。また、教授ご自分で開発した使いやすいツールも多用されており、かなり役に立つ授業ではないかと思います。

 さて、これから本題に入ります。2014年から2016年にかけて弊社(住宅設備メーカー)はある一流コンサルティング会社を雇い、利益率の改善を狙ったプライシングプロジェクトをスタートさせました。柱となった施策はカタログ価格改定と客別価格交渉になります。カタログ価格の改定により、コントラクターや特約店ではなく、住宅を購入するエンドユーザーにも値上げをお願いしました。一方、客別価格交渉を通じて、収益性の低い顧客(コントラクター、工務店)に対して、商品別の値上げを求めました。 しかし、残念ながら、収益改善は思った通りに実現できず、いつの間にかプロジェクトは中止することになってしまいました。プライシングマネジメントの授業を思い出しながら、下記いくつか反省点としてまとめてみました。一見、明らかなことばかりですが、短期の業績のプレッシャーやリーダーシップの取り方によってマネジメントに見落とされがちなものでもあると思いますし、将来的に自分がリーダーの立場でこうしたプロジェクトに取り組むこともあると思われますので、自戒の意味を込めて振り返りました。


 1. 戦略策定


プライシングマネジメントの授業のなかでも、マクロ経済環境や競合相手の動向を十分研究や予測してから、プライシングプロジェクトの内容とタイミングを検討すべきだと教わりましたが、残念ながら、こうした要素が成果を急ごうとした過程のなかで弊社では見落とされたのではと思いました。 


マクロ環境

2014年ごろはデフレ脱却を目指したアベノミクスの宣伝が盛んになっていたなか、日本中の小売企業が相次いで値上げに踏み切り、大きな話題になっていました。確かに、マクロ環境としては価格改定を行いやすい時期ではありました。しかし、一つ見落とされていたのは弊社が置かれていた住宅産業の特殊性でありました。消費税増税の直後ということもあり、住宅産業では駆け込み需要が一巡し、需要が低迷していました。こうしたなか、人生で一番高い買い物と言われる住宅の購入を刺激するために、各住宅メーカーが少しでも安く価格を抑えようと、しのぎを削っていたところですが、弊社の値上げ決断は顧客の努力を台無しにすることになってしまいました。


自社状況

前年度の大雪による工場への被害で主力商品が欠品していたため、半年間以上顧客に迷惑をかけていました。顧客の協力があったからこそ、早い段階で回復できたということも言えます。落ち着いたところで顧客に値上げを要求するのは営業担当の私としても理解しがたいことでした。 競争の動き 弊社社長が住宅産業全体の活気を取り戻し、変革をもたらそうと価格改定の意味を強調しましたが、追随する競合メーカーは1社もなく、顧客に理解されにくい値上げとなりました。 




2. コミュニケーション


プライシングマネジメントの授業では、価格改定などを行った際、「社内外のコミュニケーション」や「ロードマップの明示の重要性」をコンセプトとケーススタディを通じて学びました。特に印象に残ったのは、値上げを顧客にお願いする際、分かりやすい形で価値を再訴求する必要があるという教授のコメントです。価値と価格をビジュアルに比較できるツールまで用意されました。 


社内

弊社トップマネジメントの社内発信は一回のみで、社員をモチベートする為にも持続的な発信やコミュニケーションも必要だったのではと思いました。プライシングプロジェクトの意味やロードマップ等がはっきりしないまま見切り発車した結果、各担当部門はゴールが見えないまま、動き回っていました。また、より早い段階で成果を出すためにも、最前線にいる顧客と接する営業担当に対してもベストプラクティスの共有や横展開活動なども増やすべきではないかと思いました。


社外

価格改定(値上げ)は急遽決まり、マネジメントがスピード感を持ってニュースリリースを行いましたが、大手顧客への事前通知は不十分で、顧客社内の混乱や価格改定への抵抗を招いたこともありました。 




3. 実行


商品選定

プライシングの授業の中で、Heavy Hitterという概念があります。いわゆる売れ筋商品トップ10の商品は全売上の70〜80%を占めるという経験値です。弊社も似たような状況ですが、価格改定はほぼ全商品に渡り、社内外に多大の負担をかけたことになりました。トップ10の商品の中で、利益率改善の余地ある商品を特定し、それらだけに対して価格改定のお願いをすれば、より早く結果を出せたのではないかと思います。売上データを活かして、商品ごとの価格弾性を測定すれば、価格を少し下げると、より沢山売れて、利益額が増える商品もあったのではないかと思いました。値上げだけだはなく、値下げもセットになるとよりプライシングの納得性が高いと教授の教えは未だに鮮明に覚えています。


実行組織

本部にプライシング部を設置し、各支社にもプライシングマネジャーが設置されましたが、プライシングマネジャーの役割が本人と支社にきちんと伝わっていませんでした。結果としては、プライシングマネジャーは値引き申請書の完成度を気にしすぎて、戦略的に考えることもできず、支社営業に嫌われる存在になったこともありました。この授業のケーススタディーでも似たような事例が取り上げられていたので、実行組織についてもっと工夫すべき点があるのではと思いました。 



以上、プライシングマネジメントで学んだことを活かしながら、今まで営業担当として取り組んでいたプライシングプロジェクトを振り返ってみました。勿論、取り上げた内容はプライシング授業の一部に過ぎず、今後のキャリアにおいて何度も振り返り、活用できる内容もまた沢山あると思います。また、前回のプロジェクトでは私は意思決定者の立場ではなく、一担当として取り組んでいましたが、今後のキャリアがステップアップしていく中で、今回の学びを活かす機会が増えていくのではと思います。

2017年1月29日日曜日

KelleyとSPEA

こんにちは、T.I. と申します。
私は、他の皆さんのようにMBA Candidateではなく、インディアナ大学のSchool of Public and Environmental Affairs (SPEA)に通うMPA(Master of Public Affairs) Candidate のClass of 2018です。日本で言うと、公共政策大学院の1年生に相当します。

なぜ私が登場したかというと、私も日本人MBA生のコミュニティに混ぜてもらっているからです。
私は昨年6月に渡米し、夏のIEP(Intensive English Program)で日本人MBA生に出会い、今に至ります。今のところ授業で交わることはないのですが、日本人が比較的少ないブルーミントンにおいて、心強い仲間として、時折、食事、情報交換や催しなどで一緒に活動しています。

という流れで、私もブログを書いてみないかと、いうお誘いをいただき、SPEA生から見たMBAや、私から見たアメリカやブルーミントンでの生活、そしてSPEA自体についてお話できればよいなと思っていますので、よろしくお願いします。

今回は私の書く最初の回なので、まず簡単にSPEAについて紹介してから、SPEA生から見たKelly(1学期)の印象を書きたいと思います。

1.SPEAについて

他のMBA生から、MBAを考えている方でも、Publicの方面に関心がある方もいらっしゃると聞いています。そういう方には、SPEAは大きな選択肢になるのではないかと思います。
インディアナ大学ブルミートン校のSPEAは、ハーバード大学のケネディスクールやコロンビア大学のSIPAに比べると、地味で日本人にはあまり知られていませんが、Public Management やNonprofit Management、Public Finance を中心に高い評価を受けていて、2016年発表のU.S. News & World Report's Best Graduate Schools rankingsで、公共政策大学院としては、全米1位を獲得しました(同率1位にシラキュース大学、3位にケネディスクール)。
 私はNonprofit Management とEconomic Development を専攻しているのですが、他の公共政策大学院と比較しても、コースが多様でかつ、本学が発祥又はリードしてきた分野もあるなど、充実している印象を受けます。
 そのような中、この1月に新校舎が完成し、外見・内実ともに勢いに乗っているのではないかと思います。授業内容等についても、時折このブログで触れられればと思っています。
c.f. SPEA Website: https://spea.indiana.edu/index.html



These pictures were retrieved from
http://inside.indiana.edu/features/photos/2017-01-11-paul-h-oneill-graduate-center-dedication.shtml on 1/28/2017.

2.SPEA生から見たKelley(1学期)

KelleyはPrivate Sectorを扱っており、Public Sectorを扱うのがSPEAというのが一番簡単な線引きですが、前述のとおり、時折MBA生と情報交換等をしているので、同じ大学といえども、KellyとSPEAとで違いを感じることがあります。
 私が、この約半年で気づいた最も大きなものはKelleyは「最初の1学期のチーム制が徹底している」ということです。
 他の方が書かれていますが、Kelleyでは5人一組になって最初の学期を過ごします。その間、全てのコア(必修)科目において、チームごとに並べた座席が固定され、チームでケースコンペティションや、約3分の1のassignmentをこなすことになります(c.f. J. L.さんの記事)。
 これ、SPEAには少なくともありません。最初の学期では、約10~20人のCohortというのが組まれるのですが、チームというか、「同じ必修を受ける仲間」という感じで、そのCohortごとに授業の何かに取組むと言うことはまずありません。席も自由なので、いろいろな人とGroup Discussionができる一方、Kellyのように強い共体験をすることはありません。
 この点、留学生でもネイティブ学生との強い結びつきができるKelleyのチーム制は、うらやましく感じるときもありました。私も、チーム制ではないですが、夏にSPEAが主催するMath Campという数学の講習があり、その頃に仲良くなったネイティブ学生は、今でも頼りにしています。もちろん人間ですので、合わないチームメイトがいることもあると思いますが、最初の頃に結びつきのできた友達は、(その後授業が分かれても)2年間の留学生活をより充実させてくれるものだと思います。

3.終わりに

こちらでも定期的にブログを書いていきますが、SPEAについて何かご質問があったら、Kelleyの質問同様、https://kelley.iu.edu/kjsa/contact/ までお願いします(現状、SPEAの日本人は私しかいないですが、少なくとも私が滞在する予定の2018年5月までは回答は可能です)。

2017年1月14日土曜日

夏の寮体験

こんにちは。class of 2018のJ.Kです。
温泉にでもゆっくり入りたいなーと思うぐらいブルーミントンも寒くなってまいりました。(もちろん温泉などブルーミントンにありませんが…)

1月9日より春学期も始まり、1年生にとっては、コアチームやクラスメイト以外と初めて授業を受けたり、SPEA(公共政策学院)の生徒とGLOBASEでプロジェクトを進めたり、新鮮な毎日です。授業の内容も昔コアだった必修科目以外は、内容もレベルが高いものが多く、濃密な日々を過ごしております。コアに比べ授業の数も相当減り、クラスメイトと会う機会も減って少し寂しいですが、自分がMBA期間中に得たいものを改めて確認しながらしっかり残り1年半学んでいきたいと思います。

さて、今回は2016年6月-7月末に私が体験したインディアナ大学の寮生活について、触れたいと思います。

私は社費派遣のため、お金の面では困らない反面、様々な制約が会社からありました。セットアップに関して言えば、ホテルに泊まりながら家を探してはならない、寮等の大学施設に泊まりながらセットアップを行い、セットアップが完了してから家族を呼ぶことが決められておりました。会社といろいろ相談した結果、IUのAshton寮でスタートアップをすることが決まり、家族を日本に残し、単身渡米し、寮生活を始めました。
値段ですが、8weeks planの場合、寮費は$1218.25で、寮費とは別に$450か$650の食堂や売店利用券を必ず買わなければなりません。(2016年当時の情報です。最新情報はホームページをご覧ください。)
部屋の様子は、下のような感じです。

部屋には備え付けのベッド、机、棚、そしてクローゼットもついており、また寮の中には共用の冷蔵庫・キッチン、24時間使えるパソコンとプリンターもあり、かなり快適でした。アクセスに関して言えば、徒歩10分で図書館にいけ、IEPへの校舎も歩いて20分の距離にあります。また寮生と交流できるBBQパーティーも企画されており、自分とは違う学部生の学習状況や就職に対する考え方を学ぶことができ、大変楽しく過ごせました。
食堂はフードコートになっており、朝はしっかり朝食メニューが提供され、昼になるとイタリアン、ハンバーガー、中華、チキン、さらにヨーグルトアイスとバラエティー豊富なメニューがたくさん出ます。売店にも日替わりスープやサラダバーがあり、選択肢が豊富でおいしく健康的に過ごせました。
(上が売店、下2枚が食堂です。食堂は100人ぐらい収容できてかなり大きいです!)



8週間という短い期間でしたが、30歳を過ぎてから学生に混じって寮生活をできたのは非常に新鮮で良い経験でした。

※IUの場合、寮で暮らせるのは、学部生のみのようです。MBA生でオンキャンパスに住んでいる生徒は、寮ではなくアパートメントに暮らしております。その点も含め夏休み期間だけですが、寮に住めたのは本当に貴重な経験でした。

2015年2月12日木曜日

Guest speakers

皆様こんにちは。Class of 2016のS. M.です。

Kelleyといいますと、プログラムが良く教育の質が高い、といわれていますが、今日は授業以外の学びの機会を紹介します。課外活動について当ブログにはアカデミーGLOBASEクラブケースコンペティション他校への交換留学などの記事がありますので是非参照して欲しいのですが、当記事ではゲストスピーカーについて私が聴講する機会のあったものを紹介します。

Business Responsibility in Emerging Market

コカ・コーラの中東北アフリカ担当副社長がKelleyを訪問し、コカ・コーラのマーケティング、ブランディングおよび社会貢献について、事例を紹介しながら講演しました(Kelley Association of Women MBAsによる紹介記事)。印象に残っているのは、一企業のブランディングキャンペーンであっても、やり方次第で政治的・社会的に大きなインパクトを残せるという事例です。インドとパキスタンの両国は歴史的・政治的な緊張関係がありますが、コカ・コーラは特殊な自動販売機を用いて両国の人の気持ちを通じ合わせることに貢献し、それと同時にOpen Happinessというブランディング・メッセージを伝えることに成功しています。また、製造工程で水を消費する企業であるため、ボトラーを設立する際には、周辺地域の水環境の整備にも協力しているなど、profitabilityとcommunityを相互に強め合う考え方を学ぶ機会になりました。


Coca ColaのSmall World Machinesキャンペーン

Strategy follow-up sessions

コアの企業戦略の授業では、授業で取り上げたケースに登場した人物あるいは関連する人物を招いたfollow-upセッションが開催されました。特に面白かったのはゲーム機のセガのケースで取り上げたセガUSAの副社長のセッションです。ケースに登場した本人が、その当時の様子を振り返りながら、ケースの文章からだけでは分からない社内の雰囲気などを生き生きと語ってくれました。事実やデータだけでは決して見えてこない実際のビジネスシーンを知ることができるので、他のケースを読む時にも、それぞれの意思決定の背景で何が起きたのかが想像できるようになり、良い勉強になります。他にも、ワイナリーのケースでは中西部で成功しているオリバーワイナリーの経営者、ディズニーのケースではディズニーのマーケティング担当者を招いたセッション等が開催されました。

Latin American Conference

ラテンアメリカというとどのようなイメージを持ちますか。高成長のエマージングマーケットというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、そう単純でもない、といった話をfacultyや企業でラテンアメリカ地域を担当された方が講演しました。例えば、ラテンアメリカのGDPの平均成長率は年6%ほどであり、アジア新興諸国と比べるとそれほど高くありません。そしてコモディティの輸出に頼った経済であるため、コモディティ市場の影響が大きく安定した経済運営ができていません。さらに政策面で未成熟なところがあり、経済が不安定な傾向が強いこと、地理的には均一ではなく、旧ポルトガル入植地とスペイン入植地で文化や産業が異なることなど、普段の授業では米国企業を中心としたビジネスを学んでいるため違った視点を学ぶ機会になりました。

The Healthcare Industry from the Perspective of a Pharma.

研究開発型の製薬企業であるEli LillyのCPO(Chief Procurement Officer)が来訪し、製薬企業はどのようにビジネス環境を分析しているのか、長期的な企業戦略をどのように立案しているのか、について講演しました。製薬企業の役割は大きく分けると医薬の開発と供給になるわけですが、開発においては16年と非常に長期にわたって大量の人材と資金が必要であるが成功率が非常に低くリスクは高いため、供給においては規制当局・医師・保険会社・患者が複雑に絡み合い、製造の可否、対価の支払い、商品の選択を異なるステークホルダーがするため、ロングタームの戦略が重要になるとのこと。そのため、社内では戦略立案に先立ちマクロ環境分析を詳細に行っているとのことでした。製薬業界について知見を広めるとともに授業で学んできたフレームワークを実際に適用している事例を学ぶ機会になりました。


…いかがでしたでしょうか。授業や課題を通してビジネススキルやリーダーシップスキルを磨くだけではなく、学生という立場を活かしてビジネスに関わる人の話を聞き、自分ならどうする、と考えを深めるチャンスが豊富に用意されている、というMBAの良さが伝われば幸いです。

2014年2月18日火曜日

Israel program(後編)

みなさん、こんにちは! Class of 2014のH.Mです。卒業が目前に迫り、複雑な心境で日々過ごしております。。
今年の冬は厳冬で気温もマイナス10度を下回る日が多く、また雪も例年に比べて多い気がしています。ただ、今週の後半からはかなり暖かくなるとの予報が出ており、このまま春が来てくれればと思っています。

さて、前回の投稿(年末)ではイスラエルプログラムの前編として、プログラムが始まるまでのバックパック旅行記を記載しましたが、今回は具体的なプログラムの内容についてご紹介していきたいと思います。


プログラムは全9日の日程で、元旦からスタートします。日本人としては年明けを3日ほどまったりと祝いたいところですが、そういうわけにもいかず午前から夕方までこれでもかと有意義なプログラムが組まれています。

【1日目】
・Israel at a grance:イスラエルの簡単な成り立ち、歴史
・Orientation tour at university:テルアビブ大学の簡単な紹介
・Cross cultural training on Israeli culture
・Israel and the Arab Spring

初日ということもあり、イスラエルの歴史や文化、また最近のアラブの春についての講義です。イスラエルがこれまでに経験した独立戦争や中東戦争や、ヨーロッパ諸国との関連など、イスラエルを理解するうえでの簡単な知識を習得することが出来ます。
夜はwelcome party dinnerで一緒になった他校の生徒と夜遅くまで楽しみました。

【2日目】
・HiTech industry in Israel
・New media entrepreneurship
・Entrepreneurship and innovation
・Jaffa tour

2日目から具体的なビジネスのトピックに移ります。イスラエルの起業カルチャーを有名にしたHiTe
ch industryの成功事例や、今後のトレンドなどKelleyにはないタイプのレクチャーだったので目から鱗でした。
そのほか基本的なstart upのサイクルや資金調達についてのレクチャーもありました。夕方からはTel Avivの旧市街地であるJaffaの観光でした。夜にJaffaのからのTel Avivの海岸線と街の夜景はまさに絶景でした。

【3日目】
・VC industry in Israel

起業と並び非常に活発なIsraelのVC industryについて学びます。なぜイスラエルでVCがこれほどまでに活発になっているのか、その背景がよく分かりました。
また、この日は金曜日にあたるため、安息日で講義は午前で終了、午後及び土曜日は休みとなります。
休みを利用して大半のクラスメートは死海ツアーに参加していましたが、私はプログラム開始前に行ったこともあり、地元のツアーに参加しエルサレムとベツレヘム観光に行ってきました。

【5日目】
日曜日ですが、休みではないため授業再開です。この日からビジットが始まります。
この日はイスラエルでもっとも規模の大きい会社である製薬会社のTevaにcompany visitしました。Tevaの現状、歴史、今後の戦略についてディスカッションをし、その後製造ラインを見学しました。午後はイスラエル起業のケーススタディでTevaともう1社のスタートアップを題材としたケースを通し、主にストラテジーのフレームワークについて学びました。

【6日目】
この日はStart up companyへのビジットです。Bio Medicalに関連するHi TechのスタートアップとITスタートアップをvisitしました。ビジネスアイデアはもちろん、起業家の方とディスカッションは起業家としてのパッション、価値観、リスクテイキングなど、MBAでの環境と一味違う刺激を受けることが出来、とても新鮮でした。
午後はキブツコミュニティ見学をしました。これもイスラエルのユニークな側面であり、とても興味深かったです。

【7日目】
・Entrepreneurial experience
・Clean Tech industry
・Panel discussion

この日は実際の起業でどのようなプロセスを通じて起業を形作っていくのか、失敗についてどのように向き合うかというレクチャーから、Clean tech industryのトレンド、スタートアップ、午後はVC及びEntrepreneurそのパネルディスカッションでした。
このプログラムではイスラエルらしく、レクチャーをする教授は全員何かしらの起業経験を持っています。ですのでその内容は単なる講義にとどまらず、非常に実践的で内容も面白いのが特徴です。

【8日目】
・Tour to Bnei-Brak
・Social entrepreneurship
・Defense sector

この日は午前中にキブツと並んでもうひとつのユニークなコミュニティがあるBne--Brakを観光しました。シルクハットをかぶり特徴のある服装をしている人たちがいるのですが、彼らのコミュニティの成り立ちやルールについて知ることが出来ます。日本やアメリカでは考えられないコミュニティでとても面白い経験でした。

その後、女性の独立を促す起業家を訪問し、午後はイスラエルのイノベーションとは密接な関係にあるDefense sectorの現状やsocial entrepreneurshipについて学びました。

【9日目】
最終日はエルサレムへの1日観光です。主要な観光スポットを回ります。



以上、ざっとではありますが、イスラエルプログラムのご紹介でした。
トピックをみてもお分かりいただけるように、イスラエルの文化や背景から起業、VC、さらにはイスラエルで活発なHi Tech、Clean Techといった近年の動向まで知ることができ、またビジットやパネルディスカッションというプラクティカルなスケジュールも豊富に組まれておりバラエティに富んでいることがお分かりいただけるかと思います。

ややレクチャーが多いと感じましたが、どのレクチャーもKelleyのレクチャーとは違い、とても新鮮でした。個人的にはMBAで型にはまった価値観とはまた違った世界に触れることが出来てとてもいい経験になったと思います。

Kelleyではイスラエルのほかに10日間から2週間程度の海外プログラムが豊富に用意されているため、このようなプログラムに興味をお持ちの方にとってはKelleyはとても魅力的だと思います。

2014年1月1日水曜日

新プログラム:イスラエルプログラム


皆様、明けましておめでとうございます!前回に引き続き、Class of 2014のH.Mがブログをお届けします。
2013年度中の更新をしたかったのですが、残念ながら日本はすでに年が明けてしまいました。私が今ブログを書いているのはイスラエルのテルアビブのホテルなんですが、まだイスラエルは年を越していないため、(よってアメリカもまだ2013年です。)年内の更新ということでご容赦ください。

さて、前回に引き続き私がブログを担当させていただいたのは、今年から新しくKelleyが開始したプログラムであるイスラエルプログラムのご紹介のためです。
これまでブログでご紹介してきたとおり、Kelleyでは数多くの海外プログラムに参加することができます。そこに今年からイスラエルについて学ぶプログラムが加わることになりました。

当プログラムはいわゆる海外交換留学プログラムのような長期的なプログラムではなく、10日間の短期プログラムです。イスラエルはいまや数多くのスタートアップ企業を生み出す起業国家としてとても有名ですが、10日間のこのプログラムではイスラエルにおけるアントレプレナーシップについて学ぶことができます。具体的にはイスラエルにおける起業のケーススタディやスタートアップへの会社訪問(私が参加するプログラムによると、High-Tech系のベンチャーへの訪問が予定されています。)、そのほかエルサレムへのデイトリップも含まれています。Tel Aviv大学のビジネススクールがホストとなってこのプログラムを運営しており、Kelley以外のビジネススクールも参加しています。

プログラムは日本人にはつらい元旦からのスタートですが、MBA Officeによると夏休みの5月ごろにも開催されるとのことで、こちらの時期のほうが人気がありそうです。

現時点ではまだプログラムがスタートしていないので、プログラムについてご紹介することはできません。ですが、せっかくイスラエルについて学ぶまたとない機会なので、私は冬休みに入ってからプログラムが始まるまでイスラエル旅行をしてきました。今回はプログラムご紹介の前半戦として、あまり関係ないですがイスラエルについての簡単なハイライトを写真とともにご紹介したいと思います。

・テルアビブ
イスラエルの玄関口。イスラエルの首都はこのテルアビブかエルサレムとされています。(議論あり。)普通に大都市ですが、けっこうごちゃごちゃした感じです。テルアビブの一区画は世界遺産として登録されています。             
イスラエルでももはや日本のアニメ、マンガは人気ですね!
ちなみにかばんを見せてくれた彼女さんはかばんの「銀魂」
と「スケットダンス」以外にも「進撃の巨人」、「鋼の錬金術師」と、
「黒子のバスケ」がお気に入りのようです。
  
 
テルアビブの南側にある高層ビル群。この
白枠は夜になると光りとてもきれいです。
 
・エイラット
エジプト、ヨルダンとの国境に近いイスラエルの南端にあるリゾート地。紅海に面しておりサーファーにはあこがれの地のようです。イスラエルは冬でも気温が20度近くあり南に位置するエイラットはさらに暖かいため、冬でも海に入って泳いでいる人がいます。
                                    
ヨルダンとの国境。謎の人形。
紅海に面したエイラットはリゾート地でとても有名です。
12月末でも気持ちのよい暖かさでした。
 
・ぺトラ(ヨルダン)
エイラットからヨルダンの国境までは車でものの数分。そこからバスで約1時間半程度で有名なぺトラ遺跡まで行くことができます。自然の地形をうまく利用してできた王国の遺跡は圧巻です。
                           
ぺトラに入るまでの道。まさに自然の要塞です。何千年にも
わたる風と雨の浸食で出来た隙間だそうです。
ぺトラ王国の入り口であった壮大な門。一つ
の岩をくりぬいて造られたというのが驚きです。
 

・死海
世界でもっとも低い海抜に位置する湖。塩分が非常に高いことから、自然に体が浮き上がる浮遊体験を経験できます。私も年末の寒い時期ですが難なく水につかることができ、浮遊体験をしてきました!
12月下旬でも泳げます!塩分が非常に高いため、海岸沿いの岩は塩の結晶で白く固まっています。


・エゲブ砂漠(ミツペ・ラモン)
イスラエルの中部に位置する巨大な砂漠。地球のへそといわれているラモン・クレーターと、そこから広がる壮大かつ無味乾燥な砂漠はまるで月にいるかのような感じでした。

                             
ラモン・クレーター。壮大です。
ラモン・クレーターその2.この中を遠く一本の道が走っています。
それにしてもこのような景色を見ているとイスラエルが不毛の大地
であることがよく分かります。



・エゲブ砂漠(アブダット国立公園)


アブダット国立公園からバスで10分ほどのところにある、イスラエルを建国したベングリオンとその妻の墓。
ここから近い場所にあるキブツには、ベングリオンが引退後に晩年住んでいたという家も残されています。
ぺトラ王国を含む中東地域における交易ルート上に栄えた都市の遺跡
ちょっと写真が悪いですが、砂漠のど真ん中に現れた古代商行ルート上の
要として栄えた街の遺跡です。教会や公共浴場、ワインの貯蔵庫なども残されています。
 

イスラエルはベンチャーキャピタルによる投資額が対GDP比では世界一となっており、NASDAQ登録企業数としてもアメリカ、カナダを除く外国ではもっとも多い国となっています。人口が1千万人にも及ばず、国土としても日本の四国程度の大きさしかない、しかも国土のほとんどは資源に乏しく、緑の育たちにくい大地でありながらここまで力強く成長してきた源はどこにあるのか、もちろん歴史的な背景も重要な意味を持っているのですが、なぜこれほどまでに起業家が多く輩出されるのか、また将来にわたってこれは維持されていくのか、皆さんも興味がわいてきませんか?イスラエルは中国やインドとはまた違った意味で現在世界経済に台等している国であり、中国やインドには無いユニークな面がたくさんあると思います。
ビジネス以外においても、上記のような広大な自然、遺跡やいうまでもなく3宗教にとっての聖地であったり、キブツと呼ばれる社会主義コミュニティに似た共同農業活動団体の存在、兵役義務など、とても面白い要素がたくさんある国だと感じました。

イスラエルに俄然興味をもたれた方はぜひKelleyにいらしてください!

そのほかイスラエルのプチ情報;

・軍服を着た兵役についている若者をやたら見かけました。女性もかなりいます。
・ハイテク先進国だけあり、都市間を移動する中、長距離バスはWifi完備と非常に便利です。USBの差込口まで設置している徹底ぶりには感動しました。
・物価が高い。。
・実はパンがけっこうおいしく、パンを袋に詰めて量り売りをしてくれる店がたくさんある。

2013年4月15日月曜日

Takeaways



Class of 2013TYです。4月も残り半月となり卒業までついに3週間弱となりました。あと1ヵ月もすると約2年間離れた日本(そして職場)に舞い戻ると思うと不思議な気持ちになります。

なお、卒業式を目前に控えすっかり春めいてきたBloomingtonには今週、Dean’s Council(日本流に言うと、学部長の諮問会議でしょうか) メンバーの伊藤様が日本からブルーミントンに年1回の会議のために来訪されました。この会議は来年以降のKelley School of Businessの大きな運営方針(入学定員、カリキュラム、重点施策など)についてKelleyDeanCouncilがディスカッションする場のようで、いまこのブログを読んでいただいている受験生の方にも大いに影響のある会議です。その公式会議の終了後、伊藤様には在校生の自分たちとも意見交換の場を設けていただきました。伊藤様は、ケリーにてMBAを取得後、派遣元企業(日本の某大手電機メーカー)の米国法人代表まで勤めあげられた方で、同じく社費派遣MBAである自分にとっては卒業後のキャリアとして目標とするべき方の一人だと思うのですが、そのような方がケリーの諮問会議メンバーに参画して、日本とケリーとの架け橋を務めていただいていることに在校生として非常に心強く思いますし、自分自身も卒業後にKelleyとのネットワークを何らかの形で保ち続けていきたいと改めて認識をした次第です。

 意見交換会での記念写真




さて、若干前置きが長くなりましたが、前回の私の本ブログ投稿ではこれからMBAに入学される新入生の方がKelleyMBASurviveできるかという入口の視点で話をしましたので、今回はいま私がまさに立っている出口(卒業時)の視点でケリーで何を得ることができたのかという話をしたいと思います。すでに何人かの同級生がそれぞれの視点でMBAプログラムのTakeawaysを語っていますし、それらは必ずしも一致するものではありませんが、あくまで私なりの意見として読んでいただければ幸いです。

Full-time MBA2年間のTakeaways
前提条件として私のバックグランドを簡単に説明しますと、学士では経営を専攻、入社後10年で社費留学、会社でのキャリアは営業3年、経営企画5年、マーケティング2年という感じなので、ある程度ビジネススクールで学ぶことは留学前に知っている(いた)という状況と考えてください。

·         ビジネスを分析するための引き出しが増える
マーケティングを専攻して感じたのが、日本でマーケティングを大学で学び、実務で取り扱っているときよりも圧倒的に定量的(数的)にマーケティング効果を分析し、施策の絞込みをするための手法を学ぶことができたと思います。日本では調査会社などに任せっぱなしだったマーケット調査結果の分析なども、その分析手法の持つ意味をきちんと理解してより適切な分析ができるようになったと思います。とはいえ、ビジネススクールでは多くの手法を網羅的に学ぶため、ひとつひとつの分析手法への掘り下げは実務とは比べものにならないくらい浅いので、そこは自分なりに実践を通じて深めていく必要があります。それ故に「引き出し」と書かせていただきました。

·         外国人に対するリーダーシップの取り方
そして、アカデミックなこと以上に大きな収穫だったのはやはり、日常的に外国人と英語でコミュニケーション(グループワーク)をし、リーダーシップをとる訓練がたくさんできたことだと思います。詳しくは後述しますが、社会人経験が10年の自分に比較すると周りの同級生はどうしてもビジネス経験が少なめなため、グループワークでも自分が積極的にリーダーシップをとらないといつまでもゴールにたどり着かない(結果、家族と過ごす時間が削られる!)という局面が多々あります。一方で前回のブログの投稿でもコメントしたように、私を含め純ドメスティックな日本人学生は強烈(といっても過言ではない)な英語力のハンディキャップをもっているので、いかに他のチームメイトに自分の意見に共感してもらい、彼らの強みを生かして最終的なアウトプット(プレゼンやレポート)をいいものに仕上げるかということも決して生易しい作業ではありません。自分なりにも少しでも上手くグループワークを進めようと事前準備も含めて試行錯誤を重ねた結果、チームメートの国籍・人種に応じたパーソナリティも把握した上で、上手くリーダーシップを取るテクニックが2年間でだいぶ身についたように思います。このことは、特に社費MBAの場合、卒業後に海外拠点で現地社員をまとめるマネージャーとしてアサインされることもあるかと思うとても重要なスキルではないかと思います。(私の場合はまだ卒業後の職務は分かりませんが。。。)

·         国際的な人的ネットワーク
これに関しては今の時点で「人脈」といえるほど強固なものかは少し疑問ものこりますが、少なくとも卒業後に世界中に散らばった友人から現地の生の情報をゲットできるだけのネットワークは構築できたと思います。これからは、お互いが切磋琢磨してキャリアアップをしていくなかで、そのネットワークが貴重な「人脈」に成長を遂げるのを期待したいと思います。また、今後は実務で困ったことがあった時にKelleyの教授陣にちょっとしたアドバイスをもらうこともできるだろうと思います。

·         外国での暮らし方
タイトルに書くと若干当たり前すぎますが、海外旅行程度しか海外経験のない人間にとってはとても重要なことだと思います。海外MBAに来るまでは、海外赴任といわれたら果たして外国で暮らしていけるか精神的に不安な部分はぬぐえなかったと思いますが、2年間の海外生活でとりあえず、明日、海外で働けといわれても「何とかなる」という自信が身についたと思います。

·         バイリンガルな娘、日本語がしゃべれない息子
これは多分にプライベートなTakeawayかと思いますが、5歳になる愛娘がしっかり英語と日本語を理解できるようになったのはとても良かったと思います。卒業後、日本に帰ってもなんとかその力を維持してあげたいものです。(緒先輩の話を聞いているとなかなか難しいみたいですが。とりあえず娘の大好きなディズニー映画は英語縛りかなと妻と話しています。)一方で1歳の渡米時から日本語と英語をどっちつかずに浴び続けた3歳の息子はなかなかしっかりした言葉を話し始めないので若干心配ではありますが。。。

(注意点)海外のビジネススクールに来る前に知っておくべきこと
一方で渡米前にMBAに抱いていた希望と現実にギャップがある部分も少なからずあります。これからMBA留学(特に入社10年前後で社費派遣)を希望する方はぜひご一読いただいて、渡航の是非(!?)を再考していただけると幸いです。

·         日本でも学べること(すでに知っていること)は少なからずある
これは自分自身のバックグランド(経営学)を考慮するといたし方ない部分もあるのですが、MBAそのものが全く経営のバックグランドがない人も卒業後にはマネージャー候補に育て上げることを意図したプログラムであるため、すでに日本で学んで来たこと、実務で使っていた知識などを再度学習するといったロスが少なからずあったという印象です。とはいえ新たに学んだことも沢山ありますし、そもそも英語で学ぶことにより、英語圏の人とビジネスをする際には再学習した知識(英語での用語)が生きると思いますので、完全に無駄な作業というわけではないですが。

·         ビジネススクールの大きな要素は就職活動
当たり前のことですが、ビジネススクールにくる学生の大半(9割方)は私費学生です。故にビジネススクールは就職支援に非常に大きなリソースを割いていますし、他校のことはあまり分かりませんがKelleyでは実際に参加を必須とされる就職関連のアクティビティも少なからずあります。これらのアクテビティは私費の学生にとっては大変すばらしいリソースなのですが、一方で社費の学生にとっては就職活動は縁がない(むしろ数年間、転職を禁止されるケースが大半かと思います)です。また、アクテビティへの参加が免除されるケースもありますが、私費学生の日ごろの大きな関心後とは就職活動なので、彼らの話題の蚊帳の外にいることに居心地の悪さを覚えることが時としてあることも否定できません。

·         社費MBAはキャリアアップの機会ロスにも注意
私費の学生にとってはMBA留学は大きな支出(リスク)がある一方で卒業後に新たなポジションを得る大きなチャンス(リターン)かと思います。一方で社費の学生にとっては仕事が見つからないリスクはないものの、MBA留学をしたからと言って即座にキャリアアップが果たせるわけではないケースが大半ではないかと思います。さらには30歳前後の一番仕事に油が乗った時期にラインから外れて留学をすることは、同じ職場で働き続けていたら得られたかもしれないキャリアアップ(昇進)の機会を逃すことになるかも知れません。しかも、留学候補生に選ばれたタイミングから留学開始までの約1年半についても、テスト勉強・出願エッセイの作成などに忙殺されることになりますので、本来の業務に100%コミットすることはなかなか難しいと考えるとキャリア的には実質3年半の空白が生じる可能性もあります。もちろん、これはそれぞれの会社の社風、ビジネス内容、社内制度、個々人の準備状況によっても状況は異なると思いますが、社費留学を志望する方は社内で過去に留学をされた方などから、ご自身の会社での情報収集を積極的にされたほうがいいと思います。

·         社費MBAは年寄り。。。
私の場合(入社10年)は特になのですが、日本人(+韓国人)社費留学生は総じて他の同級生と比較して年齢が高めです。これは、ある程度職務経験を積んだ人材を留学候補生に選んでいる場合、どうしても避けられないことかも知れませんが、一方でアメリカ人学生には職務経験3年程度という学生がゴロゴロしていますので、いやが応にもジェネレーションギャップを感じることになります(笑)。もちろん、彼らを将来の部下(現地法人に赴任した場合など)に見立ててリーダーシップの取り方を学ぶにはとてもいい教材ともいえるのですが、EMBAなどを選択すればより年齢層の近い(すなわち職務経験が近い)人と刺激を与え合う機会があるようにも思えますので、その点は学校/プログラム選びをする際に考慮してもいいかもしれません。

以上、決していいことばかりではないということも書かせていただきましたが、それでも海外留学の2年間で得られたもの、経験したことはこの先もきっと同じ経験はできない、貴重で、濃密な2年間でした。今後、社費・私費の別を問わず、MBAでの海外留学をお考えの方はぜひ、身近に留学をされた方や、MBAフェアーなどに参加して何が得られるのか、何をあきらめなくてはいけないのかを少しでも多くの方から情報収集することをお勧めします。また、Kelleyに関する質問・キャンパスビジットなどを予定される場合には、Kelley日本人在校生ホームページを通じてコンタクトをしていただければと思います。在校生(私はもうすぐ卒業生ですが)一同、ご連絡をお待ちしております。