2020年3月20日金曜日

IU・Kelleyの新型コロナウイルス感染症への対応

新型コロナウイルス感染症について、米国内及びインディアナ州における感染者が拡大しており、また、米国政府が国家緊急事態を宣言し、インディアナ州でも非常事態宣言が発出されたという状況等を踏まえ、Indiana University (以下、IU) 及びKelley School of Business (以下、Kelley)として以下の通り対応するとの方針が出されましたので、お知らせします。

IU全体の対応


春学期の残りの講義について、対面からオンラインへの移行
 IUでは各学期が前・後半に分かれています。2020年春学期の前半は既に終了していることから、春学期後半に開かれる全ての講義はオンラインで実施されることとなります。

オンキャンパスの住居の閉鎖
 学部生の多くが住んでいる寮などのオンキャンパスの住居については、学生の密集する状況を避けるため、閉鎖されることとなりました。
 これに伴い、オンキャンパスの住居に住む学生は原則退去し、家族の住む場所、あるいはサポートが適切に受けられる場所へ引っ越しすることとなります。

春休みの1週間延期
 IUでは、春学期の前半と後半の間に2週間程度の春休みがあります。
 2020年の春休みは3月22日で終わり、23日から春学期の後半が開始される予定だったところ、対面からオンライン講義へ移行するにあたり、教授が講義を再編成ための時間を確保するとともに、オンキャンパスの住居に住む学生が退去し、引っ越しを行う時間を確保する(特に留学生が自国に帰るための配慮)ため、春休みを1週間延期し、3月30日より春学期の後半が開始されることとなりました。

春学期終了まで大学で行われるイベントのキャンセルまたは延期

教授や各departmentのオフィススタッフのリモートワークへの移行

IU全体の卒業式のキャンセル (※3月21日追記)


Kelleyの対応
上記IU全体の対応方針を踏襲した上で、加えて、以下の対応が示されました。

GLOBASEの現地訪問のキャンセル
 GLOBASEとは、ブラジル・ガーナ・中国等、発展途上国の現地企業・団体へのコンサルティングプロジェクトです。
 春学期前半を使いクライアントとコンタクトを取りながら課題を明確化し、最終的に春休みの1週間を使って現地を訪問、課題解決のための提案を行う予定だったところ、現地訪問がキャンセルとなり、代わりに、オンラインで課題解決のための提案をクライアントに行うこととなりました。

春学期後半の海外交換留学のキャンセル
 春学期後半に、Kelleyの学生のうち希望者がドイツ・イタリア・香港 等の大学院へ交換留学をする予定となっていたところ、キャンセルとなりました。

Kelleyの卒業式のキャンセル
 5月に開催予定であったKelleyの卒業式についてはキャンセルとなりました。卒業式をオンラインで行う、あるいは別の時期に開催するといった代替案が現在Kelleyのオフィススタッフの間で検討されています。

オフキャンパスの住居に住む学生への対応
 Kelleyの学生はオフキャンパスの住居に住んでいるため、オンキャンパスの住居の閉鎖による影響は受けていません。
 そのような状況のもと、卒業後米国で働く予定のない2年生の留学生、及び今夏米国でインターンをする予定のない1年生の留学生については、母国へ帰国しても構わないこととなりました。


(上記は米国東部時間3月21日正午時点の情報です。新たな方針が大学より示された場合は追記します。)

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