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2018年5月5日土曜日

Kelleyのコーチングについて


こんにちは、Class of 2019のY.Mです。
先日、KelleyをVisitされた合格者の方に、Small Schoolの魅力は?と質問を頂きました。今まで、あまりSmall Schoolとしてのメリットを考えたことは無かったのですが、思い浮かんだのが、Kelleyでは学生に合わせた指導を受けられることです。その一つとして、今回はKelleyでのCoachingを紹介させて頂きます。

・KelleyでのCoaching
Kelley では入学するとGCS Coach(就職活動のサポート)や2年生のMentorが必ずついて、Coaching を受ける機会が沢山あります。私は、入学以来、CPCCというコーチングの資格を持ったDirector of Student ServicesのGaleから毎月コーチングを受けています。
(大変失礼なのですが、、)入学当初は、コーチングって何?そんなものを受けて何の役に立つの?と思っていたのですが、やはりプロと話すと自分の考えを整理し、次の行動に移すのに役立ちます。又、進捗を報告する人がいるとやらざるを得ないので、怠けがちな私にはありがたいです(笑)。簡単に、一例としてこの春学期のコーチングの内容を紹介させて頂きます。

・春学期のCoaching内容
Core最後に3ヶ月間、一緒にチームを組んだメンバーからPeer Evaluationを受けます。その中で、インド人のメンバーから、 ”Don't be afraid to ask for help when you need it - sometimes it’s possible to get overwhelmed with a chunk of the work, and there's no shame in getting assistance from the team”というFeedbackを受けました。彼のFeedbackはかなり的確で、思い当たる節が多くありました。入学前の業務でも自分のキャパを越えているにも関わらずに、上手く周りを巻き込んだり、仕事を振り分けられずに、パンクしてしまい、深残や休日出勤をして乗り切るか、周りに迷惑をかけてしまうことが多かったからです。
春学期の課題として、少しでも自分のスタイルを変えたいと思い、Galeとのコーチングでどう改善していくか相談しました。コーチングでは、なぜ自分で抱え込んでしまうのかを一つずつ一緒に考えていきます。ただ、基本的には考えるステップを助けてもらうのみで、答えを貰えるわけではありません。その中で、自分でどうすれば改善できるかというステップも考え、実行に移していきます。
自分で抱え込んでしまうのはなぜか?一人でやった方がミスコミュニケーションで後戻り作業が発生するのが嫌だから。では、なぜミスコミュニケーションが発生するのか?指示や説明が具体的でないから…思いつくことを深掘りしていき、最後にいつまでに、何をやるのか計画を立てます。
これをやるべき!と強制される訳ではなく、自分で考えたことなので、モチベーションも上がりますし、やる気がでるかと思います。私の場合は、春学期に参加するGlobase GuatemalaでProject Managerを担当することを次のステップに据えました。

・まとめ
Final Examを終え、あっという間にKelleyでの1年目が過ぎました。時が過ぎるのは、本当に早いです。コーチングも含めてKelleyにあるリソースを上手く使って、残りのMBA生活も有意義にしたいと思います!

Coachingの様子




2016年5月1日日曜日

魔法の杖なんてない、が思いは大切に(本音のWhy MBA?)

こんにちは、Class of 2016のS. M.です。卒業式まで残り1週間を切っており、今回がMBAの学生としては最後の投稿となります。

同期にあたるM. I.さんがMBAでの留学生としての体験と成長について、S. T.さんがアメリカ/Kelleyで学ぶ意義について、と素晴らしい記事を投稿されているので、ぜひ読んでいただきたいのですが、私としては少しシニカルな視点から留学を終えるにあたり考えていることを書きます(私費留学寄りの話になっています)。

Just a tool

MBAがあれば、あなたは世界を良い方向に変えられるのでしょうか。MBAがあれば、あなたは優秀な経営者になれるでしょうか。…国際的な起業家になれるでしょうか。…仕事で優秀な成績を残せるでしょうか。…未経験の職種に転職できるでしょうか。

キャリア、マネジメント、ゴールにとってMBAは絶対に必要?

もし、受験生の方やビジネススクールへの留学を考え始めた方(あるいは単にMBAって何?という方)で、これらの問いへの答えが”Yes”だと思われるのであれば、一度”MBA”という単語を使わずにこれらのテーマについて考えることをお勧めします。

MBAは人生を豊かに出来るツールの一つですが、人生にとって唯一必須のものではないです。当たり前のことですが、何か目的があったとして、成し遂げる方法は常に複数ありますし、目的そのものを深く考え直すと、より良い他の目的が見つかることもあるものです。そのため、留学するかどうかは、どのような人生にしたいのか、という本人の考え方によるように思います(会社に指示されて…というならば、このツールをどう活かし、帰国後に会社に貢献するのかを考えるのが社員としての立場でしょう。)。

Not a Magic Wand

MBAはどんな問題でも解決してくれる魔法の杖ではありません。英語が話せるようになり、ストラテジー、マネジメントについて外国人とも議論できるようになり、問題を整理して解決するフレームワークをたくさん身に着ける。MBAに通えばこれらの能力自体は磨かれるかもしれませんが、では、これらの能力があれば全ての問題が解決するかといったらそうでもないわけです。

MBAは全てを解決する魔法の杖だろうか?何が出来て何が出来ないのか。

英語が話せたところで十分ではなく、直近では中国でのビジネスには中国語、長期的にはアフリカでのビジネスにはフランス語や他の現地語も話せたほうが良いでしょう。そもそも、英語自体の力で、ネイティブを上回ることはできませんし、言葉が話せるだけで問題が解決するわけでもありません。
ストラテジー、マネジメントについて議論したところで、実際に部下をやる気にさせて目標を上回る成果を挙げるには、個人レベルでのウエットな対応も必要になるでしょう。戦略や経営を語ってみたところで、実行力がないのであれば画餅に帰すわけです。
また、フレームワークというものは便利に見えるものの単なる枠組みに過ぎず、中身であるドメインの知識は自分でさらに学ぶか人を通して知る必要があります。また、フレームワークは適用の限界があり、それを超えて適用すれば企業を滅ぼす原因にもなり得ます。ケース・スタディでフレームワークの適用限界を議論するといっても、そもそもケースというのは理想化された状況であり、学びがそのまま現実社会で活かせるとも限らないです。

Okay, then why MBA?

ではMBA留学を選ぶ本当の意味とは何なのか、本音のWhy MBA?は、というと、人生という一度きりしかない体験をどのように過ごしたいのか、自分がどのような人間なのか、というところに尽きると思うのです。具体的なスキルであれば、何も海外MBAに留学しなくても習得する方法はたくさんあります。しかし、新しいことをしてみたい、違った環境から受ける刺激が好きだ、少数派の自分の存在意義を主張する困難ささえ自分の人生の糧にする、という人で、なおかつ、ビジネスクールの提供するハードスキルやソフトスキルが必要であるというならば、海外MBAに留学することが最高に楽しい2年間になるかと思います。

Kelley School of Businessの校舎。2年前にやってきたときは勝手が分からず右往左往したものです。

私自身、エッセーやインタビューでは、職務経験とキャリアゴールとのギャップを埋めるために必要なスキルはXとYとZで…といった話をしてきており、これ自体は今でも間違いないですが、同時に“MBAに行ってみたい。”と思ったときの新しいことに対する純粋なワクワク感といったものも変わっていません。実際、2年間をKelleyで過ごしてみて、スキルや人格面で鍛えられ、結果としてキャリアの方向性も大きく変えられたというのもあるのですが、新しい環境で困難があっても解決する中で自信がついたということと、学校・日々の生活・インターン・海外プログラム・休み中の旅行など本当に楽しかったということも同じくらい大切です。約4年前の“ビジネススクールに行こう”という気持ちをそのまま放置せずに本当に良かったと思います。

Cheers for all

これから受験準備に入られる方、既に受験勉強中の方、そして今後MBAに進学されるすべての方へ。受験プロセスは何かと大変なことも多いと思いますが、それ自体、自分について考える貴重な経験だと思って取り組んでください。そして合格した暁には、ぜひ最高に楽しい2年間を過ごしてください!
Indiana Universityの正門・サンプルゲート。在校生一同、みなさんをお待ちしています!

2016年4月30日土曜日

アメリカ/Kelleyで学ぶ意義

Class of 2016のS.T.です。


前回のM.I.さんの投稿に続き、私も卒業を控えた身としてこの2年間を「アメリカ/Kelleyで学ぶメリット」に焦点を当てて振り返ってみたいと思います。


1.アメリカで学ぶ意義

日本ではなく、わざわざアメリカで勉強するメリットって何でしょう。正直なところ、授業内容の中で「アメリカのMBAでしか学べない知識」はまずありません。やろうと思えば、日本で仕事をしながらでも必要な本を買ったりオンラインプログラムを利用することで得られるものが大半です。また、日本国内でもMBAを提供している学校はあるので、ただ「勉強したい」だけなら30歳前後の貴重な2年間と多大なコストをかけてまでアメリカにくる必要は無い気がします。

では、MBAをアメリカで取得する価値とは何か。個人的には以下の2点が大きいかなと思います。

1) 自分が少数派の環境に身を置くことができる

国籍や価値観、文化が違う人に囲まれ、その中で議論する。これは日本で仕事をしている限りそうそう経験できるものではありません。
MBAを目指される人は相応の能力があり仕事でも認められていると思いますが、アメリカに来るとその能力を発揮する以前に(よほど英語が達者でない限り)言葉の壁にぶつかります。特に私はスピーキングもリスニングも苦手だったので、プログラムが始まって早々に想像以上の言葉の壁にこれまで築いてきた自信やプライドが粉々に砕かれました。これは結構辛かったですし、その中でチームメイトに認めてもらうために自分の強みを出して貢献していくプロセスは大変でしたが、そのぶん自分をストレッチすることができたと思います。
また、多様性があるといってもアメリカの多くのMBAスクールは半分以上がアメリカ籍なので、言葉の力もありどうしても主導権は彼らが握ることが多いです。その中で自分の意見を通すためには、数字や合理的な仮説などに基づいた論理的な主張が必要になってきます。自分を振り返って完璧にできたとは到底思えませんが、それでも何度もチャレンジする中で気質やスタンスの違うチームメイトを説得する術を身に付けることができたことは、実践的な学びだったと思います。

2) 仕事から一度離れることができる

学生の身分に戻って過ごす2年間は本当に貴重だと思います。
私はKelleyにくるまで同じ仕事を6年間続けていましたが、(その時は気付きませんでしたが)今振り返るとしだいに思考が一方向に向きがちになっていました。会社独自の文化や慣習に浸り続けたことで視野が狭くなっていたように思います。そんな中、いったん会社の外に出ることで一歩引いた立場から客観的にこれまでの仕事を振り返ることができました。私は社費なのでまた同じ会社に戻りますが、この2年間で培われた会社に対する批判的な視点は大事にしていきたいなと思っています。
また、日本で仕事してたときよりもスケジュール調整がしやすいので、自分の自由に使える時間が大幅に増えます。興味のある分野の研究、資格の勉強、旅行、趣味、なんでもいいですが、30歳前後のタイミングで「自分のやりたいこと」や「今しかできないこと」にしっかり時間をかけられることは魅力的ですよね。
加えて、仕事を通さず、利害関係のない友人関係を世界各地から集まった学生仲間と築けたことも、価値あることだったと思います。


2.Kelleyで学ぶ意義

次に、数あるMBAプログラムの中でKelleyを選ぶポイントについてですが、ここのところアプリカントの皆さんの対応をしていて感じるところを書こうと思います。

Kelleyに限らず、各MBAプログラムは特色をアピールしたり、オリジナリティのあるプログラムを打ち出して差別化を図っており、アプリカントの皆さんもこの部分に関してはしっかりと研究しておられると思います。Kelleyも特色としてCorporative cultureやHigh teaching qualityなどが挙げられ、Core programやGlobaseなど独自色のあるプログラムを提供しています。

しかしここでは、見落としがちだけど重要なポイントとして、生活環境を挙げたいと思います。かく言う私もアプリカントの時はプログラム内容ばかりに目が行っていましたが、2年間異国の地で生活してきて、住環境は学校選びにおいてプログラム内容に並んでとても大事なポイントだと感じてます。「住めば都」なんてことわざもありますが、やはり進学先を決めるにあたって生活全般も含めて環境が自分やご家族にフィットしているか吟味してもらいたいなと思います。

1) スモールタウン&カレッジタウン

インディアナ大学が立地するブルーミントンはインディアナポリスから車で1時間のローカルタウンです。そのため、街の特色としては安全、安心、自然が多い、物価が安いなどが挙げられます。大都市またはその近隣に立地するMBAスクールが多いなか、こののどかな環境は際立っている気がします。

2) 日本人が少ない

ブルーミントンに住む日本人のほとんどはインディアナ大学関連の留学生や研究者で、日系の進出企業も無いので、日本人は街の人口に比べて非常に少ないです。もちろんその中で日本人コミュニティもありますが、必然的にプライベートでも英語を話したり他国の人と交流する機会が増えます。


3.まとめ

MBAを取得するにあたって学習する内容は、国やスクールが違っても大きな差はないと思います。勉強して新たな知識やスキルを獲得することはもちろん大切ですが、人間性を磨いたり、価値観を広げることに目を向けることがより重要な気がします。
私にとってこのKelley Schoolでの2年間は、学習内容だけでなく、日常生活でも日本で仕事をしていては到底経験できないことに溢れた非常に有意義な時間だったと思います。しかし、これが誰にでも当てはまることでもないと思います。学校選択の際はついついプログラム内容やランキングなどに引っ張られがちですが、一歩引いて、生活全般も含めてどのプログラムが自分に合っているか考えることが、後悔しない学校選びのポイントだと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

2016年2月1日月曜日

改めて気付いたKelleyのセールスポイント

こんにちは、Class of 2016のM.I.です。いよいよMBA生活も残り1セメスターとなってしまいましたが、実は私は最後のセメスターを交換留学生としてシンガポールで過ごすことになったため、既にアメリカを発ってしまいました。シンガポールでは、色々な出会いや驚きがあり、交換留学の機会を提供してくれたKelleyに感謝しているところですが、今回は、こちらに来てみて改めて感じたKelleyの良さについて語りたいと思います。

 カリキュラムの仕組み
 Kelleyのカリキュラムは1年目のコアセメスターでビジネスの基礎を学び、その後選択科目を履修していくという流れになります。私はビジネスのバックグラウンドが無かったことから、初歩の初歩から始めてくれるコアセメスターは大変助かりました。また、コアセメスターの期間は学校から割り当てられたチームで行動しており、私のチームは私の他にアメリカ人2人、インド人1人、ガーナ人1人と、多様なバックグラウンドを持つ個人が集まりました。チームが学校側から割り当てられるのは一長一短あると思いますが、留学生の一人としては中々異なるバックグラウンドを持つ人をチームに誘いにくいので、学校側から割り当てられたことによって、新鮮な体験をすることができたと思います。
また、選択科目については、非常に自由度が高く、一定の条件はあるのですが(例えば必ず1つの専攻の基準を満たすようにしなければならない等)、それ以外は自分のバックグラウンドに関係なく選択科目を選ぶことができ、また、他学部の授業も単位に加えることができ、非常にフレキシブルな科目選択ができるシステムになっています。
加えて、各セメスターは半セメスターごとに分かれており、各授業は一週間に2回行われることになります。これにより、非常に効率的に知識を習得することができました。例えば、月曜と水曜に開講される授業を取った場合、月曜と水曜それぞれに1時間半ずつの授業があり、それが7週間続くということになります。このハーフセメスター制を導入しているかどうかは学校によると思いますが、個人的な経験では、このハーフセメスター制により、宿題が出る回数が週に2回になっているため、勉強をしている時間も週1回の授業に比べて多く必要になるように感じています。また、1時間半の授業は短いため、教授もしっかりと分刻みで準備をしていますし、生徒にも十分な準備が求められていると感じました。加えて、週2回の授業により、記憶の定着が良く、最終講義で内容を振り返る時でも身に付きやすいということが言えると思います。

教授の質
KelleyのTeaching Qualityが高いというのはランキング等で知っていましたが 、他校のMBAを受講するようになって改めて感じました。Kelleyの教授陣は熱心かつ親切で、生徒との距離も近く、授業は大変オーガナイズされたものが多いです。生徒の意見をまとめ、議論を方向付けて行く授業のやり方は、議論そのものに重きを置く事になり、教授の知識を生徒に伝授するというスタイルのアジアの教育方法とは異なるため、アジアの文化から考えるTeaching Qualityとは少し違うと感じるかもしれませんが、アメリカにおけるTeaching Qualityの高さというのを体験するには、Kelleyはうってつけのように思います。

生活のしやすさ 
ブルーミントンは大変安全で奇麗な町です。観光で東海岸や西海岸に行きましたが、アメリカの大都会と比べるとブルーミントンは浮浪者もほとんどいませんし、夜に町を出歩いても危険な思いをしたことはありません。これについては、大学の校舎が24時間オープンなことが物語っていると思います。土日でも自由に教室やBreakout Room(学生がミーティングをするための小部屋)に入ってミーティングができるのは非常に便利でした。大都市の大学では、部外者が入れないセキュリティシステムになっていると思います。セキュリティが強固なのは結構ですが、セキュリティを強固にする必要が無いぐらい安全な環境が一番ではないでしょうか。
また、生活費については、Kelleyが州立大学であることに加え、ブルーミントンでの生活費が田舎であるためかなり抑えられることから、費用対効果の面ではKelleyはアメリカのMBAの中ではほぼトップに位置していると思います(例えばこのサイトなどに費用対効果の高いスクールの一つとして掲載されています)。
もちろん、費用対効果の「効果」の面ではMBAに何を求めるかによって個人差があるかもしれません。アメリカ人と日本人でMBAの価値は違うと思いますし、社費と私費では求めるものが異なると思います。しかしながら、少なくとも「費用」の面では、アメリカの大都市に比べて家賃は半分以下ですし、物価も都市部に比べて安めであることを実感します。また、「効果」の面でも、Kelleyでは企業との緊密なネットワークを得ることができるため、学生満足度が大変高いということも頷けます 。

英語
Kelleyが所在するインディアナ州ブルーミントン市は、アメリカの中でも田舎に位置し、大学関係者以外日本人に会う事がほとんどありません。そのため、必然的にネイティブの日常会話を聞く事になりますし、英会話の機会も増えます。これは、例えば英語圏以外のスクールであれば、コミュニケーションを取るときに、母国語では無い言語として英語を話すことになるため、なるべくシンプルな言葉でコミュニケーションを取るようにすると思います。逆に、英語を使えることが当たり前の環境では、誰かが話しかけてくれる時も、ネイティブ独特の言い回しを交えて話しかけてくれるため、アメリカ英語を学ぶという意味では当然アメリカのしかも日本人がほぼいないブルーミントンの環境は絶好では無いかと思います。
また、家族帯同でいらっしゃる方にとっては、無料で行われる図書館の英会話教室などは他のご家族の方とお知り合いになる良い機会になりますし、ショッピングセンターの店員などの地元の人々も非常に明るく朗らかなので、前向きな気持ちで英語に触れることができ、大変貴重な機会であったと改めて思っています。

今回は、Kelleyを離れてみて改めて感じたKelleyの良さについてたくさんあるうちのいくつかを書かせていただきました。MBA受験をする際、ランキングにも注目されると思いますが、ランキングはある特定の指標に左右されますし、またアメリカのランキングは主としてアメリカで就職する人が参考にするために作られているランキングだと思われるので、日本から留学生として受験する際はそれぞれのスクールについて本当に自分にフィットするかどうかをきちんと見極める必要があると思います。当然、MBAのスクールそれぞれにはそれぞれに違った良さがあると思いますので、各スクールを判断する際の材料の一つとして、少しでも本ブログが役に立てれば幸いです。

Kelleyに関しまして、何か疑問等ございましたら、お気軽にこちらまでご連絡ください

2015年5月25日月曜日

Kelley、MBAで得たもの

Class of 2015のDTです。5/8に卒業式を終え、5/11に妻子を連れて帰国し、5/13から働き始め、と非常に慌ただしい新生活も徐々に落ち着いてきました。アメリカを出国してから、ちょうど2週間ですが、日本での食事は何を食べても美味しく感じます(笑)。さて、今回で最後の投稿となりますが、Kelleyに来て良かったことを紹介したいと思います。

①グローバルなネットワーク
Class of 2015のクラスメイトは200人ですが、2年間のプログラムで、延べ80名のクラスメイトと21のチームを組みました。国籍で見ても、アメリカ39名、中国12名、韓国10名、インド7名、南米5名、台湾2名、ヨーロッパ2名、フィリピン1名、イスラエル1名と多岐にわたります。実際にチームを組み議論してみると、文化の違いを感じることも多かったです。例えば、アメリカ人は結論に至るまでのスピードがシンプルで、タスクの進行も早い傾向があります。マーケティングのブランドマネジメントのクラスでは、アメリカ3人、プエルトリコ1人、イスラエル1人、日本人(私)と組んだのですが、アメリカ出身の生徒2人が1日でアンケートの調査票を設計し、`3日後には100件近いを回答を集めて分析を開始した時には、そのスピード感に驚きました。一方で、アジア人(特に中・韓)は自分と思考回路だったり、丁寧に分析をする点などが似ており、協調しやすいと感じることも多かったです。
こうしたクラスメイトと一緒に議論したり、アウトプットを作ることで、彼らの思考回路や行動パターンの違いなどを直に経験できたことは大きいと思うし、たくさんの深いつながりを持つことが出来たとも思います。実際、まだ働き始めて1週間ですが、クラスメイト2人に仕事関係で相談して有益な回答をもらうなど、MBAのネットワークが役立っています。

②MBAで習ったハードスキルとKKD(勘・経験・度胸)
正直、当初期待していたほど、MBAの授業で今まで全く知らなかったような経営論や手法はありませんでした。それでも、自分が受講していて楽しいと思えるクラス、より深く学びたいと思える教授が見つかってからは、有意義だと思える学びが急に増えました。やはり、本人の姿勢や考え方次第で、MBAは学べる量も変わってくると思うので、新しくMBAに入学される方は、せっかくの機会を無駄にしないように遊びに学びに課外活動に全力で取り組んでください!
また、英語力ですが多少は上がったと思いますが、自分はまだまだだと思いますし、日本に戻ってからも諦めずに維持向上したいと思っています。ネイティブ同士でフランクな会話をしているとき、全く理解できないことも相変わらずありますし、ディスカッションをして、まともにかみ合わずに悔しいと思うことは2年生になってからも何度もありました。それでも、押さえないといけないところ、主張しないといけないと感じるときの勘や経験、度胸(KKD)はついたと思います。2年間の数多くのチームワークのお陰だと思います。

③Kelleyでの直の米国企業との付き合い
私は社費留学だったのですが、Kelleyのプログラムのお陰で、たくさんの米国企業との接点を持つことができました。アカデミーではGE、DuPont、Eli Lilly、3M、Dow Chemical、Cummins、Ecolabを訪問したりプレゼンを聞いたり、プロジェクトではDowAgrosciencesと週次の打合せをして最後は本社でプレゼンテーションしたり、個別のクラスでBrown-Forman (Jack DanielとかEarly Timesを製造販売するウィスキー会社)やブルーミントンのローカルカンパニーのためにプロジェクトをしたりと、振り返ってみると、数多くの貴重な経験をさせてもらいました。特にアカデミーは、ケリー独自のプログラムで、私費留学生にとっては貴重なネットワーキングだったり、就職準備の機会になりますし、社費学生にとっても米国企業に触れる貴重な機会となります。ケリーに進学される方はぜひ楽しみにして頂きたいですし、どのアカデミーに入ると良いのか、自分のキャリアの方向性に照らしてよく検討してみてください。

(番外編)家族との生活
最後に、家族と有意義な生活を持てたこともブルーミントンに来たことで得られた貴重な財産です。入学前はMBA受験で周りを顧みない生活を送っていました。しかし、こちらに来てから、家族と過ごす時間も増えたし、同級生家族や地元の友人とホームパーティーに呼んだり、呼ばれたり、イベントに参加したり、と貴重な時間を過ごすことができました。ブルーミントンは日本人は少ない一方で、住民はフレンドリーで気軽に付き合えます。最後の数週間、妻は友人との別れが恋しくて、何度も涙ぐんでいました。僕だけでなく、家族に、本当に良い多くの出会いをブルーミントンで持つことができて、ありがたく思っています。


以上、書いているうちに、予想以上に長くなってしまいましたが、私のKelley最後の投稿としたいと思います。どうもありがとうございました!

2015年3月1日日曜日

企業とのつながり

こんにちは、Class of 2016のM.I.です。雪があまり積もらないまま今年の冬は終わりかと思っていたところ、現在は降った雪が解けきらないうちにまた雪が降ってくるような今日この頃です。

さて、思い起こせば1年前の今頃は、出願準備と出願後の結果待ちで戦々恐々としていた訳ですが、今回は出願前と入学後で感じたギャップとして、個人的に最も大きかった「企業とのつながり」について書きたいと思います。少し個人的な話になってしまいますがご容赦下さい。

私は、出願する学校を選ぶ判断基準として、学校が所在する場所をあまり考慮に入れませんでした。というのも、そもそもその当時は「場所」というファクターは田舎か都会かという違いしかないと考えており、田舎であったら生活費が安く、自然を楽しむことができ、都会であったらエンターテイメントが楽しめるので、そういう意味ではどちらでも良いと思っていたからです。しかしながら、米国MBAにおいてはその学校が立地する場所は結構重要で、「企業とのつながり」とかなり関連していることを、こちらに来てから感じています。

というのも、日本では、ある地方の企業に就職したいからと言ってその地方の大学に行くというのはあまり多数派では無い気がしますが、米国では企業の本社がある程度地方に分散しているからか、学生もその地方の大学に行き、その地方で力のある企業に就職することを目標としている例が多く、企業もその地方の優秀な学生を取ろうという意識が強い気がします。例えば、Kelleyの場合は米国中西部に位置しているため、米国中西部出身の学生が結構います。また、インディアナポリスに所在している企業から派遣されている生徒がいたり、扱うケース課題が学校の近くに所在する企業のケースであったりと、かなり企業とのつながりが強いように感じます。その意味で学校が所在する場所というのは、つながりのある企業を決める結構重要な要素だと今は思っています。

もちろん、多様なバックグラウンドがある生徒が集まっているので一概には言えませんし、他のMBAと比べたこともないので統計的なことは分かりませんが、Kelleyの就職実績レポートを見る限り、本社が中西部にある大企業への就職実績が多く、実際にそのような企業からのリクルーターが多いように感じているということです。

この点に関して、個人的には中西部の大企業との密接なつながりを持つKelleyに来て正解だったと思っています。その理由は、米国のリアルなビジネスの現場を知る事ができるからです。例えば、私が所属するビジネスマーケティングアカデミーにおいては、1週間かけてアメリカ企業を訪問する機会があるのですが、私の年は、住宅部品工場や某化学系大手企業の農薬工場 、某製造業大手のイノベーションセンターなど、製造業を中心とした多彩な企業を訪問しました。この中で、多くのケースを学び、米国のビジネスを肌感覚で学ぶことができたと実感しています。また、現在私は、同じくビジネスマーケティングアカデミーのプロジェクトで、石油精製プラントに対して某製造業大手が新規に開発したモニタリングソフトウェアの導入戦略の策定に取り組んでいるのですが、電話会議やインタビューを行う相手は 中西部のエネルギー・製造関連業の企業であり、そういった企業のビジネスの仕組み、価値の生み出し方をリアルタイムで学べるのは非常に有意義だと思っています。

こういった企業との密接なつながりというのは、MBAの2年間を通じて得られる価値を決める重要な要素になると思いますので、是非、ご自身の関心のある企業や業界とつながりがあるか調べていただければ、学校とのフィット感も増すのではないかと思います。


最後に、最近のKelleyの清々しい青空を背景とした正面写真を載せて今回は締めたいと思います。