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2021年9月13日月曜日

Me, Inc.

こんにちは。Class of 2023のT.Oです。
 早いものでBloomingtonにやってきてから2か月が経ちました。私にとっては初めてのアメリカ生活であり、日々の新鮮な出来事に目を奪われているうちにあっという間に時間が経っていたという感覚です。貴重な日々を無駄にしてはいけないと気を引き締めると同時に、社会人になってからもこんなにドキドキワクワクな毎日を過ごせることに早速MBA生活の醍醐味を実感しております。
 今回の記事ではKelleyの目玉プログラムの一つであるMe, Inc.について紹介させて頂きたいと思います。
 Me, Inc.では、1週間に渡ってMBAプログラムを乗り切るために必要なエッセンスを学びます。前回の投稿で紹介させて頂いたJump Startでは統計や会計の知識といったハードスキルに重点を置いていましたが、Me, Inc.ではキャリアマネジメントや自己分析といったソフトスキル、インタビューやケース面接対策といったテクニック的な側面について学びます。 最初の2日間はオリエンテーションという位置付けで、これから2年間の苦楽を共にするクラスメートとの顔合わせが主な目的です。3日目からは本格的にプログラムが進み、様々なコンテンツが凝縮されております。
 どのコンテンツも非常に学びの多いものでしたが、特に印象的だったものをいくつか紹介したいと思います。

n Life Story Experience & User’s Manual

3日目の午後に行われる本コンテンツでは、自分自身のこれまでの経歴を1分間にまとめてクラスメートにプレゼンします。内容としては決して複雑なものではありませんが、私にとっては初めての英語でのプレゼンテーションということもあり、とても緊張しました。

しかしこのタイミングで自分の過去と向き合う時間を持てたこと、英語に対する緊張感を緩和できたことは、これから始まるMBA生活を有効なものとするに際して非常に有益なものであったと思います。

 

n AAR Debrief

最終日の午前中に行われる本コンテンツでは、5人1組のチームで早速グループワーク&プレゼンテーションに取り組みます。テーマはMe, Inc.期間中に与えられますが、特に進め方や構成についての具体的な指定も無く、空き時間に自分たちで自由に議論を行いながらグループワークを進めていきます。

ほんの数日前に出会ったばかり&バックグラウンドも全く異なるチームメートとコミュニケーションを取りながら課題に取り組む難しさはありましたが、本格的に授業が始まる前にグループアサインメントに対する取り組み方を理解するうえでとても貴重な経験だったと思います。

また、Me, Inc.後も同じメンバーでグループアサインメントに取り組むことになるので、このグループワークを通じてお互いのことを深く知ってもらうという意図もあるものと思われます。

n Thank-you Exercise

AAA Debriefも終えた最終日の最後に行われる本コンテンツは、1週間を共にしたクラスメート一人一人に感謝の気持ちを付箋に書いて渡すというワークなのですが、私にとってMe, Inc.期間を通じて最も思い出深いクラスでした。

正直なところMe, Inc.期間中は常に戸惑いの連続でした。お世辞にも英語が上手とは言えない私が、どうやってクラスメートに貢献できるのか、クラスにおける自分の価値はいったい何なのか、常に自問自答の日々でした。私なりにできることを精一杯やり切った自身はありましたが、やはり一体どんなフィードバックが来るのか非常に不安に思っていました。

しかしながら、フィードバックはどれも感謝の気持ちに溢れており、心温かいメッセージばかりでした。受け取った付箋を眺めながら、本当に素敵な学校に入ったなと思いました。

 

以上特に思い出深かったコンテンツについて紹介させて頂きました。KelleyにはMe, Inc.だけでなく、IEPやJump StartといったプレMBA的な位置付けのコンテンツも含め、学生がスムーズに新しい環境にキャッチアップできるような仕組みが確立されています。Me, Inc.が終わるころには、Kelleyでの2年間で向き合うべき自身の課題や目標が明確になるだけでなく、多くのクラスメートとも顔なじみになることができます。そのような準備を経た上で本格的にプログラムを迎えることで、効率的かつ積極的にプログラムに取り組むことができるのではないかと思います。

たった1週間ではありますが、上記の通り濃密な期間を過ごす中で改めてKelleyの魅力について実感することができました。クラスメートは皆優秀であることはもちろん、人として尊敬できる人ばかりです。自分も彼らに負けずに2年間のMBAライフを全力でやりきろうと決意を新たにしました。

来年入学を目指している方はエッセイ作成等が本格化してくる頃かと思いますが、体調には気を付けてぜひ頑張ってください。何か相談等ありましたらいつでもご連絡ください。

2020年3月13日金曜日

プレゼンテーションへの苦手意識の払拭に向けて・・・

Class of 2020のMOです。現在、2020年春学期の前半が終わり、MBA卒業前の最後の2週間のお休み期間に入っています。さて、今回はKelleyのプログラムを通じたプレゼンテーションに関する学びについてご紹介させていただきます。
Kelleyでは、チームプレゼンテーションの機会が豊富にあり、授業に限った場合でも、入学してすぐに行われるMe, Inc(詳細は過去記事で)で2回、1年生秋学期のIntegrated Core(詳細は過去記事で)で2回、Academyで最低1回(どのAcademyに入るかによって回数は異なってきます)、また、1年生春学期~卒業までの選択科目でも、体感的には全授業のうち、3~4割の授業でチームプレゼンテーションをすることになります。

チームプレゼンテーションとは
下のイメージ(Kelleyの学生が授業の一環としてプレゼンテーションをしている写真ですので、かなり実態に近いです)で、チームメンバー全員が教授や生徒の前に立ち、スライドを使いながら、各人が自身の担当するパートを説明していくというものです。
どのようなプレゼンテーションをするかは課題・授業次第ですが、スライドの構成をものすごく一般化した上にざっくり言えば、①イントロ→②提案→③提案を実行すべき3つの理由→④提案実行上のリスク・リスク緩和策→⑤提案実行のタイムライン→⑥結論、というような感じになるかと思います。この①~⑥を3人~5人のチームメンバーで、全体のストーリーを決め、それに沿ってスライドを作成し、実際にプレゼンテーションしていくということになります。


Kelley HPより


プレゼンテーションへの苦手意識
入学以来、個人的に一番苦手意識を持っていたのがこのプレゼンテーションでした。苦手である理由を自分の中で探ってみたときに、①プレゼンテーション自体の経験不足、②英語の能力への不安、③「良いプレゼンテーション」とは何かがよくわかっていないこと、が挙げられるように思われました。③については、①の経験不足から派生していると思われ、「良いプレゼンテーション」の基準が自分の中でなかったため、スライド作成やプレゼンテーションの練習の際に注意すべきや改善できる点がよくわからず、不安なまま本番を迎えることになっていました。

苦手意識の払拭へ
プレゼンテーションに苦手意識を持っていること、そしてその原因を理解した後、せっかく万一失敗しても実害の出ない環境にいるのだからと、自然体でプレゼンテーションのある授業をいくつも取ったところ、苦手意識の払拭につながる気付きをいくつか得ることができました。

#1.場慣れの重要性
大勢の前で何かを説明する際の緊張は場慣れによって概ねゼロにすることができました。これは、1年生の春学期のファイナンスの選択科目でプレゼンテーションをした時に感じたことです(恐らく入学後6回目くらいのプレゼンテーションだったと思います)。それまでは、プレゼンテーションの際、自分が説明することに手いっぱいで、聴衆(教授や同じ授業を取っている生徒)の様子を見る余裕すら無かったのですが、この時からは、聴衆の様子を見つつ、間の取り方や説明方法を練習時から少し変えてみたり、聴衆の目を見ながら余裕を持って話すことができると感じるようになりました。

#2.本番で話す内容は丸暗記すべきでない
入学以来、準備段階で、本番で話す内容をスクリプトとして文字に起こして、それを丸暗記する、という今思えば非効率なやり方を採用していました。しかし、このやり方はハイリスク・ローリターンで、スクリプトの丸暗記の弊害として、話す内容を一つ忘れると次に何を話すのか思い出せなくなる、その結果フィラーワードが多くなる、話し方が感情のない機械的なものになりがち等々、悪い点しかありませんでした。実際、本番で一部内容が飛んでしまい、ますますプレゼンテーションへの苦手意識を強めたことがありました。このやり方を改めるきっかけとなったのは、ファイナンスの授業でのプレゼンテーション準備をした際です。このプレゼンテーションでは、1人当たり6分程度話す必要があり、スクリプトを書いて丸暗記するという時間が惜しかったため、スライドを見ながら、説明内容をつぶやくという練習を10回程度したところ、それだけですらすら説明できるようになり、本番当日にも、忘れたらどうしようというプレッシャーを感じることはありませんでした。プレッシャーを感じなかったのは、毎回練習の度に自然に少しずつ異なる言い回しになっていたことで、仮に本番で話す内容を忘れてもその場でスライドをチラ見すればすぐに思い出せるという自信を持てたためです。また、この練習方法のもう一つの利点として、スライドを見ながら練習することで、スライドの中のわかりにくい箇所や、つながりの悪い箇所を修正できるため、よりわかりやすいスライドが完成する、ということもあるように思います。

#3.芯を食った説明を簡潔にする
プレゼンテーション時の私の話すスピードはせいぜい毎分100 words 程度で、ネイティブの話すスピードには太刀打ちできません。5分話すとして、私が毎分90 words、ネイティブが毎分120 words話したとすると計150 wordsもの差が出てきてしまいます(150 wordsもあれば、スライドもう1枚分くらい説明できてしまいます)。そのため、説明時に心掛けていることは、余計な説明を削ぎ落とし、芯を食った説明を簡潔にするということです。直近でこの心掛けが上手く機能したのは、Social Entrepreneurshipという授業でした。スウェーデン(交換留学生)、フランス(交換留学生)、韓国、日本(私)という英語ネイティブ不在のチームを組んでプレゼンテーションをした結果、全9チームの中で教授から最も良い評価を受けることができました。高評価を得られた要因としては、①メンバー全員で議論してプレゼンテーション全体のストーリーが首尾一貫した意義のあるものになったこと、②全体のストーリーを踏まえ、各メンバーが担当するスライド作成を行った上で、再度メンバー間でスライド1枚ずつストーリーに即したものになっているかについて議論したこと、③リハーサルを行い、各メンバーの説明についての改善点を指摘しあったこと、が挙げられます。③に関しては、リハーサル時のプレゼンテーション時間が、本番での制限時間を3分ほど超過していたため、私からメンバーに対して、"AAA・・"と説明した部分は、"BBB・・・"という形で説明した方が簡潔でわかりやすい説明になるのではないか、といった指摘をすることで私の問題意識を共有することができました。実際、本番では他のチームのプレゼンテーションも聞いていましたが、我々のチームが最も簡潔で意義のあるメッセージを伝えられていたように思います。

まとめ
Kelleyでは授業の一環としてプレゼンテーションを避けて通れない機会が豊富にあり、プレゼンテーションに苦手意識を持っている私のような人がトレーニングするにはうってつけの場所だと感じています。上記のような学びを得ることで、入学当初から比較すると考えられないほど、プレゼンテーション能力も改善することができたように思います。

最後になりましたが、今回の投稿では、受験生の皆様の参考になるようなKelleyの特色といったところにはあまり触れておらず恐縮ですが、ご質問等ありましたら、お気軽にこちらまでご連絡ください。

2016年12月18日日曜日

IEP, Jump Start, Me.Inc

こんにちは、日本食よりもウォシュレットが恋しい、class of 2018のJ.Kです。
皆さま出願やスコアメイクの追い込みで忙しいころだと思います。体調には気を付けながら最後の追い込み頑張ってください。

さて、様々な思いが一気に駆け巡ったコアが12月14日に終わりました。プログラムへの期待と落胆、自分の能力への過信と挫折、学業・家族・Kelley Lifeのバランスへの悩み、チームメイトやクラスメイトと目標を共にし壁を乗り越える喜び等、こんなにも考え、挑戦し、充実した半年は人生の中でもなかったと思います。私のKelley Lifeは6月中旬からのIEPから始まりました。今回は、IEPとJump Start, Me.Inc、について紹介したいと思います。

・IEP (Intensive English Program)
社費派遣の私は、会社の先輩も皆サマースクールに通っていたことから、IEPからKelley Lifeをスタートすることにしました。IEPの特徴は、何といってもその長さにあると思います。6月中旬から7月末までの約6週間という長い期間、英語の基礎についてミッチリ学びます。IEPについては、Business Schoolとは別の学部(Department of Second Language Studies)が開講するものですが、MBA生には専用の「MBA Preparatory Course」(以下、MBA Prep)が開設されております。2016年度のMBA Prep生は、日本人5名、韓国人13名、中国人1名の計19名で全員社費留学生でした。2016年度は、担当教官が変わったこともあり、MBA Prepコースの中身が2015年度から少し変更されました。以下、内容を記載いたします。
(a) Interpersonal Communication
発音練習やリスニング能力向上を目的としたNBR(Nightly business report)のディクテーションを中心に、日常生活の様々な場面での会話練習、メールの書き方、グループディスカッションの進め方等、コミュニケーションスキルの向上を狙いとしています。
 また、ブルーミントンの生活、アメリカでのポットラックパーティー事情等を教えてくれ、アメリカで生活を始めたばかりの生徒にとっては興味深い話ばかりでした。
(b) Case study
最初の3週間は、Dan Arielの”Predictably Irrational: The Hidden Forces That Shape Our Decisions”を題材にレポートの書き方、要約、批評の仕方、文法などを学びました。残りの3週間は、チームごとに地元企業へのインタビューを題材にビジネス紹介および改善提案をするプレゼンテーションを行いました。題材は自由であったため、地元のアジアンマーケットやデリバリーサービスなどをテーマにしたチームもいて大変楽しむことができました。

  ・ Jump Start
 8月第一週から始まるOptional の講座ですが、同級生の約7割が受講しておりました。コースは、Finance, Accounting, Quantitative Method(エクセル・統計)に分かれており、それぞれ自分の弱みや興味に合わせて選ぶことができます。内容的には、MBA Coreの初回2回分に相当するレベルのもので後でCoreでもカバーされますが、私自身は、以下の理由で大変有意義でした。
①  簿記や現在価値等を改めて復習できたこと
②  統計に初めて触れたこと(アメリカでは統計を全員高校で習うらしいのですが、私は文系であったため、標準偏差・確率分布等が当時さっぱりわかりませんでした。)
③  英語でのアカデミックな授業を事前に体験できたこと。(日本語では理解できても、売掛金・買掛金・未収金等を英語で聞いても最初は全くわかりませんでした。)
④  アメリカ人、インド人同級生が積極的に発言するのを見て、自分が今まで受けた授業の雰囲気の違いに圧倒されたこと。(これを見て、クラスParticipationとは、“なんでもいいから発言すること”と勘違いし、あとで痛い目にあうことになるのですが…。)

 初めの一週間ということもあり、みんな気張っていた印象がありました。とある日本人留学生は、日本語は絶対話さないと決めていたらしく、日本人である私に対しても約1か月間英語で話しかけられました。

・Me.Inc
Kelleyの最大の特徴は、8月中旬から始まるMe. Incにあるといっても過言ではありません。成績はつきませんが、全員必須です。Me. Incでは主に自己分析・企業分析、自己紹介、プレゼン等就職活動に必要なノウハウを基礎から教えてくれます。私は留学準備のときに散々自己分析をやっていたため、自信があったのですが、よく受けたフィードバックは、「笑っていない。」「長い。文章みたい。」と言われ、かなりショックを受けました。(4か月経った今も” Too formal” とのフィードバックを受けます。。)また自己紹介の中でも意外と自分の中では、インパクトがあると思った会社統合の話よりも東日本大震災の話がみんなインパクトがあると言われたり、人からフィードバックを受ける大切さを学びました。
またもう一つ、Core teamとのCore期間中の目標設定を決めるTeam Contractやチームワークを高めるオリエンテーションもあります。また、いきなりCase Competitionがあるのですが、私のチームはプレゼンの仕方がそもそも誰もわからず、またコミュニケーションもしっかりとれていなかったので、お互いの好きなものをパワーポイントにして発表するという支離滅裂な内容になっておりました。またお互いのことを本音で言い合うことができず、チームワークが全くできておりませんでした。しかし、このプレゼンでお互いの強みが確認できました。例えば、私J.Kはショートカットキーが使いこなせ、エクセル表計算が一番早いということで、エクセル担当兼会計財務担当という立場が確立されました。(財務・会計・エクセルがなければ、私は果たしてコア期間中、チームからの信頼を得ることができたのだろうかと思うと、今考えると少し恐ろしくなります。)結果的にこのオリエンテーションで確認できたお互いの強み・弱みは後々のFinal Case CompetitionやGroup Assignmentで役に立つことができ、特にGroup Assignment・Strategyのプレゼンではクラス最高点を出すことができました。(Coreについては、たくさん書きたいのですが、後のメンバーに譲ります(泣))
就職活動・チームワーク醸成のサポートはMe.Inc終了後もかなり手厚いと感じました。1人1人にPeer Coachがつき、面接練習やレジュメの書き方を熱心に指導してくれます。Core teamにはGroup Coachがつき、チームワークがうまくいっているか、チームの目標は何なのかを話し合いながら確認しあうことができました。キャリアサポートのGCSも就職活動に関しては、学期を通じて全面的にサポートしてくれます。私も社費の身でありながら、現時点で夏休みにインターンすることを考えており、Peer Coach・GCSにはいつも相談しており、助けていただいております。



6月~8月のこの期間は飲み会に積極的に顔を出し,” The Machine” という不名誉なニックネームをつけられ、みんなと打ち解けたことを覚えています。IEP・Jump Start・Me. Incはいずれも濃密なプログラムで自分のステップアップには何一つ欠かせないものでした。

2013年4月4日木曜日

七転び八起き


こんにちは。Class of 2013のS.Mです。いよいよ今回が最後の投稿なので寂しさが募ります。今日は、自分のMBA生活での大きな二つの失敗を振り返りつつKelleyをご紹介したいと思います。

1. 30代にして半べそで帰宅
なんかいきなり情けない出来事ですが、これが私のMBAのスタートでした。ご存じの方も多いと思いますが、Kelleyではコアが始まる直前にケースコンペがあります。そこでいきなり英語の壁が私に大きく立ちはだかりました。プレゼン前日に一日議論の時間があるのですが、周りの英語が全く分からず、ほぼ意見を発することができなかったのです。最初のうちはチームメートも気を使って話を振ってくれたのですが、歯切れの悪い私に最後は呆れ顔。私も何か言おうという焦りから逆に委縮してしまい、地獄の無限ループ。結局何も貢献できないまま、半べそで帰宅し、あまりの疲労からそのままベッドに直行しました。

この出来事はかなりの衝撃でしたが、今にして思えば本当によい経験でした。なぜなら最初の段階で自分の立ち位置が把握できた(どん底からのスタート)からです。その後はとにかく英語ができないながらも、どうすればチームに貢献できるのかということを常に考え、がむしゃらに事前準備をしてチームミーティングに臨み、徐々に周囲の信頼を獲得することができました。コアの間は同じメンバでチームを組むので、汚名返上のチャンスがたくさんあったのも良かったと思います。そして、学期末のケースコンペのプレゼン練習時に英語で苦戦する私に対し、チームメートが「We trust you!」と勇気づけてくれた時は国や文化を超えて信頼を獲得することができたという達成感を肌で感じた瞬間でした。

海外MBAの醍醐味の一つは、チーム活動を通じて国籍も文化も異なる人々からどうすれば信頼を獲得できるかということを体験的に学べることだと思います。これまで多くの人が投稿しているように、Kelleyでは選択科目に入ってからも全ての科目でチーム活動を課せられるので、その機会には事欠きません。これは個人の志向にもよりますが、私は多様なチームに対する柔軟性を強化したかったので、出来るだけ色々な人(特にネイティブ)とチームを組むことを心がけていました。ある時ふと自分がどれだけの人とチーム活動をしたか数えたところ、のべ76人で重複を除くと実に64人に上りました。チーム活動に際しては、コアの間に身に着けた自分なりのスタイルで臨み、大体どんなメンバとチームを組んでもそのスタイルが通用することが分かり、これは大きな自信となりました。

2. 大企業の重役の前でのプレゼン大失敗
これも失敗談としては外せません。Kelleyにはアカデミー(日本の大学でいうゼミのようなもの)というものがあり、実企業へのコンサルプロジェクト等を行います。私はサプライチェーンアカデミーに所属しており、超大手物流会社のプロジェクトに携わりました。Kelleyはその会社とのパイプが強く、プレゼンの際にはCOOも駆けつけるほどの熱の入りようでした。それだけ一大イベントなので、プレゼンのリハーサルも念入りに行いました。しかし、最終リハーサルの際に、「こんなんじゃ全くあかん!やり直しや(当時の空気を再現しやすいので関西弁にしています)」と叱責され、前日で大幅修正を余儀なくされてしまいました。そして、突貫工事で修正し、当日を迎えることとなり、私のプレゼンは散々でした。COOを含め50人以上の前でプレゼンをしましたが、私が話している間、多くの人が「???」という顔をしていた光景を今でも鮮明に覚えています。

この失敗の後は、とにかくプレゼン力を鍛えようと思い、弁論クラブに積極的に参加して自分の苦手分野の克服に努めました。何度もプレゼンを重ね、ついには学内のスピーチコンテストにも参加し、幸運ながらも準優勝することもできました。その過程で改めて気が付いたのは、事前準備こそがプレゼンの成否の90%以上を占めるということです。特に英語でのプレゼンの場合、なおさらだと思います。

COOの前で大失敗をしたのは苦い思い出ですが、このようなハンズオンの経験こそが今後の財産となるし、そういう意味でアカデミーの存在は非常に大きかったです。また、自分の課題を克服するための機会(授業・クラブ活動等)、さらには支えてくれる仲間がいるというのも非常に助かりました。Kelleyには助け合いの文化が根付いています。例えば、弁論クラブ内で、私が英語のリスニング力が弱いので、英語でQ&Aをするのは不可能と嘆いていたら、すぐに私のプレゼンの後には必ずQ&Aをしてくれるようになりました。初めのうちはたどたどしい回答しかできませんでしたが、仲間が私の発言に一生懸命耳を傾けて、助言をくれるうちに、随分と自信がついたものです。

今回は、私の失敗談を元にKelleyを紹介してきましたが、それは失敗から学ぶことが非常に大きいと思うからです。私は、海外MBAの根本的な意義は「精神修行」だと公言しており、これは渡米前も今も全く変わりません。留学を通じて自分を成長させたいという思いは皆さん同じでしょうが、「いかに自分を追い込み、コンフォートゾーンから抜け出しチャレンジするか」ということなくしてヒトは成長できません。当然チャレンジには失敗がつきものですが、いくら失敗してもそこから這い上がればいいだけだと思います。その一連の経験はきっと今後の人生の大きな糧となるはずです。

最後に、自分はこの二年間色々なことに想いを持ってチャレンジをしてきました。それゆえ、最高の二年間だったと胸を張って言えます。これもひとえにKelleyのプログラム、周りの友人たちや教授陣、そしてBloomingtonという街のおかげです。もし生まれ変わってもう一度MBAにチャレンジすることがあれば、私は迷わずKelleyを選びますし、それだけ魅力的な学校だと皆さんにもおススメすることができます。私の投稿はこれが最後ですが、皆さんに少しでもKelleyの魅力が伝われば幸いです。帰国後にMBAフェア等で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2012年12月15日土曜日

Highlight of 1st year Fall Semester



こんにちは。Class of 2014のN.K.です。

 16週間に渡る非常にIntensiveなCore Programを先日終え、今は安堵感・達成感・充実感を噛みしめながらこのBlogを書いています。正直Core Programの厳しさは想像以上でしたが、無事にSurviveできたことが自分の中で1つの自信となりつつあります。私が所属していたRed Cohortは本当に仲が良く、チームメンバーにも恵まれ、終始楽しい雰囲気の中で勉強できたことは幸運でした。クラスで唯一の日本人学生として、クラスに貢献できたかどうかは今度ゆっくりクラスメイトにfeedbackを貰うとして、自分の中でのおさらいも含め、渡米してから今日にいたるまでのAcademic Lifeをハイライトさせていただきたいと思います。

2nd roundで出願されるApplicantの方は、忙しさのピークを迎えている頃ではないかと思いますが、来年の夏にはMBA Candidateとしてこちらでの新しい生活をスタートさせている姿を思い浮かべながら、あともう少し頑張ってください!


1st year Fall Semester Academic Calendar

Jan/E-Jul/E          Intensive English Program (Optional)
Aug 06-10          Jump Start (Optional)
Aug 11-24          Orientation
Aug 27-              Core program begins
Oct 08-11           Midterm exams (Finance, Marketing, Economics, Business Analytics, Critical thinking)
Oct 15-19           Academy Intensive Week #1
Nov 13-21          Thanksgiving Recess
Nov 30                Last day of Core classes
Dec 03-06          Final exams (Accounting, Finance, Marketing, Economics, Business Analytics)
Dec 07-13          Case Competition
Dec 14-              Winter holiday



6月~8月:Intensive English Program (IEP) & Jump Start~準備の夏
Intensive English Program (IEP) & Jump Startが開講されます。それぞれOptionalのProgramですが、大抵の日本人の方はIEPから参加されています。この時期は夏休みのため学生もほとんどキャンパスにおらず、のどかなBloomingtonでゆっくりと生活のセットアップができます。
私は渡米時期が8月初旬となってしまったので、Jump Startから参加しAccounting/Finance/Business Analyticsのクラスを受講しました。Jump Startで勉強する内容はCoreの最初の1,2回の授業でカバーされるため、特に参加できなくても問題ありませんが、ビジネススクールの授業をCoreが始まる前に体感できるという意味でも非常に有意義でした。
IEPならびにJump Startについては過去の投稿及びKelley日本人サイトを参考にしてください。

9月:Core & Academy開始~成功への登竜門
2週間に及ぶオリエンテーション (いきなりCase Competitionもやらされます。。) でチームメンバーと固い絆が結ばれます。後に、前回の投稿で紹介させていただいた非常に厳しい必修8科目のIntensiveCore Programがいよいよ始まります。
また、Academyが9月中旬から始まります。私は社費留学のため就職活動系のイベントには参加しませんでしたが、8月下旬から企業説明会なども頻繁に学校で行われるようになります。


Orientationでチームメンバーと固い絆が結ばれます。

10月:Midterm & Academy Week#1~学問の秋
中間試験の到来、翌週からAcademy Weekと、10月は最も忙しく最も充実した月でした。私の所属するBMA(Business Marketing Academy)では、インディアナポリスやミネソタ州ミネアポリス企業(GE、3Mなど)計8社を訪問する3泊4日のAcademy Tripに行き、非常に有意義なネットワーク作りができました。AcademyによってサンフランシスコやNYなどTripの行き先は様々です。また、私費の方はボストンキャリアフォーラムが10月中旬に開催されます。また、春休み期間に行われるGLOBASEと呼ばれるConsulting ProjectやEmerging Markets Experience(EME) tripなどのの学内選考がこの時期から行われます。





Eli Lilly in Indianapolis
3M in Minneapolis
GM / Cummins in Minneapolis


11月:Thanksgiving Recess~束の間の休息
11月はFinanceの期末試験、Critical Thinkingの最終課題の提出などが一足先にあります。期末試験に向けて授業のスピードが加速する中、11月中旬にはThanksgiving Breakがあり、私は6日間ほどフロリダへ旅行にいきました。OrlandのWalt Disney Worldに行ったり、Miamiでシーフードを堪能したり、Key Westでは一面エメラルドグリーンのSeven Mile Bridgeを渡りアメリカの最南端地点までドライブしたりと束の間の休みを堪能できました。Thanksgivingの翌日からはアメリカでは年末商戦が始まります。また、インドの新年のお祭りデワリがあったり、今年は大統領選挙もありました。


フロリダで束の間の休息・・・。

12月:Final exams & Case Competition~冬将軍の到来
寒さもスケジュールも厳しくなり、いよいよ期末試験がやってきます。KelleyのCollaboration力はすさまじく、CPAの資格を持つ学生やSupply Chain Academyの学生がそれぞれAccounting、Operation のテスト対策勉強会を開いてくれたりしてくれます。
期末試験の後は、Case Competition(Strategyのクラスの期末試験の位置づけとなっています)です。Case Competitionのintroduction では、Kelleyの1年生 (約180名) が集められ、士気を高めるためにみんなでQueenのWe are the championsを熱唱するなど、すごい盛り上がります (笑) 9月の時点のCase Competitionと比較して、自分やチームメンバーの成長が感じられて嬉しかった反面、英語でのデリバリーなどまだまだ自分に足りない面も浮き彫りになってきました。私は、まだ英語でのプレゼンに苦手意識があり、来期から重点的に伸ばしたいと思っています。




16週間苦楽を共にしたRed Cohort の仲間たち!

そして・・・Case Competitionが終われば、待ちに待った冬休みです!

今回はあくまでもAcademicな面しかカバーできませんでしたが、ソーシャルイベント、クラブ活動、就職活動などの面はまた別の機会にBlogで投稿したいと思っています。