2015年11月1日日曜日

アントレ・イノベーション系(Entrepreneurship&Innovation)の学びについて

こんにちは、Class of 2016のS.M.です。Bloomingtonは少し冷え込んできた感じですが、まだまだ冬本番はこれからというところです。たまたまネタを思いついたので、レストランの記事に続き、もう一件投稿します。

今年も、1月出願に向けてアプリカントの方からお問い合わせをいただいているのですが、去年、今年とアントレ・イノベーション(Entrepreneurship&Innovation)に関するお問い合わせを何件かいただきましたので、過去の情報をまとめつつClass of 2016の体験も交えてアップデートしたいと思ってこの記事を書くことにしました。

KelleyでのEntrepreneurshipへの関わり方としては、以下のようなものが考えられます。
  1. Entrepreneurship系のクラスを取る
  2. Entrepreneurship Academyに所属して活動する
  3. クラブ、ケースコンペティションなど課外活動に参加する
 以下、順に説明していきます。
 

1. Entrepreneurship系のクラスを取る

基本的に自分のMajorに関係なく授業は選択できますので、Entrepreneurship & Corporate Innovation Majorを目指すかどうかに関係なく、興味に応じて様々なEntrepreneurshipのクラスを取ることができます。過去の参考記事はこちら


W574 Corporate Entrepreneurship and Innovation

企業内におけるEntrepreneurshipをどのように活性化するのか、という課題を扱います。まず、Innovationとは何かという問題設定から始まり、EntrepreneurshipとCorporate Strategyの関わりや従業員のEntrepreneurial activityを活性化するための環境づくりなどを学びます。Dr. K(アントレ系の有名教授)のパワー溢れる講義を通して、将来、自分が企業のマネージャとなった場合に、自分の部署からInnovationを生み出すために必要となるフレームワークとその使い方を学びます。(Class of 2016, S. M.)

W508 Social Entrepreneurship and Economic Development

社会起業家に必要なマインドとアイディアの生み出し方等と学ぶ授業です。起業を行うにあたってのアイディアのブラッシュアップの仕方であるDesign Thinkingの理論や、教授独自のSocial Entrepreneurshipに関する研究論文等を読んだ上で、チームを組んで実際の社会問題に注目し、それについてのソリューションを提案します。実際に社会問題に苦しむ人々のところへインタビューを行なったり、最後のプレゼンも、パワーポイントのプレゼンテーションだけではなく、投資家へのプレゼンのような形式で模型やパネルを作ったりと、実際の社会起業家が行うであろうプロセスを体験することができる授業です。(Class of 2016, M. I.)

W511 Venture Strategy

スタートアップにおけるストラテジーをケースベースで学ぶ授業です。起業家は利益を追求すべきか、それとも、支配権を追求すべきか、失敗をどう扱うべきか、どうすれば成長を加速できるか、従業員感情をどう扱えばいいのか、などスタートアップが立ち上がり成長していく過程で生じてくる問題について学びます。(Class of 2016, S. M.)

2. Entrepreneurship Academyに所属して活動する

過去の記事にもEntrepreneurship Academyに関する記載があるのですが、若干状況が変わっていることもあり補足します。
・2015年現在、Entrepreneurship Academyは2年生のみが選択できるアカデミーになっており、入学当初の1年生は選択できません。
・主な活動内容として、Academy Trekとしてシリコンバレーのスタートアップ、インキュベータやアクセラレータを訪問しネットワーキングを行ったり、ビジネスアイデアをベンチャーキャピタルの役員を前にプレゼンするなどしています。

3. クラブ、ケースコンペティションなど課外活動に参加する

Kelleyには様々なクラブがありますが、Entrepreneurshipと親和性の高いクラブとして、High-tech Club, Net Impact Clubなどがあります。これらのクラブを通して、地域の会社の支援に関わったり、ケースコンペティションに参加することもできます。
もう一点、補足しますとアプリカントの方からいただく質問の中に、Entrepreneurshipに関してインディアナ大学の他学部との関わりはありますか、というものがあります。お答えとしては、公式な連携プログラムというのはないのですが、希望されるようでしたら企業へのコンサルティングプロジェクトやケースコンペティションなどに積極的に参加することで、結果的に他学部の学生とも一緒にプロジェクトに取り組む機会が得られます。

以上、Kelley School of BusinessでEntrepreneurshipを学ぶ機会について説明してきました。興味が深まり、さらに具体的な情報や在校生の生の声を聞きたい方はぜひご連絡ください。

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