2020年6月23日火曜日

Kelleyのキャリアサポートについて

はじめまして!Class of 2021A.Kです。

今回はKelleyの強みの一つであるキャリアサポートについて書きたいと思います。私自身、前職を退職し、私費で留学している事もあり、キャリアサポート体制は重要な学校選択基準でした。具体的なサポートだけでなく、自身の強み弱み理解・ブランディング・発信の仕方を知る機会がたくさん用意されている事もKelleyの特徴であり、転職というゴールだけでなくキャリアそのものについて深く知る機会が豊富にあります。

1. GCSについて

KelleyではGCSGraduate Career Services)と呼ばれる学生のキャリアサポートに特化した部門があり、専用のオフィスも持っています。
学生の就職活動全般を支援しているのですが、私たちから見える範囲の事だけでなく、企業(=学生の就職先)との関係構築等も全面的に担っているようで、Kelleyをリクルーターに知ってもらう、という点でも重要な役割を持っています。今年(2020年)のFinancial Timesではキャリアサービスランキングにおいて3位に入っております。

GCS主導のイベントも定期的に行われています。内容についてはKelley公式サイトや過去ブログに詳細がありますので、そちらをご参照頂くとして、今回は現時点で自分が体験した各イベントについての感想・学びを中心に記載致します。
     -Me, Inc.(オリエンテーションという枠組みで8月中)
自己理解を深めるセッションを踏まえ、30秒間での自己紹介を繰り返し行う練習があるのですが、これをやっておいて良かったと思う場面がその後何度も何度もありました。企業訪問等のフォーマルな場面は何時でも緊張するものですが、自己紹介だけはスムーズにできる事で安心感が大幅に違いました。Me, Inc.ではキャリアに直接関係ないセッションもたくさんあり、Kelleyを選択する理由になっている学生もおりますので、気になる方は下記リンクをご覧下さいませ。
Me, Inc.中のプレゼン準備の為に訪問したIU Cinema
     -Roundtables/Networking Nights8月末から何度か)
毎回数十社の企業から社員の方がブルーミントンを訪問し、学生のネットワーキングの練習という名目で会話の時間が設けられます。参加した際には質問をする事、会話を続ける事で必死になっていましたが、今振り返るともっとうまく活用するべきだったと思うイベントです。各企業もKelley  MBAの学生だから、という理由で来ている企業の人たちですので、もっと戦略を練り明確な目標を持った上で挑むべきだったと今は思っています。
     -GCS Day10月初め)
外部から専門の講師を招いてケースインタビューの練習を徹底的に行いました。それまでケースとは無縁の社会人生活でしたので、そもそもケースインタビューって何なのか、という事も含めて全体像が初めて理解できました。アメリカ人学生と2人で組んで1日練習を行ったので負荷は高かったですが、就職活動中に必要がなくてもビジネスを俯瞰で考え、論理的に人に伝えていく良い練習になる事がわかりました。その後独学でケースの勉強を始めるきっかけにもなったイベントです。
     -Kelley Kick-Off Interviews11月頭)
リクルーターの方々が実際の一次選考と同じ内容でのインタビューを行い、フィードバックをしてくれるという大変貴重な機会となります。私はJohnson & JohnsonGEとやったのですが、想像以上にフィードバックも具体的で、2つを同日に行う為、1日だけで英語のインタビューに少し慣れる事ができます。

その他学校に各企業のリクルーターが個別に来ての説明会やネットワーキングイベントはCoreの期間はほぼ毎週のようにあり、任意で参加できるようになっております。

2. 就職活動中のサポート体制、自発的な活用方法

Kelleyの特徴として、各学生にGCSのスタッフが必ず1名ついてくれ、レジュメのチェックや、インタビューの練習を行ってくれます。私はLinkedInのプロフィールのチェックや、カバーレター等も見てもらっており、“英語のチェックだけでもいつでもするから。就活って不安になる事もあると思うからただの話し相手でも良いよ”といつも言ってくれる為、大変気軽に相談できております(英語の雰囲気を正確に訳せているかは不明です)。
また今期の夏はGCS経由で紹介してもらったスタートアップにてマーケティングインターンとして働く事が決まりました。コロナの影響が大きい現在ですが、卒業生のネットワークが大変強く、学生のキャリアサポートに従事している専門のチームがある事のメリットを強く感じる事ができました。
日本の就職活動についてはKelleyで強いネットワークを持っているわけではないので、日本の就職エージェントや同学年のK.Mさんと相談しながら活動を行っていますが、レジュメやインタビューで伝えたいストーリーに関しては日本語でも英語でも基本変わりませんので、英語で常に確認・チェックをしてくれる人がいる事はとても意味があったと思います。
ボストンキャリアフォーラムにて

3.まとめ

コロナ以降全てオンライン環境となった中でも、GCSは学生のキャリアサポートを密に行っています。個別のサポートだけでなく、隔週でGCS DirectorがZoom での就活セッションを設けており、現在の就職市場・学生側の注意点等の最新情報を提供しております。
社費の方であったとしてもMe, Inc.等を通して学べる“自分のキャリアを考え、強みを知り、そして人に伝える”という訓練そのものはきっと価値があるものかと思います。
長くなってしまいましたが、Kelleyのキャリアサポートについてもっと知りたい方がおりましたら、いつでもご連絡下さいませ。ブルーミントンでお会いできます事、楽しみにしております。