2019年4月15日月曜日

Bloomingtonでの生活 〜配偶者編〜

 Class of 2019のK.I.です。

ご家族連れでのMBA留学をお考えの方にとっては、生活環境も学校選択のひとつの重要なポイントだと思います。私も妻・子(渡米時生後3ヶ月)と留学していますが、どんな街に住むのかというのは本人だけでなく家族にとっても不安材料のひとつでした。特にBloomingtonは大学街ですからあまり情報もなく、「夫(妻)が学校に行っている間、自分は何をしたらいいのか?!」と不安に思われるのが自然ではないかと思います。

今回は私の妻に、そんな不安を少しでも払拭しようと「Bloomingtonでの過ごし方」について【英語学習】【コミュニティ】【子どもと楽しむ】【ショッピング】の切り口で情報を書いてもらいました。少しでもお役に立てば幸いです。

過去に先輩がまとめたブログ記事もございますのでそちらも併せて御覧ください。
ブルーミントンの生活まとめ https://kelley-mba-japan.blogspot.com/2016/12/blog-post.html

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✅英語学習 (無料で受講可能な英語クラス)

MCCSC Adult Education Broadview Learning Center ESL class (English as a Second Language)

https://www.mccsc.edu/adulted#calendar30/20190409/month

レベル1-5までのクラス分けテストを受けてから参加可能。
(このクラス分けテストとオリエンテーションを含んだRegistration dayが月に数回あり、その日に学校を訪れて登録をします。この日程はホームページやFacebookページにてチェックできます)
クラスによって開講時間が異なり、2019年5月現在はレベル1/2/4は月〜金8:30-11:30am、レベル3/5は月〜金12:15-3:15pmとなっています。(この他に週に一度だけのクラスもあります)
チャイルドケアの提供はなく子ども同伴不可なので、例えば子どもが学校に行っている午前中通いたいということであれば午前のクラス希望であることを登録の際スタッフに伝えれば、フレキシブルに対応してもらえます。

 

Vital (Monroe county public Library 2階) 

ENL class (English as a New Language)

https://mcpl.info/vital/about-vital

特にテストなどはなく、vitalのカウンターで必要事項を用紙に記入すればその日から受講可能。
こちらはクラス分け等はないので、英語のレベルは幅がある印象。
週に何コマかクラスが開催されており、それぞれ自分の興味のあるクラス(や、都合のつく時間のクラス)に自由に行くスタイルで開講時間は午前開催から夜開催のクラスまで様々あります。ただ、こちらも残念ながら子どもは同伴不可で、チャイルドケアはありません。

 

Tutoring

上記のクラスとは別に、マンツーマンでVitalのボランティアがチューターとして英語を教えてくれる活動もあります。
こちらは上の登録とは別でwaiting listに名前を書く必要があり数ヶ月待つことがほとんどのようです。(なので、興味のある方は早めに名前を記入しに行くことをお勧めします。)
わたし自身は利用したことはありませんが、友人に聞いたところ週に一度図書館で、などtutorと個別にスケジュールと会う場所を決めるそうで、IUの学生や年輩のベテランボランティアなどバラエティ豊かなチューターと共に一対一の信頼関係の元で皆さん楽しく学習されてるようです。


✅コミュニティ

上記の英語学習というカテゴリーにも分類されるのですが、多くの教会がinternational women(アメリカ国外から来ている女性たち)をサポートする活動をしています。といっても宗教の内容が前面に出ているものではなく、アメリカの文化や英語の言い回しなどを学びアメリカについて理解を深めたり、季節やイベントにちなんだアクティビティをみんなで楽しむことで、わたしたちがここでの暮らしを楽しめるよう交流会を開いてくれているという印象です。

中でもこれまでのKelley日本人家族が住んでいたエリアからアクセスが良く、わたしも参加したことのある2つの教会を以下に記載します。(今後同じ活動が行われるかはわからないので、興味を持たれた方は検索や問い合わせ等してみてください)
なお、教会の中には車を持っていない人に対して送迎を行なっているところもあります。

 

Sherwood Oaks Christian Church

おそらくブルーミントンで一番大きく、IUに来ている留学生のサポートを精力的に行なっている教会です。
わたしが参加したのは2018年前半でしたが、週に一回午前中1時間半ほど、それぞれのテーブルにinternational 3,4名+Native speaker 1,2名という形態で、リードしてくれる先生の元アメリカの行事とそれに関連する表現を学びました。
チャイルドケアの提供があり子供を預かってくれるため、日中子どもと一緒に過ごしているお母さんでも参加することができ、わたし自身もとても助かりました。

 

University Baptist Church

こちらはわたし自身は一度しか参加したことがありませんが、毎セメスター季節にちなんだアクティビティやトピックが毎週企画されており、アクティビティを通して交流を図るスタイルでした。
小さめのこじんまりとした教会で、子どもと同伴で参加することができるため、生後数ヶ月の赤ちゃんを連れてきてるお母さんもいたり、非常にカジュアルでアットホームな印象でした。

ちなみに…
自分はその宗教の教徒ではないけど参加してもいいのだろうか、勧誘などされないだろうか、ともしかしたら不安に思われる方がいるかもしれませんが、わたし自身は色々な教会やコミュニティの活動に参加した中でそういったことは一度もありませんでした。どの主催者も”自国ではないアメリカで生活や子育てに奮闘、時に大変な思いをしている女性たちが困っていることがあれば手を差し伸べたい”という思いから活動を行なっており、またそこに集う女性たちもアジアやアフリカ、南米出身など、地域も宗教も様々でした。
ただもし仮に何か自分が興味のないことや、抵抗のあるイベントなどに誘われた場合に自分の意思表示を示すことはとても大事なことだと思います。

 

✅子どもと楽しむ・教育

Monroe County Public Library

https://mcpl.info/

ブルーミントン市内にあるモンロー郡の公共図書館です。
一階に児童書籍、二階に一般書籍と分かれており、児童書籍エリアにはおもちゃなどが置いてあるプレイルームや、マインクラフトなどができるコンピューターも置いてあります。
また、こちらの図書館は書籍だけでなく乳幼児向けのおもちゃの貸し出しがあったり、イベントも非常に充実しており、幼児向けの歌や手遊びのクラスや、小学生向けのクラフトイベントなど毎月沢山の楽しいイベントが行われています。

 

公園

市内には遊具やトレイル(散歩コース)が充実した公園がいくつもあります。
中でも我が家が気に入ってよく行っていたのは、Olcott parkとBryan parkで、Olcottは林の中を抜けていく散歩道がとても気持ちが良く、娘が赤ちゃんの頃ベビーカーやエルゴで散歩していました。
現在は娘が2歳になり元気いっぱいですべり台が大好きなので、Bryan parkをよく利用していて、こちらは小さい子用の遊具のエリアと大きい子用の遊具のエリアが分かれていて周りが柵で囲まれている点が安心で、大体同じくらいの年齢の子たちと年齢に合った遊具で遊べるという良さがあります。

また、市内には屋内のプレイジムも沢山あり、ボールプールがあるところ、トランポリンが出来るところなど楽しい施設が沢山あります。

 

Indianapolis Zoo

https://www.indianapoliszoo.com/

少し足を伸ばすと、車で1時間ほどのところに動物園があります。
非常に整備が行き届いている綺麗な動物園で、イルカのショーも日に2回上演されています。
規模が大きすぎず程良いので、小さなお子さんと行っても飽きずにほとんど見て回ることができると思います。
また、動物や自然環境を保護する活動について沢山の掲示やアナウンスがありますので、小学生くらいのお子さんが学ぶ場所としてもとても良いと思います。
入園料は日によって異なり、事前にオンラインでチケットを購入した方が安いので、そちらはホームページを事前にチェックすることをおすすめします。

ブルーミントン近郊にも牧場があり、乗馬ができたり、折々に自然や動物に親しむイベントが催されています。
また、車で30分ほどのBrown county state parkも乗馬ができるほか、秋には見事な紅葉が見られます。

✅ショッピング

TJMAXX と Tuesday Morning

どちらも市内の西側にあるディスカウントショップで、わたしの周りの日本人奥さんたちやESLのクラスメイトもよく利用するお店です。

特にTJMAXXは日本でもある程度名の知られているブランドがディスカウントで売られているので、日々日々商品が変わっている中で自分の欲しいものを見つけた時は妙な達成感があります。
服飾や化粧品、食品、おもちゃなど様々な商品がありますが、特にキッチン用品の品物が良く充実している印象です。

ちなみに、先日はわたしが日本にいる時にそこそこいい値段で買ったヨガマットを夫が三分の一の価格で買っていました。このように特にアメリカのブランドのものだと日本で買うのに比べ通常より更に安く手に入れることが出来ることがあります。

 

Half Price Books Outlet

こちらは日本で言うところの古本屋さんで、書籍、DVD、レコードなどの中古品を取り扱っているお店です。わたしは絵本が好きなので個人的にとても気に入っていて、たまに訪れては絵本コーナーを隅から隅まで見て楽しんでいました。キッズ向けのDVDは大体4ドルくらいで、絵本はペーパーバックで2ドル、ハードカバーで4ドルほどで購入出来ます。(一般書の値段は未確認です。すみません。) 絵本は大体が経年劣化はあれどかなり状態はよく、名前の書き込みがあるくらいです。DVDの方は映像が再生出来なかったり音飛びするものもあったりするので、購入の際は事前にディスクに傷が付いていないか確認するといいと思います。
なお、たまに店内すべて1ドルで購入できるセールの日があり、会計は長蛇の列ですが、かなりお買い得ですので興味のある方はFacebookのフォローや、メールの登録をお勧めします。

 

Edinburgh Premium Outlets

https://www.premiumoutlets.com/outlet/edinburgh

我が家ではたまに足を伸ばしてアウトレットに行っていました。車で50分ほどのところにありアクセスも良いので気軽に行くことができます。
スポーツ系ブランドや紳士・婦人それぞれの服飾系ブランドがバランスよくありますし、個人的には子供服が充実しているので娘に必要な服や靴を買うのに重宝しました。

 

The Fashion Mall at Keystone

https://www.simon.com/mall/the-fashion-mall-at-keystone

こちらはインディアナポリスにあるNORDSTROMという百貨店が隣接しているショッピングモールで若者向けのファッションブランドから高級ブランドまで様々なお店が入っています。フォーマルウェアなどを探している時にはこちらに見に行くことがありました。1

以上、ブルーミントン市内と近郊のおすすめスポットをいくつか記載させて頂きました。ブルーミントンは小さな大学町ということで、日本から家族帯同で留学希望の方は、家族が楽しめる場所はあるだろうか、配偶者や子どもはどんな過ごし方をしているのだろう、と思われる方もいらっしゃると思います。ブルーミントンは小さな町ではありますが、自然に溢れ、国際色豊かで多様性があり、外国人であるわたしたちに対して理解があります。なので、配偶者の方が個人で行動されるにも、お子さん連れで行動されるにも、自分次第で様々なこの国の良さや素敵なお店、楽しい時間の過ごし方を見つけられると思います。(また何もせずのんびりと自然や鳥を眺めていられるのがこの街の良さでもあります。)
住み慣れた場所を離れて言葉や文化の違う国で暮らすことは、ご家族にとっても大きな挑戦であると思いますので、その1つの参考材料としてお役に立てましたら幸いです。


1 FOOTNOTE
(夫談)Keystoneはインディアナポリス北東部にありBloomingtonからは1.5時間ほどかかりますが、近くに本格的な日本のラーメンが食べられるKizuki Ramen & Izakayaというお店がありそちらもおすすめです。

2019年3月7日木曜日

Energy系 ケースコンペ(本選編)

Class of 2019のK.I.です。

前回のY.M.さんの投稿に続き、外部ケースコンペでの経験について共有させてください。

個人的に今回の経験は、「Kelleyでこれまで学んできたファイナンスの知識」および「これまでのキャリアで学んできた電力産業の知識」を総動員し、チームメンバーと協力して共通のゴールを目指すというとても達成感のあるものでした。
結果的に入賞することはできませんでしたが、Kelleyで学んできたことの集大成として、自分の得意分野で力を発揮でき、チームでの学びも多くありました。

本選ケースの概要・準備期間! 

アメリカのMBAにおけるケースコンペというのはだいたい同じようなフォーマットだと思うのですが、一次選考を突破したチームのみがオフィシャル・ラウンドに呼ばれ、現地でのプレゼンに臨みます。その後現地でさらに数チームが選抜され、ファイナル・ラウンドが行われて順位が決まるというものです。短期間でコンサルのピッチを体験するような感じです。

さて、無事Mini Caseによる選考を通過した我々は、NYで開催されるオフィシャル・ラウンドへ招待されました。オフィシャル・ラウンドでは新たなケースが課され、プロポーザルの提出期限として10日間が与えられました。

ケースの内容を簡単に紹介しますと、①与えられた選択肢から顧客(テキサス州の病院、ニューヨーク州の実験施設、ミネソタ州のコミュニティ等) を1つ選び、②その顧客に対し (a)エネルギー強靭性の向上、(b)環境負荷の低減 の2つのゴールを達成するエネルギーシステムを提案せよ、というものでした。
エネルギーシステムに組み込める熱源には指定があり、ガスタービン、太陽光、風力、バイオマス、バッテリー・・・等が与えられ、ファイナンスの仕方については「プロジェクトファイナンス」という指定がありました。

こうして様々指示が与えられる中、データについては何ひとつ与えられなかったため、「顧客のエネルギー消費量」「顧客のデマンドカーブ」「デマンド料金・電力量料金」「現地の太陽光照射量・風況」「連邦・州の規制」など、様々な条件・データについてリサーチし、どうしても得られないデータについては仮説を立てて仕上げていく必要がありました。
ケースコンペへの参加は当然任意ですので、通常の授業の課題をこなしながらでの作業になります。限られた期間でのチームワークとなり、時間との勝負でもありました。

多くの制約があるなかではありましたが、我々のチームは「リサーチ⇒プロポーザルの骨子考案⇒教授へのインタビュー⇒財務モデル構築⇒プロポーザル考案・プレゼン作成⇒クラスメートをオーディエンスにしたプレゼンの練習」という作業をすべて時間内に終えることが出来ました。

これは今回の参加チームは以前にファイナンスのリアル・オプション理論の授業(F508 VALUATION OF REAL OPTIONS)でチームを既に組んだことがあったことから、お互いのスタイルをわかり合っていたという点も大きく貢献したと思います。

また、当校の教授にプロポーザルの骨子についてアドバイスを求めた際にいただいた「経済的メリット(NPV[正味現在価値])も重要だが、クライアントの重視する優先事項を忘れないこと」というフィードバックがチームのプライオリティを定義する重要なガイドラインとなり、スムーズに意思決定を行うことが出来たと思います。

この経験からの学び 

コロンビア大学を訪問できたことも刺激になりました。

NYでの発表当日、午前2時にNYに到着した我々は数時間の睡眠を取り、午前中の発表までにも数度プレゼンの練習を行い、準備万端で臨みました。
個人的には、「情報収集・リサーチ」「データ分析」「財務モデル」「プレゼンテーション」どれをとっても、これまでで最高の出来だったと思います。
結果的に入賞には至りませんでしたが、今回このケースコンペに参加したことで、MBAで学んできた知識とチームワーク面での成長を実感でき、自信に繋がりました。今後の財産になる経験だったと思います。

以下に簡単に、今回のテイクアウェイをまとめたいと思います。

1. それぞれが持つ強み(財務・会計に関すること、エネルギー技術や規制に関すること)を発揮できた

    ・ケース提出まで10日間のみという限られた時間の中で、早い段階でチームとしての優先事項を決め、各自の役割を明確化したことで、リサーチやエクセルでの分析に時間をかけることができた。
    ・全員がファイナンス専攻ということで、財務モデルの構築のために各自が貢献できた。
    ・F541 SPREADSHEET MODELING IN FINANCE(財務モデル構築の授業)で習った知識を総動員し、エネルギー消費量とキャッシュフローの予測をリンクさせた財務モデルを構築できた。
 ・こうしてそれぞれが育んできたスキルセットを発揮した結果、クオリティの高いピッチが完成出来たと思います。


2. チームとして建設的な働きが出来た

    ・チームでのディスカッションでは、全員が反対意見を積極的に発言し、建設的な議論を行うことができた。
    ・時間の無い中でありながら、ネガティブな発言をするものが居らず、前向きな姿勢で終始取り組むことができた。
 ・これもそれぞれがこれまで培ってきたチームリーダーシップの成果だと思います。


逆に反省点としては以下のようなものがありました。
    ・効率よく円滑に議論を進めてはいたものの、貴重なミーティングの時間に細かいことで議論になってしまった時間はもったいなかった。細かい作業は個人作業とし、ミーティング中は大局を見失わぬよう気をつけなければならないと感じた。
    ・入賞チームの発表内容と比較して、自分たちの提案を疑ってかかる(ストレス・テストを行うなど)という視点が我々には欠けていた。
 ・Kelleyのファイナンスの授業ではミスリーディングである可能性があるため余り扱われない「IRR(内部収益率) 」に関して審査員から質問されたり(我々はNPV(正味現在価値)しか用意していなかった)、他校のプレゼンでもIRRが経済性の指標として使用されていたりして、一般的に利用されているものなのだということを学んだ(無知ですみません)。同時に、IRRの問題性についておさらいし、自分の言葉で説明できるようにならなければならないと感じた。 (ご興味のある方はこちらをご覧ください)


以上、個人的な学びを羅列してしまいましたが、学校の授業を受けているだけでは得られないような学びがケースコンペにはあり、純粋に楽しい経験でした。
ケースコンペからテイクアウェイすることは人それぞれだとは思いますが、授業で習った理論をハンズオンで試すことのできる貴重な機会です。
MBA在籍中しか体験できないことですので、機会があればぜひご参加をご一考ください。

2019年3月4日月曜日

Energy系 ケースコンペ (予選編)

こんにちは、Class of 2019のY.Mです。5月に卒業を控えSpring Semester のSecond 7 week を残すのみとなっています。
今回は、2月に参戦してきたケースコンペの内容を紹介させて頂ければと思います。予選編をY.Mが、同じチームで参戦してきたK.Iさんが本選編を紹介させて頂きます。


チーム結成 の経緯

Fall Semesterの授業で、プロジェクトをK.Iさん、同級生のアメリカ人とY. Mの3人チームで取り組みました。バリュエーションを行うプロジェクトの題材を探している時に、3人ともエネルギー系のバックグラウンドということもあり、エネルギー関連の話で大いに盛り上がりました。そこで、2月にNYの Columbia Universityで行われたEnergy系のケースコンペに3人で参戦することにしました。


予選の内容

予選では、Mini-Caseが配られました。Caseの内容は、「COOがCEOに太陽光発電導入を提案する」でした。太陽光導入によるメリットをまとめると共に、最適なファイナンスの方法を提案することが求められました。我々のチームは、コスト・環境面で太陽光がもたらすメリットをまとめ、あらゆるファイナンスの方法を比較して提案をまとめ上げました。そして、予選を通過。NYでの本選に進出しました!


ケースコンペを通じて

1) 成功体験を得られた

予選・本選共に、ケースがリリースされてから1週間以内にパワポを作り上げないといけなく、授業や学内外の活動と両立しながらではなかなかタイトなスケジュールでした。ただ、その中で夜遅くにテレビ会議をしたり、授業の合間に会ったりし、個人的には限られた時間内で満足のいく提案内容をまとめられました。上手くチームが機能したのは
1)一度チームを組んでいた為、お互いを良く理解しあっていた。
2) ファイナンスや会計知識を全員が共有していた。
のが大きかったと感じています。
1)については、一度チームを組んでいる為、チーム内での自分の役割(「ここは任せよう」や「ここは自分がやってみよう」など)を何となく把握出来ていた為、チームが自然と上手く機能しました。
又、2)については、2年生の後半で、3人全員がケースで必要だったファイナンスや会計の知識を習得済みだった為、「財務モデルを作成するにはこの要素が足りていない」や「このファイナンスの方法を選択すれば、財務諸表にはこういう影響が出るな」という知識を共有しており、議論がスムーズに進みました。
私は、今まで参加した学内のケースコンペでは、全く結果が出ていなかったので、卒業前に上手くチームが機能したという成功体験を得られたのは、非常に有意義な経験でした。言葉で書けば当たり前のこれらの要素ですが、それらを身をもって体験できたのは、卒業後に派遣元に戻った際に上手くプロジェクトを進めていく為にも貴重な経験だったと思います。


2) 改めてKelleyのCollaborativeなCultureを感じた

本選に向けてNYに行く週には、KelleyのMBAのメーリスでShout-out(応援メールの様なもの)をしてもらいました。学校内でも、同級生たちから「頑張って来いよ!」と声を多くかけてもらいました。又、Energy ClubのPresidentにはプレゼンを見てもらい、コメントを貰ったり、Financeの教授にはケースで必要だったProject Financeの詳しい説明をしてもらったりと、Kelleyの様々なリソースを活用しながら今回のケースに臨みました。
その中で改めて感じたのは、KelleyのCollaborativeな校風でした。1年生の最初のCoreの頃から感じている文化ですが、Small Schoolで生徒間や教授との距離が近く、お互いを高めあおうとする姿勢はKelleyの大きな特徴だと感じています。


3) 純粋に楽しかった!!

今まで学んできたハードスキルやソフトスキルをしっかりケースに応用している2人とチームを組め、沢山の刺激をもらえることが出来ました。ただ、それ以上に「予選通過した!」「NPVがマイナスだ。どうしよう。」「本選の相手はあの○○校だ。。」など、小さなことに3人で一喜一憂しながら、頑張れたのは非常に楽しかったです。30手前のおじさんたちにも関わらず、何か学生時代の部活のようでした。私は、部活を頑張ってきた人間では無いのでイメージですが。笑


それでは、本選編については、同級生のK.Iさんにバトンタッチさせて頂きます!!

2019年2月10日日曜日

Core科目を終えての所感と課外活動について

はじめまして、Class of 2020のY.K.です。
初めての投稿ということもあり、何も書こうか迷っていたらかなりの時間が経ってしまいました。投稿を止めてしまい、失礼しました。

秋学期が終わって少し経ってしまいましたが、コア科目についてと、課外活動について少し書かせていただきたいと思います。

秋学期のコア科目について

先月のK.I.さんの投稿で書かれていますが、Kelleyではコア科目としてアカウンティング、統計、クリティカルシンキング、ミクロ経済、ファイナンス、オペレーション、マーケティング、ストラテジーを履修します。噂には聞いていましたが、アサインメントも多く、かなり厳しい日々でした。
Kelleyのコアは単にそれぞれの科目を学ぶのではなく、各科目の教授が密に連携を取っており、ある科目で習ったことを他の科目で応用するようにデザインされているのが魅力のひとつです。例えば、クリティカルシンキングで学んだ誤謬というものをストラテジーで応用する、というような具合です。他にも、ファイナンスとマーケティングの教授が授業時間を調整して、合同セッションをやるというようなこともありました。

しかし、何よりも学びになったのは、5ヶ月弱同じ教室で、5人のチームメイトと60人強のクラスメートと共に学んだということでした。特に、チームメイトに恵まれたのが大きかったです。私の拙い英語を我慢して聞いてくれたり、時にはクラスで発言しろと背中を押してくれたり、もっと自ら牽引するようなリーダーシップも見せてほしいとフィードバックをくれたり、と素晴らしい方たちと共に学ぶことができました。(勿論、私もフィードバックをさせていただいたのですが。)
お互いの強みを活かしつつフォローをしあう、という如何にもKelleyのカルチャーという感じです。ここでチームメイトのフォローがあったからこそ、後述する春学期の授業でもどんどん発言ができるようになりました。

コアのクラス(Red cohort)と教授陣
自席から見た教室の風景

課外活動について

授業などで大変な日々でしたが、クラブ活動や課外活動の機会も頻繁にあります。例えば先日、MBAAという生徒会が主催するGALAというオシャレに正装して、食事や模擬カジノを楽しむ、というイベントがありました。

GALAの風景(ブレていますが…)

また、他国の文化を学ぶような機会もあります。私はAsian MBA AssociationでインドのDiwaliというお祭りや、アジア圏の旧正月を祝うようなイベントにも出席しました。(写真はないですが、日本の「節分」についても紹介をさせていただきました。)他にも業界や職種に特化したクラブなどによるネットワーキングの機会なども豊富です。
個人のアサインメントやチームミーティングでも忙しい上に、更にこのようなクラブ活動に参加したりすると、タイムマネジメントが本当に重要になってきます。私もまだまだですので、時間の管理もできるように励んでいきたいと思います。

インドのDiwaliというお祭り(またブレていますが…)
旧正月のお祝い

春学期について

春学期から初めて選択科目を取り始めています。1月~2月に受けているのは下記の授業です。
  • W505: Power, Persuasion, Influence, and Negotiation(交渉術、Carolyn Goerner教授)
  • W506: Entrepreneurship: Leadership & Practice(アントレプレナーシップ、Donald F. Kuratko教授(Dr. K))
  • A548: Strategy Cost Analysis & Control(管理会計、Jason Brown教授)
交渉術の授業は学びが多いのですが、授業でのパーティシペーション、つまり発言が評価の点数の多くを占めるため、留学生には若干辛いところがあったりします。しかし、コアの期間のチームメイトのサポートもあり、少しずつ発言できるようになってきました。これを機に更に授業で発言できるようになって頑張りたいと思います。
上記に加え、GLOBASEアカデミーのコンサルプロジェクトも並行で走っており、充実した日々を過ごしております。

ブルーミントンは寒くなったり暖かくなったりしています。日本も寒いと伺っています。受験生の皆様、お体にはお気を付けてお過ごしください!

2018年12月30日日曜日

アメリカのMBAでしか学べないこととは?

Class of 2019のK.I.です。

MBA1年目が終わった時に振り返りの投稿を出来なかったので、1セメスターを残すのみとなった私の留学生活を振り返りたいと思います。受験生の皆様は年末年始もアプリケーションに大忙しだと思いますが、学校選びや今後のMBA生活の何かに参考になれば幸いです。

アメリカのMBAでしか学べないこと

MBA受験時から考え続けることになるテーマとして、「MBAでしか学べないことって何だろう?」ということがあります。受験期間中も含めて約3年間、貴重な時間をMBAのために捧げることにどれだけの価値があるのでしょうか。

2年目の秋学期は、このことをまた考えることがありました。留学生活も残りわずかとなり、今勉強している知識を派遣元企業でどのように活かせるのだろう?ということを考えたことをきっかけにして、「果たして自分は、業務で学ぶ実務的な知識よりも価値のあることをMBAに来て身に付けることが出来ているのだろうか?」ということに思いを巡らせました。

結論から言うと答えは出ませんでした。自分がこの2年間で学んだことや経験をどう活かすかは自分次第ですし、結局はMBAに来てよかったと思える理由を考えて自分を納得させることになるのだと思います。

ただ、MBA2年目にして、自分の成長を実感することはできています。 これは確実に、MBAに来てよかったと思える理由の一つになると思います。以下に具体的に書いていきます。

授業で学ぶスキルセット

まず授業では、MBAに来る前には知らなかったことをたくさん学びました。1年目のコア科目でアカウンティング、統計、クリティカルシンキング、ミクロ経済、ファイナンス、オペレーション、マーケティング、ストラテジーを履修し、選択科目ではファイナンスを専攻としつつ、マーケティングの副専攻もしています。

企業の将来の財務諸表を予想して企業バリュエーションのモデルを作ったり、回帰分析を使って需要の予想や価格弾力性の分析をしたりするなんてことは、MBAに来る前には全くできなかったことです。

ただ、この勉強は日本のMBAでも出来ます。わざわざアメリカに来て勉強することの意味は何なのでしょうか?

私は、「アメリカに来て、よくまとめられた教授の授業を受け、言語の壁に葛藤し、チームメイトと議論しながら勉強した」という経験が、勉強した知識を記憶に残らさせ、定着させることに役立つのではないかと思っています。 確かにMBAで勉強する知識自体は日本の本にも書いてありますが、アメリカで、英語で、苦悩しながら勉強したという情緒的な一面は無視できないと思います。

英語とリーダーシップ

次に英語については、あくまで自己評価ですがかなり上達したと思います。語彙やリスニング力が向上したのも少しはあると思いますが、何より「英語で自分の意見・質問を大勢の前で口にすることへの ハードルが低くなった」ということが私にとってのブレークスルーだったと認識しています。

想像してみてほしいのですが、クラス中に手を挙げると、半円状になっている教室では、クラス内の全員の目がこちらを向き、みんなが私の発言に耳を傾けます。クラス中に発言すること、グループワークで自分の意見を英語で述べ、チームに納得させること、というのは、とても勇気のいることです。そしてこれはチームリーダーシップにつながってきます。私は一番初めのコア期間中、発言する勇気が出ず、リーダーシップを発揮できずに歯がゆい経験をしたことが何度もあります。

Kelleyではコア期間の終わりに、コアを一緒に過ごしたチームメイトからフィードバックのコメントをもらえます。私の思っていた通り、チームメイトからは「もっと意見が聞きたかった」「ミーティングで反対意見があるのなら、もっと強く発言すべきだった」などのフィードバックをもらいました。こうしたコメントを踏まえて、自分の中でコア期間中の自分の行動を反省し、選択科目のチームでは積極的に発言し、ディスカッションをリードしていくことに努めてきました。

具体的には、ミーティングのセッティングを進んで行う、 ミーティング前の準備をしっかりすることでミーティング冒頭から議論をリードする、反対意見を明確に述べる、チームメイトの意見に耳を傾ける、などです。どれも当たり前のように聞こえるのですが、言語が変わり、チームメイトが全くバックグラウンドの違う者に変わった途端に難しくなるのです。

努力の甲斐もあってか、現在は、選択科目でチームを組む際、一緒にチームを組もうと誘われたり、一緒に勉強しないかと誘われることが多くなりました。これまで選択科目で多くのチームを組んできましたが、チームワーク面での努力を評価され、信頼を得られてきた証拠だと自分なりに解釈しています。

また、クラス中も迷いなく手を挙げて発言・質問できるようになりました。秋学期に履修した授業では、質問内容を教授に褒めていただき、周りに座っていたクラスメートから「Good Job!」とほめてもらうことが出来ました。これまで英語で発言する自信の壁と闘ってきた努力が報われたような気がして、とても嬉しかったことを憶えています。

こうしたリーダーシップや自信は、外国でマイノリティとなり、英語も上手に話せないという逆境のなかで、苦悩しながら努力した結果得られたものだと思っています。

MBAに来て良かったか

このように、MBAに来たことで、日本にいたとしたら得られなかったような知識・経験・自信・リーダーシップを身に付けることが出来ていると思います。ただ、前述のとおりそれがどれだけ価値をもつのかはわかりません。日本に戻って派遣元企業でまた働き始めた際には、MBAで学んだことを活かすか殺すかは自分次第でありながら、大きな組織の中で自分が起こすことのできる変化の小ささに葛藤し、模索していくのだと思います。その時に、Kelleyで勉強・経験したことが将来必ず助けてくれると私は信じています。


もうまとめに入ってしまっていますが、Kelleyでの留学生活はまだ残り1学期ありますので、会社に戻った後のキャリアで活かせるかもしれない何かをできるだけ吸収して帰りたいと思います!

2018年12月11日火曜日

Kelley卒業生の就職データ

Class of 2019のK.I.です。

マーケティングに強い学校として知られているKelleyですが、Poets & Quantsに最近投稿された記事を見てみると、卒業後、P&Gに代表される消費財メーカーでの職に就く者は全体の15%程度であるとされていて、想像するほど多くはありません。


MBAの機会を利用してアメリカでの転職を考えている方や、米国企業とのコネクションを作りたいと考えている方もいらっしゃると思いますので、今回は2017年のKelley卒業生の就職データについて紹介させていただきます。


まず卒業後の就職先の産業ですが、コンサルティングがトップで25%、次がテクノロジーで24%となっています。年俸の中央値はコンサルティングが一番高くなっています。マーケティングでイメージされがちなB2Cの消費財は前述の通り15%です。

次に職務です(米国企業では、職務に応じて求人を行うことが多いです)。職務については、マーケティング職が一番多く34%、その次がコンサルティング職で32%となっています。やはりマーケティングに強い学校とあってマーケティング職が多いですが、先の表のデータを踏まえると消費財に限らず製造業やテック業界等、他の産業でマーケティング職に就く者も多くいることがわかります。

勤務地については、インディアナ州の学校とあって中西部が圧倒的に多く46%です。その次が西海岸で25%となっておりこれはテック企業への就職者が多いことが理由として挙げられるのではないでしょうか。Kelleyのプログラムの特徴であるAcademyでは、企業訪問を行う機会があるのですが、その対象も中西部の企業が中心となっていました。

最後に全卒業生の平均年俸の過去4年間の統計です。米国の景況が全体として良かったことも影響していると思いますがベース年俸、ボーナスともに順調に上昇しています。日本円に換算すれば年俸+ボーナスで約1500万円。Class of 2017の卒業時の平均年齢は約30歳ですから、30歳でこの年収を得られるとは素晴らしいですね。米国でMBAの学位が高く評価されていることの顕れだと思いますが、一方で米国企業と日本企業との実力の差を見せつけられているような気がします。日本企業、ガンバレ!!

就職先企業の一覧はKelleyのHPで閲覧できますが、以下の企業がTop MBA Hiring Companiesとして例示されています(Topの定義は不明。採用人数でしょうか)。

https://kelley.iu.edu/recruiters-companies/graduate/employment-statistics/recruiting-companies/index.cshtml

  • 3M
  • Abbott Laboratories
  • ConAgra Frozen Foods
  • Cummins, Inc.
  • Deloitte Consulting
  • Dow Chemical
  • Ecolab
  • EY
  • General Motors/OnStar
  • IU Health
  • Johnson & Johnson
  • Nestle
  • Procter & Gamble
  • Target

以上のデータで、Kelley卒業生の就職先や企業との接点について全体的な傾向をつかむことが出来るかと思います。全体な傾向として、例えば東海岸の金融サービスなどの業界に進むものは多くはありません。そういった企業に就職したい・コネクションを作りたいという方は、NYなどの学校に進まれた方が機会は多いと思われます。(KelleyにはCapital Market Academyもありますので、全くないわけではありません)一方で、中西部の製造業・小売業・消費財や、シカゴをベースとするコンサルティング、西海岸のテック企業などは就職者も多く、学校にリクルーティングに来る企業も多いです。そういった業界に興味のある方は、進学先にKelleyも一考されてみてください。

*すべてのデータはKelleyのGraduate Career ServicesのHPから抜粋しました。

2018年11月25日日曜日

KelleyのFinance授業について

こんにちは、Class of 2019のY.Mです。

Kelleyでは、必ず一つMajorを下記科目から選択する必要があります。

Business Analytics
Entrepreneurship and Corporate Innovation
Finance
Management
Marketing
Strategic Analysis of Accounting
Supply Chain and Operations

そして、私はFinanceを専攻しています。恥ずかしながら、私はMBAに来るまでは、Financeの知識は皆無でした。ただ、派遣元でも事業買収・売却や資金調達方法が大きなトピックスとなり、そもそもどうやって適正な事業の買収価格を決めてるの?どの資金調達が最適かどうやって判断してるの?という興味をもっていた為、FinanceをMajorすることにしました。

そこで今回は、私が今まで受講したKelleyのファイナンス系授業の紹介をさせて頂きたいと思います。ただ、授業の中身ばかり書いても何なんで、個性豊かなFinanceの教授陣の紹介も混ぜながら書かせて頂きます。


授業紹介


1) Integrated Core: Finance (Matt Billett教授)
Kelleyに入学すると誰もが受けなければいけないIntegrated Core。勿論、FinanceもCoreの授業の一つに組み込まれています。Time Value of Moneyに始まり、Cost of Capital, DCFやOption Pricing等、ビジネスパーソンとして身に着けていなければいけないFinanceの基礎知識を7週間という限られた時間で習得します。Billett教授は、50を越えているとは思ない程のイケメン教授。PhDから本格的にFinanceを勉強し始め、苦労したとのこと。その為か、初学者が躓きやすいポイントを良く把握している。

2) F540: The Firm in Capital Market(Sreenivas Kamma教授)
WACC Aproachに始まり、APV Approach, EVA, ROIC....、コーポレート・ファイナンスの道に進むのに必須なValuationの手法をケースも交えつつゴリゴリ計算しながら学ぶ授業。Kamma教授は、インド出身で訛りがきつい。でも、次第に慣れていきます。又、教授作成のテキストが非常によくまとまっている。マーケティングやサプライチェーンなどファイナンス以外の道に進む方が受講しても価値ある授業!

3) F520: Asset Valuation and Strategy (Andrew Ellul教授)
主に効率的市場仮説、ポートフォリオ管理(Sharpe Measure, Treynor Measure等)を学んだ後に、Option Pricing(Binomial, Black Scholes)を学ぶ。イタリア出身のおしゃれなEllul教授は、大のユベントスファン。彼の授業はコールド・コールの嵐。学生への期待値も高く、答えられないと「こんな問題もわからないのか!」と怒られる。しかし、非常に熱心な教授で、遅い時間帯からでもOffice Hourを開ていてくれ、質問に丁寧に答えてくれる。学生からの評価も高い教授。

4) F546: Corporate Financial Strategy (Merih Sevilir教授)
Corporate FinanceでどのようにInvestment, Financing, Payout の判断を下すのかについて学ぶ。トルコ出身のSeilir教授は、INSEADでPhDを取得。Morgan Stanley, Deutsche Bankでの勤務経験も持つ。妹(姉?)はAmazon勤務とのこと。その最強DNA、私にも分けて下さい。笑

5) F548: Corporate Governance and Restructuring(Merih Sevilir教授)
M&Aに特化した授業。Valuation、買収からの防御策、そしてPEやActivistの役割・最近の動向について学ぶ。定量的な側面は勿論、M&Aの定性的な議論も授業では取り扱われる為、非常に面白い。F546と同じくSevilir教授が担当。時折、授業内容に関連する教授の研究内容を授業で教えてくれるのだが、その時の教授のニヤニヤ顔が半端ない。

6) F507: Short Term Financial Management (D.J.Masson教授)
他のFinance授業は、コーポレートレベルの高い視点であるのに対し、F507はTreasuryとして日々の業務レベルで知っておくべき内容(Working Capitalの管理、CCCをどう短縮するか?Floatをどう短縮するか?等)を扱う。Masson教授は、非常に優しいおじいちゃん先生。授業後に復習の為に授業動画も提供される為、英語を聞き逃していまうInternationalの学生にはありがたい。

7) F508: Real Option(Richard Schockley教授)
DCFでとらえていないものは何?それは戦略のFlexibility! Option Pricingの理論を応用して、Flexibilityを加味して事業への投資判断を下すことを可能にするReal Optionの授業。Schockley教授は、Kelleyの有名教授の一人。蝶ネクタイ姿がいつもきまっている。授業スライドも教授が書いた教科書も非常に分かりやすく、面白い!現在履修中であり、最終プロジェクトをStrategic Finance Academy(ファイナンス系アカデミー)のエースのアメリカ人と同期のK.Iさん、Y.Iの日米トリオで取り組み中! (日本人はそもそも二人しかいませんが。笑)


まとめ


Kelleyは、Financeのイメージがあまり無い学校かと思いますが、MS in Financeというファイナンスに特化した新しいプログラムが始まったり、Academy(Strategic Finance Academy, Capital Markets Academy)も2つ用意されていたりと、ファイナンスを深める機会が沢山あります。又、Finance Clubも運営されています。
上記の授業は一部であり、他にも多くのファイナンスの授業が開講されています。受験生の方々も、国際性・個性豊かな教授陣の下、Kelleyでファイナンスを学ぶことも是非ご検討下さい!!