ご無沙汰しております。Class of 2013のTakaです。
MBA最後のセメスターに入り、留学生活もラストスパートをかける段階になりました。
5月に卒業したら派遣元企業に戻り、組織の中でパフォーマンスを挙げる為に日夜汗をかくことになるのでしょう。そう、「組織」の一構成員として。
考えてみるとこの世に生を受けてから30年の間、常に何らかの「組織」に属していました。直近ではKelleyや派遣元企業、過去に遡れば小・中・高・大などの学校や、学校の中の部活やサークル等、多くの組織の中を渡り歩いてきました。大枠で考えれば家族もある種の組織かもしれません。
そこでふと思ったのですが、「組織」っていったい何なのでしょう?
デジタル大辞泉によると、
『一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団。また、それを組み立てること。』
と定義されています。
KelleyではCoreやElectivesを通じてファイナンス、アカウンティング、マーケティング、オペレーション、マネジメント等々を学んできました。デジタル大辞泉に定義に基づけば、これは全て『一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団』の中で共通目標を達成する為に必要なスキルと言えるでしょう。
ではデジタル大辞泉の定義の後半部分『また、それを組み立てること』については今まで学んできたか?
「・・・・・・」
と言うわけで、今セメスターは「W532: Organization Design Alternative」を受講しています。
この授業では企業の外的・内的環境変化、企業のStrategyや各成長段階に対応した組織のあり方、組織間のコミュニケーションを促進する方法を学習し、更に学んだ理論を自分の所属していた組織に当てはめてのレポートを作成することで理論と組織を分析するスキルアップを図れます。
セメスターが始まって3週間が経過しましたが、今のところ外部環境の変化に迅速に対応できる組織作りについて、2008年から2010年にかけてChryslerやGMといった自動車産業で起こった組織構造変化事例を用いて学習しており、今後は一般的な組織構造(Functional、Divisional、Hybrid, Matrix等々)とそのメリデメや、Globalization過渡期における組織構造変化等についても触れていく予定です。
学習する内容としてはそこまで目新しくはありませんが、今まで自分が考えていた組織の在り方の再考、より広い視点で組織についての考察、漠然とした知識しか持ち合わせていない組織論の体系的学習に非常に良い機会だと感じています。
最終的にはGlobalizationが至上命題である派遣元企業の組織構造を分析し、中長期経営戦略や人材育成・評価制度等を絡めて、より効果的なLearning Organizationを構築できる組織案をひねり出せる様頑張ります。
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