2020年12月11日金曜日

米国MBA私費生の日本向け就職活動について(インターン編)

こんにちは。

食費をケチって激安食品ばかり食べていると、どことなく日々体調が悪くなっております、Class of 2021のK.Mです。

私費でお金がない皆さんも、体は資本なのでなるべくバランスの良い食事を心がけましょう。

完全食品(12食で約4ドル)


さて今回は、前回私が執筆したBlogに引き続きMBA生の就活関連トピックとして、日本でのインターンシップの経験について記載させていただきます。

■私のインターンシップ経験

前回経緯を記載した通り、晴れてインターンシップの内定をいただいた私は、1年生の春学期終了後の夏休みの間に日本へ帰国し、某外資系コンサルティング企業にてインターンに参加させていただくことになりました。

仕事の詳細については記載することができないのですが、大企業の業務の根幹に関わる部分についての戦略立案およびシステム分析を担当させていただき、企業がMBA生に期待する役割の大きさと、求められる責任の大きさを強く実感しました。

今回のインターンシップにおける個人的な学びについては、下記の三点に集約することができます。

・ MBA卒業後のキャリアイメージの明確化
・ Kelleyにおける学びの実践的アウトプットの場
・ モチベーションの向上

1. MBA卒業後のキャリアイメージの明確化

コンサルタントというのは、顧客からみると全員がプロフェッショナルであってしかるべきであり、インターン生という立場を明かされることはありません。当然、現職のコンサルタントと同様の働きを期待されるため、現場ではかなり現職に近い業務を担当させていただきました。

特に今回、クライアント企業の重要な局面において、ビジネスの方向性に深く関わる案件に参加させていただき、MBA留学前の業務と比較しても自身のキャリアステージの変化を感じており、MBA卒業後のキャリアイメージを形成する上で大変貴重な経験となりました。

2. Kelleyにおける学びの実践的アウトプットの場

学生という立場である以上、Kelleyは基本的に授業を通じて知識やスキルをインプットをする場です。ケースコンペや企業に向けたプレゼンなどアウトプットの機会は多くありますが、基本的にすべてrisk freeであり、失敗があったとしても学びの過程とみなしてもらえます。

一方でインターンにおいては、自分の働きにより実際に業務インパクトが生じるため、学生のプレゼンとは責任の重さが全く異なります。すなわちインターンは、労働単価が発生する実務においてKelleyにおける学びをアウトプットする初めての場であり、これは私にとって、一年間の学びがビジネスでどう活かされるのかを確かめる良い機会となりました。

(アメリカでインターンをされたA.Kさんも、Kelleyで学んだコンセプトやツールの多くを、実際に活用することができたとのことです。)

3. モチベーションの向上

私にとって今回のインターンシップは、働くことへのモチベーションと、Kelleyにおける学びのモチベーションの、両方を向上する良い機会となりました。

Kelleyでは実務から一年も離れて学業に専念していたため、単価と引き換えに労務を提供する感覚からしばらく遠ざかっていたのですが、この度のインターンにおいては久々に実務に携わり、ゆるふわになっていた気持ちが引き締まる思いでした。と同時に、適度なプレッシャーのもと顧客のために成果を出すことがシンプルに楽しいと感じ、労働意欲が沸き上がってきました。

また、インターン中うまくいったことについては成長の喜びを感じられたのですが、うまくいかなかったことについても、その後の成長の糧となりました。例えば今回私は、インターンの途中でVC関連の業務知識が不足していると感じることがあったのですが、そのことがインターン後にVCについてKelleyで学ぶきっかけとなりました。


以上が、今回のインターンで私が個人的に感じた内容です。要は、とてもいい経験でした!

■まとめ

Kelleyで学ぶ内容はハイレベルな視点からの抽象的なものも多く、アウトプットの機会が無いと「今自分が学んでいることははたして実務で役立つのだろうか?」という不安が生じることもあります。そんな中でインターンというのは、Kelleyにおける学びと、自分の成長を感じる良い機会となること間違い無しです。

また、就職活動を通じた採用企業とのマッチングのプロセスにより、自分が「できること」は企業の求める内容と一致していると思うのですが、その仕事が自分の「やりたいこと」かどうかというのは、現場レベルでの話となってくるので、実際に現場に入ってみないとわかりません。そこのギャップを埋める唯一の機会がインターンです。

ということで、MBA生のみなさんは、日米問わずインターンの機会を持つことをお勧めいたします!

それでは~
2nd-round出願の方、最後の追い込み頑張ってください!

Kelleyに関して質問等ございましたら、是非ともKelley在校生までお問い合わせください。

https://kelley.iu.edu/kjsa/contact/

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