2015年4月13日月曜日

ちょっとディープなBloomington

皆さんこんにちは、Class of 2016M.I.です。Bloomingtonは次第に暖かくなり、芝生もすっかり青くなってきてきました。日本では桜の季節ですが、Bloomington も「花が咲く町」という名前だけあって、そこかしこに桜やモクレンが咲く素晴らしい季節になってきました。
さて、今回は、そんなBloomingtonのちょっとディープなスポットを紹介したいと思います。Bloomingtonは「地球の歩き方」にも載っていないので、観光をするような場所は無いのかと思うかも知れませんが、Bloomingtonにも味わい深い観光スポットが沢山あります。

Quarry(石切り場)
Bloomingtonは古くは石灰岩の採掘場として栄えた町であり、今も数多くの石切り場(Quarry)が残っています。中でも、Empire State Buildingに使う石灰岩を切り出したEmpire Quarryは有名で、Bloomington を舞台にした映画「Breaking Away」(1979)でも若者達の憩いの場として取り上げられています。なお、映画では、このQuarryの水たまりに飛び込むシーンがありますが、このQuarryは私有地のため、現在は自由に入ることはできません 。しかしながら、他の場所には、Quarryの跡地を利用した池等、昔の採掘業が栄えた名残を感じる事ができます。Bloomingtonの石灰岩の歴史については、ここでパンフレットを手に入れることができますので、Bloomingtonをより深く知リたければ、是非ご一読下さい。
 映画「Breaking Away」のワンシーン

T.C.スティールのアトリエ
 印象派の画家、T.C.スティール(Theodore Clement Steele 1847-1926)は、Bloomingtonからほど近い場所にアトリエを構え、そこで数多くの作品を残しました。今でも彼の家とアトリエが残されており、室内を見学することができると同時に、ギャラリーも兼ねているので、Bloomingtonの四季の移ろいを描いた 彼の作品を堪能することができます。また、1900年当時のアメリカ人の暮らしぶりが伺えるので、歴史好きの人にもかなり見応えのあるスポットとなっています。T.C.スティールの作品やアトリエに関しては、こちらをご覧下さい。たまにアトリエを使ってJacobsの学生による演奏会等も行われています。
T.C.スティールのアトリエ

モンロー郡ヒストリーセンター
Bloomingtondowntownに、モンロー郡の歴史を展示しているヒストリーセンターがあります。こじんまりとした博物館ですが、Bloomingtonの地理や入植者の家の実物等、興味深い展示がされています。中でも、100年前のBloomingtondowntownの写真の展示は面白く、車が馬車に変わっただけで現在のBloomingtonとほとんど変わりが無いのに驚かされます。アメリカの歴史に興味がある方は楽しめると思います。

マコーミックスクリーク州立公園・イエローウッド州立公園
Bloomingtonから車で15分ほど走らせれば、西にマコーミックスクリーク州立公園、東にイエローウッド
州立公園という広大な森林公園に行く事ができます。春や夏にはハイキングを楽しむことができますし、秋の紅葉は大変美しく見応え十分です。見晴らしの良いところまで車で行けるので、気軽にアメリカ中西部の雄大な自然を楽しむことができます。
イエローウッド州立公園

 マコーミックスクリーク州立公園のOld Quarry(1800年頃の石切り場跡地)

Bloomingtonの近郊にはいくつか湖が点在しており、そこで様々なアクティビティを楽しむことができます。学校からもほど近いグリフィー湖では、規模はそこまで大きくないのですが、トレッキングコースが充実しており、Geodeと呼ばれる結晶が埋め込まれた珍しい石を拾うことができます。また、同じくBloomingtonから15分ほど車を走らせれば、レモン湖、モンロー湖という比較的大きな湖に行く事ができます。レモン湖やモンロー湖では、釣りやボート、バーベキュー等を楽しむ事ができます。
レモン湖


如何でしたでしょうか。今回はMBA生活の息抜きに楽しめる少しディープな スポットを紹介させていただきました。大都会の学校も良いですが、美しい木立と歴史に囲まれて勉強するのも悪くないと思います。何かご質問等ございましたら、遠慮無く在校生までご連絡下さい。

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