みなさんこんにちは、Class of 2013のD.S.です。しばらくぶりの、そして最後の投稿となってしまいました。社費留学生として2年間を無事にやり遂げ5月に無事卒業し、一旦日本へ帰国してからはしばらく東京のオフィスで働きましたが、その後インドのバンガロールへ4週間の出張を命ぜられ、帰ってきてから今度は海外赴任の内命をいただきインドネシアへ赴任することとなりました。米国での2年間とは180度異なる激動のアジアでの新生活となりますが、Kelleyの名を汚すことのないようがんばっていく所存です。
さて、卒業して早や4ヶ月が経ち、やはり社会人に戻ると毎日死にそうなくらい忙しい日々を送るなかで、もはや夢だったかのようにKelleyでの2年間の記憶も薄れてきた今日この頃ですが、私もここで他の卒業生同様、2年間のMBAを振り返ってみたいと思います。
グローバルマインドの向上
KelleyのようにInternational Studentが多いビジネススクールでは様々な国から優秀な学生が集います。Class of 2013は約200人いましたが、40人ほどもいたインド人をはじめ、アジア・ヨーロッパ・南米など世界中からの学生と共に生活することになるので、否が応でも各国のことを知り、自ずとグローバルな視点で物事を考えるようになるものです。私も暇を見つけては、Kelleyの友達と飲みに行って互いの国の政治や文化など色々な話をしましたが、そのうちに各国の現在の政治的・経済的な動きの背景にある歴史や民族性などに興味を持ち、Amazonで本を探しては勉強してました。このような視点というのは、まさに企業が海外に新規投資あるいは進出する際に活きてくるものだと思います。加えて英語力も当たり前のように聞こえますが、大きな収穫だったと思います。何よりも世界中の人々と物怖じせずに英語を話せるようになったのが大きかったと思います(さすがにアメリカ人と話すときは未だに緊張しますが笑)。特にインド人英語に慣れたのはよかったと思います。インド出張の際にも早速役に立ちました笑
カントリーリサーチ力の向上
これはちょっと金融チックなスキルかも知れませんが、Core科目で習うProfessor. PhilのEconomicsやElective科目で習えるProfessor. ShockleyのInternational Capital Market (F570)などで習得したカントリーリサーチの基礎力は早速役に立っているように思えます。その国の国際収支や財政収支が金利政策やインフレ対策などとどのように関わりあうのか、これら収支がどのように動くと為替はどうなるのか、ニュースがどのようにその国の為替に影響するのか、などについて今でも常に考えながら仕事をするようになりました。例えばインドも最近では慢性的な貿易赤字や米国QE3の縮小期待によって対ドルで70付近まで下落するなど苦労していますが、このようなニュースに対しても上記のような視点で考えればより理解が深まりますし、今後の政策や為替見通しなどについても自分なりの意見を持っていけるようになると思います。抽象的な説明で恐縮ですが、是非みなさんもMBAを習得される際には、このようなスキルの向上にも注目いただければと思います。
さて、もっと書きたいのですがそろそろお時間が。。。最後の投稿というのに徒然なるままに書いてしまいましたが、これからも微力ながらKelleyのAlumnusとして少しでも世界経済に貢献して、Kelleyの名を広められるようがんば利他いと思います。これからMBAを目指される方々はお体にだけは気をつけて、是非最後まであきらめずがんばってください!それではSampai Jumpa!
2013年9月18日水曜日
2013年9月17日火曜日
MBAと競争
みなさん、こんにちは。Class of 2014のH.Mです。
ブルーミントンは、授業が始まる9月頭からしばらくは暑い日が続いていたんですが、先週末ごろからころっと気温が変わり、朝晩は一気に肌寒くなりました。
相変わらず極端な天候には驚かされます。
さて、私は私費留学のため、夏休みが終わると同時に、卒業後の職を確保すべく、就職活動に追われています。
先週はNational Black MBA Associationというジョブフェアに参加してきました。言ってみれば日本のボストンキャリアフォーラムのアメリカ版でしょうか。
Blackとなっているのは、人種に関係なく平等な雇用機会を提供しているとアピールしている会社が参加しており、表向きはAfrican Americanの積極採用を目的としたイベントになっています。
表向きは、の話なので、実際はそれ以外のアメリカ人やアジア人も数多く参加していました。
アメリカではこのNBMBAA以外にもNationa Asian MBA, National Hispanic MBAというイベントもあります。
NBMBAAは規模も大きく、200社近く参加していたのではないでしょうか。ボストンキャリアフォーラムに比べると、さすがにアメリカだなと思ったのが、企業によってブースの大きさやデコレーションの仕方がすごいこと。
NISSANなんかはブースに車一台置いてましたよ。新車発表会でもないのに。。
Kelloggにいたっては、コーンフレークでおなじみのTonyの着ぐるみが歩いていました。参加している生徒は1社でも多く話を聞いて内定をもらいたいと必死なのに、ここはテーマパークかと。
さて、本題に戻りますが、このようにMBAに進学して人たちも、私を含めて卒業後の職を確保するのは必死です。もちろんMBA向けのleadership programという、非常に魅力的なキャリアパスを用意してくれている会社が多く、そのような魅力的なポジションに就こうと思えば当然競争も激しくなります。
日本人のMBA生は、私費では毎年100名前後が留学するのではないでしょうか。仮に卒業後日本に戻るつもりで職を探すとしても、それは決して楽なものではありません。アメリカのMBA生に比べると、人数の差は歴然としていますが、その分MBA向けのleadership programを提供している会社も限られてきます。
一方、私は今回NBMBAに参加して、アメリカ人の競争の激しさを改めて実感しました。というのも、学校数や生徒数を考えると、何千人というMBA生がいるからです。
結局何が言いたいのかといいますと、MBA留学をしたからといって、何も楽になることはないということです。
当たり前といえばそうですが、特に私費生で職を探す必要がある人にとっては、アメリカに残る場合はアメリカ人や他の国の人たちと、日本に戻る場合であっても、他のMBA生との競争で勝っていかなくてはならないということです。当然周りはみなMBA生なので、優秀な人たちが多く、競争もその分厳しいものになってくるかと思います。
MBAを目指される方は、特にその点を意識したほうが良いかと思います。MBAというキャリアパスがブルーオーシャンであるから目指す、というのは完全に現実を見誤っていると思います。むしろ、MBAというレッドオーシャンを通じて、自分を磨いて、高みを目指すという強い意志が無ければ、MBAにきても苦労することになると思います。
ちなみに、これまで競争競争と連呼してきましたが、特にMBAでの学校生活や就活がそれでぎすぎすする、ということはKelleyにおいてはまったくありません。
みな就活で大変な思いをしながらも、お互い助け合って一人でも多く、早くオファーが取ろうという温かい雰囲気ですので、その点はご安心ください。
ブルーミントンは、授業が始まる9月頭からしばらくは暑い日が続いていたんですが、先週末ごろからころっと気温が変わり、朝晩は一気に肌寒くなりました。
相変わらず極端な天候には驚かされます。
さて、私は私費留学のため、夏休みが終わると同時に、卒業後の職を確保すべく、就職活動に追われています。
先週はNational Black MBA Associationというジョブフェアに参加してきました。言ってみれば日本のボストンキャリアフォーラムのアメリカ版でしょうか。
Blackとなっているのは、人種に関係なく平等な雇用機会を提供しているとアピールしている会社が参加しており、表向きはAfrican Americanの積極採用を目的としたイベントになっています。
表向きは、の話なので、実際はそれ以外のアメリカ人やアジア人も数多く参加していました。
アメリカではこのNBMBAA以外にもNationa Asian MBA, National Hispanic MBAというイベントもあります。
NBMBAAは規模も大きく、200社近く参加していたのではないでしょうか。ボストンキャリアフォーラムに比べると、さすがにアメリカだなと思ったのが、企業によってブースの大きさやデコレーションの仕方がすごいこと。
NISSANなんかはブースに車一台置いてましたよ。新車発表会でもないのに。。
Kelloggにいたっては、コーンフレークでおなじみのTonyの着ぐるみが歩いていました。参加している生徒は1社でも多く話を聞いて内定をもらいたいと必死なのに、ここはテーマパークかと。
さて、本題に戻りますが、このようにMBAに進学して人たちも、私を含めて卒業後の職を確保するのは必死です。もちろんMBA向けのleadership programという、非常に魅力的なキャリアパスを用意してくれている会社が多く、そのような魅力的なポジションに就こうと思えば当然競争も激しくなります。
日本人のMBA生は、私費では毎年100名前後が留学するのではないでしょうか。仮に卒業後日本に戻るつもりで職を探すとしても、それは決して楽なものではありません。アメリカのMBA生に比べると、人数の差は歴然としていますが、その分MBA向けのleadership programを提供している会社も限られてきます。
一方、私は今回NBMBAに参加して、アメリカ人の競争の激しさを改めて実感しました。というのも、学校数や生徒数を考えると、何千人というMBA生がいるからです。
結局何が言いたいのかといいますと、MBA留学をしたからといって、何も楽になることはないということです。
当たり前といえばそうですが、特に私費生で職を探す必要がある人にとっては、アメリカに残る場合はアメリカ人や他の国の人たちと、日本に戻る場合であっても、他のMBA生との競争で勝っていかなくてはならないということです。当然周りはみなMBA生なので、優秀な人たちが多く、競争もその分厳しいものになってくるかと思います。
MBAを目指される方は、特にその点を意識したほうが良いかと思います。MBAというキャリアパスがブルーオーシャンであるから目指す、というのは完全に現実を見誤っていると思います。むしろ、MBAというレッドオーシャンを通じて、自分を磨いて、高みを目指すという強い意志が無ければ、MBAにきても苦労することになると思います。
ちなみに、これまで競争競争と連呼してきましたが、特にMBAでの学校生活や就活がそれでぎすぎすする、ということはKelleyにおいてはまったくありません。
みな就活で大変な思いをしながらも、お互い助け合って一人でも多く、早くオファーが取ろうという温かい雰囲気ですので、その点はご安心ください。
2013年8月19日月曜日
MBAを通して得たもの
どうもClass of 2013のY.Mです。卒業してはや4か月近くたち、だいぶ社会人生活にも慣れてきました。現在は医療業界のマーケティング職についており、日々東京のうだる様な暑さと格闘する日々です。
さて、今回は自身最後のブログかつ卒業後ということもあり、簡単ですがこの2年間を総括したいと思います。結論からいうと、僕にとってこの2年はかけがえのない2年であり、私費ということで相当額の支出があったものの、本当にMBAを目指して良かったと思います。以下に理由を書きます。
1)キャリアパスの広がり
これは、その人がMBA前にどのような職種・ポジションにいるかで大きく変わる点だと思います。僕の場合、入社から一貫して営業であり、仮にMBAを卒業していなければ、簡単にマーケティングへの職種へキャリアチェンジできなかったと思います。また、特にある程度MBA卒業生を長らく採用している企業では、MBA卒業生向けの特別プログラムを設けている場合も多く、一般的に採用される人よりもファストトラックで活躍できる機会が設けられています。僕の場合、2年間のローテーションプログラムと称し、一年は国内でのセールストレーニング、残りの一年はアメリカ本社のグローバルマーケティング部でのインターナショナルアサインメントがあらかじめ設定されています。(ただし、これはあくまで入口の話であって、当然その後の実績は一般的な採用を通じて入社した人より、より高度なものを求められるのは言うまでもありません)
2)自分を客観的にみる機会
これも大きな資産の一つになりました。MBAに行くと、自分を客観的に見る時間・機会が増えます。就職活動の際の準備では、なぜその職種なのか?なぜその業界なのか?などを通じて、自分のキャリアを見つめなおすことができました。またKelleyの同級生やインターン、そして交換留学などを通じて知り合った友人を通して、自分の強みや弱みを知ることができました。周囲の人のキャリア観や人生観を目の当たりにすることで、自分のモチベーションを高めることができましたし、今後のキャリアパスを考えるうえでの、メンタル部分でのベンチマークを自分の中で確立できたと思います。
3)ネットワーク
これは皆さんよく言われることですが、一旦築いたネットワークは今後も残り続けます。突き詰めれば学習した内容(マーケやファイナンスなど)は、自分で教科書を買って読んでも同じ内容を学習することは可能であり、時間がたてば忘れてしまいます。つまり放っておけば無くなってしまいます。この点で、最大の資産は異文化の中で培ったネットワークかもしれません。もちろん日本人同士のコミュニティーも今後どんどん活かしていきたいと思っていますし、Kelleyで出会った人とも繋がっていたいと思います。僕が入社した会社でも、Kelleyの同期はグローバルで4人おり、同じプログラムかつマーケティングで入社した人とは、再来年アメリカのグローバルマーケティング部で再会すると思いますし、同じ学校の卒業生として、何か面白いことが出来るかもと今からワクワクしています。
と、このように簡単に振り返ってみました。冒頭書いたように、現時点では大変満足している2年間でしたが、やはりこれが本当に価値のあるものであったかは、今後の残りの人生で決まってくるのだと思っています。その意味では“2年間をMBAに投資することは意味があるのか?”という質問をよく受けるのですが、その答えは“自分次第”と言うことでしょう。
これで、最後のブログを締めくくりたいと思います。最後に、ご覧になっている受験生の方、夏の暑さが厳しい毎日ですが、体調には気をつけて、残りラストスパート頑張ってください。きっとその先には充実した2年間が待っていると思います。
2013年8月16日金曜日
ブルーミントンの生活は退屈?
こんにちは、Class of 2014のS.Oです。
現在学校が夏休み中で授業等がございませんので、今回は学校のことではなく、わが町ブルーミントン(およびその周辺)での過ごし方について幾つかご案内しようと思います。実はキャンパスビジットをされる方からも、「休日など普段はどうやって過ごしていますか?」という質問をいただきますので、皆様に少しでもイメージを持っていただければ幸甚です。尚、私は家族持ちの子供連れなので、その点内容が偏っている点予めご容赦下さい。
① ファーマーズマーケットでの買い物
4~11月の間、毎週土曜日午前中(+火曜日夕方)に、市役所駐車場で開かれる近隣農家の直売マーケットです。わが家は、ほぼ毎週末遊びに行って、買い物をしたりしています。
売っているものは、地元の農家が育てた新鮮な野菜、果物、花等を中心に、自家製はちみつ、肉製品等様々です。また地元のベーカリーが、パンやスコーン等を販売しておりますので、土曜日の少し遅い朝食をそこで買う住人も多くいます。わが家も時々そこで朝食を摂ります。全体的に値段はスーパーより少し高いのですが、オーガニックで新鮮なのでとても美味しいです。特に今の時期のお勧めはとうもろこしです。スーパーのとうもろこしよりも格段に味が濃く、甘い!週末に10本以上をまとめ買いしています。
また手作りのアクセサリーや小物、絵画、工芸品の出店もありますので、見ているだけでも飽きません。農家の方はとても気さくで親切ですし、アマチュア演奏や風船パフォーマンス等もあり、人々が思い思いに休日を楽しんでいる雰囲気が気に入っています。
② 湖でのピクニック
自宅から車で20分位の場所に、町の北部にグリッフィー湖、レモン湖、南部にモンロー湖があります。モンロー湖は大きな湖で、一部の湖岸はリゾート地として開発されており、別荘やクルーザーの係留場もあります。自然豊かで、初夏は新緑、秋は紅葉でとても綺麗な場所です。夏のシーズンは、ボート遊びや釣り、キャンプが盛んです。
わが家は子供たちを連れて、虫採りをしたり、釣りをしたり、ピクニックをしたりしています。また地元の方に教えてもらったのですが、湖岸には晶洞石が転がっていて、石を割ると中が空洞のキラキラした結晶になっており、半ば宝探しのように子供たちと採取したりしています。
また町の東に20~30分行くと、州最大の州立公園があり、こちらは高台からの眺めも良く、ピクニックには最高です。
③ 周辺都市への行楽
車で1時間で州都インディアナポリスに出ます。そこでは動物園、美術館、こども博物館等があり、特にこども博物館は全米でも屈指の充実ぶりで、子供たちは大喜びでした。また私は行ったことが無いのですがインディ500のモータースポーツや野球等プロスポーツも観戦できます。モールも充実していますので、ショッピングも楽しめます。ショッピングという点では、自宅から東に1時間のところに大型アウトレットモールがありますので、ブルーミントンとはまた違った買い物ができます。
また自宅から南に1時間行けば洞窟巡りが出来たり、日帰りで隣州の空軍博物館(圧倒的な航空機の展示量です)に行けたり、足を伸ばせば大型遊園地もありますので、家族での行楽には事欠かないと思います。
学校の授業は大事ですが、同級生との息抜きや家族との時間も大事だと思っています。日本と違って車の渋滞がなく、比較的短時間で自然豊富な場所や様々なアトラクションに移動できる点も、魅力の一つだと思います。
現在学校が夏休み中で授業等がございませんので、今回は学校のことではなく、わが町ブルーミントン(およびその周辺)での過ごし方について幾つかご案内しようと思います。実はキャンパスビジットをされる方からも、「休日など普段はどうやって過ごしていますか?」という質問をいただきますので、皆様に少しでもイメージを持っていただければ幸甚です。尚、私は家族持ちの子供連れなので、その点内容が偏っている点予めご容赦下さい。
① ファーマーズマーケットでの買い物
4~11月の間、毎週土曜日午前中(+火曜日夕方)に、市役所駐車場で開かれる近隣農家の直売マーケットです。わが家は、ほぼ毎週末遊びに行って、買い物をしたりしています。
売っているものは、地元の農家が育てた新鮮な野菜、果物、花等を中心に、自家製はちみつ、肉製品等様々です。また地元のベーカリーが、パンやスコーン等を販売しておりますので、土曜日の少し遅い朝食をそこで買う住人も多くいます。わが家も時々そこで朝食を摂ります。全体的に値段はスーパーより少し高いのですが、オーガニックで新鮮なのでとても美味しいです。特に今の時期のお勧めはとうもろこしです。スーパーのとうもろこしよりも格段に味が濃く、甘い!週末に10本以上をまとめ買いしています。
また手作りのアクセサリーや小物、絵画、工芸品の出店もありますので、見ているだけでも飽きません。農家の方はとても気さくで親切ですし、アマチュア演奏や風船パフォーマンス等もあり、人々が思い思いに休日を楽しんでいる雰囲気が気に入っています。
自宅から車で20分位の場所に、町の北部にグリッフィー湖、レモン湖、南部にモンロー湖があります。モンロー湖は大きな湖で、一部の湖岸はリゾート地として開発されており、別荘やクルーザーの係留場もあります。自然豊かで、初夏は新緑、秋は紅葉でとても綺麗な場所です。夏のシーズンは、ボート遊びや釣り、キャンプが盛んです。
わが家は子供たちを連れて、虫採りをしたり、釣りをしたり、ピクニックをしたりしています。また地元の方に教えてもらったのですが、湖岸には晶洞石が転がっていて、石を割ると中が空洞のキラキラした結晶になっており、半ば宝探しのように子供たちと採取したりしています。
また町の東に20~30分行くと、州最大の州立公園があり、こちらは高台からの眺めも良く、ピクニックには最高です。
③ 周辺都市への行楽
車で1時間で州都インディアナポリスに出ます。そこでは動物園、美術館、こども博物館等があり、特にこども博物館は全米でも屈指の充実ぶりで、子供たちは大喜びでした。また私は行ったことが無いのですがインディ500のモータースポーツや野球等プロスポーツも観戦できます。モールも充実していますので、ショッピングも楽しめます。ショッピングという点では、自宅から東に1時間のところに大型アウトレットモールがありますので、ブルーミントンとはまた違った買い物ができます。
また自宅から南に1時間行けば洞窟巡りが出来たり、日帰りで隣州の空軍博物館(圧倒的な航空機の展示量です)に行けたり、足を伸ばせば大型遊園地もありますので、家族での行楽には事欠かないと思います。
2013年7月14日日曜日
ドイツ=ケルン大学のサマースクール
こんにちは。Class
of 2014のN.K.です。
今回は、私が夏休みを利用して参加した独ケルン大学の CISP (Cologne Intensive Study Program in European Management) というサマースクールについて投稿させていただきたいと思います。
今回は、私が夏休みを利用して参加した独ケルン大学の CISP (Cologne Intensive Study Program in European Management) というサマースクールについて投稿させていただきたいと思います。
背景:
私の派遣元企業では、留学期間は18ヶ月というルールがあり卒業に必要な単位を前倒しで取得するためにはサマーコースに参加して単位をKelleyに振替する必要があったというのがまず第一の理由にはなるのですが、本音を言えば純粋に欧州のビジネススクールでも勉強してみたかったというのもありました。 EU圏の拡大や統一通貨の導入など様々な政治・経済統合の過程を辿り、欧州内におけるヒト・モノ・カネ・資本の自由化の動きが活発化している中、欧州における経営手法・市場特性・企業文化などについて、日本やアメリカとの比較をしつつ理解を深めたいという動機もあり、派遣元企業と交渉の末にケルン大学へのサマースクール行きを承認してもらうことができました。
Kelleyのサマースクールは、中国 (北京大学) 、イスラエル (テルアビブ大学) 、オーストリア (ウィーン大学) 、デンマーク (コペンハーゲン大学) など、様々な国のコースが用意されています。プログラムの期間 によって取得可能単位が決まっていて、2週間のプログラムで3単位、4週間で6単位が相場となっています。Kelleyは1つの授業が1.5単位ですのでこれは結構大きいです。基本的には授業料も免除なので、社費派遣かつ夏にインターンを行う予定のない方でアメリカ以外の国で勉強をしてみたいという方には利用する価値の大きいプログラムだと思います。
もちろん、サマースクール以外でも通常のセメスター期間中に海外の提携校へ交換留学するプログラムもあります。去年は2名の方が上海とパリの大学に交換留学に行かれていますのでそちらのブログも参照してみてください。
プログラム概要:
CISPは、4週間で130時間のカリキュラム (授業・企業訪問・ビジネスプロジェクト)をこなし、最終試験にパスすることで、Kelleyの単位として6単位分の振替が認められる仕組みとなっています。
具体的には下記4つのコースをこなします。
1:Intercultural Management Applied to International Business Issues
国際ビジネスの現場において表れる文化的思想や慣習の違いを認識し、それらが組織構造やマネジメントプラクティスにどのように影響を与えるかを掘り下げて学習しました。4-Dimensionsというフレームワークを用いて、異文化間ビジネスにおける諸問題とその対処策をケース・ディスカッションを中心に学習しました。4Dフレームワークは、世界各国のPower Distance、Social Orientation、Risk Taking Attitude、Gender attitudeの4つを計数化し、それぞれの国がどういったビジネスプラクティスを好む傾向にあるのかを判断するツールになります。一元的に捉えがちだった西欧の国でも、英独仏ではかなり異なる意思決定のアプローチや組織に対する価値観を持ち合わせていることが数字の面から理解できましたし、今まであまりビジネス上の接点がなかった国 (中近東、東南アジアなど) の人達の傾向というものも把握でき、将来マネージャーとして海外現地法人に赴任する際や、多国籍なメンバーをまとめあげプロジェクトを遂行する上で重要なソフトスキルの向上に役立つコースだったと思います。
2:The Euro and European Monetary Policy
統一通貨ユーロと欧州中央銀行の 金融政策についてのレクチャーと、フランクフルトにある欧州中央銀行・ドイツ連邦銀行への訪問で構成されているコースです。「ユーロ導入に至るまでの約30年にわたるEC/EUの通貨協力・通貨統合の歴史」、「1999年のユーロ採択以後の実績 (ユーロ圏の経済統合の進展、物価の安定、基軸通貨化)」、「欧州中央銀行による金融政策とユーロシステムの役割・弱点」、「2007年以降の世界金融危機の中で、ユーロがどのような問題に直面し、どのような役割を果たしたのか」、「今後ユーロがどうあるべきか」といったトピックを学びました。ユーロの歴史から最新のECBのトピックまで包括的に学べ、大変意義のある授業でした。
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| ドイツ連邦銀行、欧州中央銀行、ドイツ証券取引所などをビジット |
3:Intelligent Branding for Diverse Consumer Markets
欧州コンシューマー市場におけるブランディング戦略についてのレクチャーと、ドュッセルドルフのHenkel本社への訪問で構成されているコースです。Henkel、Nestle、P&GなどのFMCG (Fast Moving Consumer Goods) 系企業の話がメインでした。あえて厳しい評価をすると、Marketingが有名なKelleyの授業と比較するとやや物足りない感じがしました。もう少し欧州市場の特性など欧州スペシフィックなトピックについて学びたかったというのが本音です。この点については、授業後のフィードバックでも数名の生徒から挙がっていたポイントなので、今後改善される可能性が大きいかと思います。このコースの面白かった点は、最終試験がOral Exam (口述試験) だったことでしょうか。Oral Examはドイツの学校では一般的な試験のやり方だそうです。事前にP&Gのケースが配布され、試験当日に生徒3人1組で教授の待つ教室に入り、教授が1人ずつ交互に違った質問を投げていき、生徒がそれに回答していくというルーチンを30分ほどかけて行います。実際はクラスでディスカッションした内容に基づく質問が殆どでしたので無事に切り抜けられましたが、とても面白かったです。これも少人数のサマースクールならではの経験ではないでしょうか。
欧州コンシューマー市場におけるブランディング戦略についてのレクチャーと、ドュッセルドルフのHenkel本社への訪問で構成されているコースです。Henkel、Nestle、P&GなどのFMCG (Fast Moving Consumer Goods) 系企業の話がメインでした。あえて厳しい評価をすると、Marketingが有名なKelleyの授業と比較するとやや物足りない感じがしました。もう少し欧州市場の特性など欧州スペシフィックなトピックについて学びたかったというのが本音です。この点については、授業後のフィードバックでも数名の生徒から挙がっていたポイントなので、今後改善される可能性が大きいかと思います。このコースの面白かった点は、最終試験がOral Exam (口述試験) だったことでしょうか。Oral Examはドイツの学校では一般的な試験のやり方だそうです。事前にP&Gのケースが配布され、試験当日に生徒3人1組で教授の待つ教室に入り、教授が1人ずつ交互に違った質問を投げていき、生徒がそれに回答していくというルーチンを30分ほどかけて行います。実際はクラスでディスカッションした内容に基づく質問が殆どでしたので無事に切り抜けられましたが、とても面白かったです。これも少人数のサマースクールならではの経験ではないでしょうか。
4:Business Project with Deutsche Post DHL
国際宅配便・運輸・ロジスティクスサービスを扱う世界最大の国際物流会社であるドイツのDHL社へのビジネスプロジェクトを行いました。プログラムの初日 (DHLからの依頼内容の確認) と最終日 (プレゼン) にDHLの本社があるボンを訪れました。DHLからの依頼内容としては、彼らの戦略市場であるブラジル・アフリカ西部・ロシアの3市場において、DHLがサプライチェーンチャネルを構築・発展させていくために、彼らのクライアントである多国籍企業が直面する問題点とそれ対する解決策を提示して欲しいというものでした。16名のクラスメイトを3つのチームに振り分けた結果、私はロシアのプロジェクトにアサインされました。さっそく派遣元企業のロシア現地法人のロジ担当者の方とテレコンをセットアップしVOMを収集したり、大学のデータベースから参考文献にアクセスして読み込みを行うなど、1ヶ月という短期間で最終提案までまとめあげる作業はなかなかやり甲斐がありました。
![]() |
| DHL本社があるボンにて最終報告 |
今回のプログラムにおけるTakeaways:
1:一生モノのネットワークづくり
これが最も大きな収穫だと思います。プログラムには世界各国のビジネススクールから合計16名の生徒が集まりました。メンバーの国籍も、アルゼンチン、チリ、シンガポール、中国、台湾、カナダ、アメリカ、ドイツ、イスラエル、キプロス、ポーランドと非常に多彩です。彼らとは、1ヶ月の間でON/OFF問わずに濃厚な付き合いができ、私も親友と呼べる仲間を新たに何人も作ることができました。最後のFarewell Partyではみんなで涙ぐむくらいでしたので、本当に素晴らしいネットワークづくりが出来たと思います。
またケルン大学には、留学生1人に対してケルン大学のドイツ人学生がアシスタントとしてついてくれるBuddyシステムが用意されています。Buddyにはケルン市街を案内してもらったり、美味しいドイツ料理屋にビールを一緒に飲みに行ったりでき、現地の学生とも直接交流する機会があったことも良かったと思います。
![]() |
| Kelleyとは別の素晴らしいネットワークを築くことができました |
2:欧州ビジネススクールならではの経験
欧州の企業へのコンサルプロジェクト、欧州金融機関への訪問、ユーロと欧州中央銀行の金融政策のコースなど、欧州ならではのトピックを学べたことは、Kelleyではできない経験だったと思います。また、ドメスティックの学生が7割を占めるアメリカのビジネススクールとは異なり、欧州ビジネススクールにおけるDiversityに富んだ国際色豊かな学術環境は非常に魅力的ですし、教授自身も英語が母国語でないため彼らの話す英語も分かりやすくディスカッションにも参加しやすかった点は良かったと思います。
3:サマースクールならではの経験
Kelleyでは最初のCore Programを経験することによって、学生はある程度おなじレベルの知識を得ることができるので、その後のチームアサインメントなどを取り組む際にはお互いがどのようなスキルセットを持っているかは言わずとも分かります。しかし今回のサマースクールでは、Full-time MBAの学生だけでなく、フルタイムの仕事を続けながらパートタイムMBAに通い今回長期休暇を取ってこのプログラムに参加している人やファイナンスのマスターコースからの参加者などもいますので、各々のバックグラウンドやコースに対する期待値が本当にバラバラでした。そのような環境下でのディスカッションやコンサルプロジェクトなどは、チャレンジングでもありましたが面白くもありました。
また、ケルンのベストシーズンとも言われている6月は大変過ごしやすい季節で、クラスメイト全員がドイツでの1ヶ月の夏を満喫 (?) しようと勉強だけでなく遊びも一生懸命頑張りますので、非常に充実した放課後や週末が過ごせたと思います。私もクラスメイトと週末にアムステルダムや世界遺産のライン川渓谷へクルーズに出かけたり、学内イベントの10kmマラソンに参加したり、放課後は現地の学生と公園でBBQをしたりクラブへ繰り出したり・・・と欧州の文化に触れながら本当に多くの思い出を作ることが出来ました。
![]() |
| 10kmマラソンに参加 (上) みんなでアムステルダムへ週末小旅行 (下) |
結論:
CISPでの経験は、私にとって間違いなくOne of the Best Memoriesになりました。ケルン大学の事務局の方も非常に熱心で、毎年プログラムの改定などを行っているようですので今後もQualityの高いプログラムが期待できるのではないかと思っています。興味のある方は是非参加してみてください。
それでは皆様も体調管理に気をつけながら、良い夏をお過ごしください。
2013年7月3日水曜日
New assignment
Class of 2013のTYです。
5月の頭にKelleyを卒業し、早くも2ヵ月弱がたちました。その後、順次日本へ帰国し新たな職場(なかには海外で)で働き始めたClass
of 2013の6人ですが、先週末にはかねてから楽しみにしていた同級生のYTくんの結婚式にて久しぶりに同級生全員が日本で再会し、いよいよわれわれの留学生活も終わりを迎えたなと実感をした次第です。
ですので、私がこのブログに投稿するのは今回でいったん終了になる見込みですが、最後にMBAを取得して卒業した後にどのように会社へ復帰(私費の方の場合は再就職)していくのか、私のケースを少しご紹介したいと思います。
私のケースを一言で申し上げるならば、「大きなキャリアチェンジの転機を迎えた」ということができると思います。もともと留学前は日本国内のお客様むけのプライシングを主に消費者向けのマーケティングを担当していたのですが、今回は国際事業部という部署に配属になり海外への新規出資や出資済の企業のハンドリングを主なアサインメントとして任せられることになりました。
いままでの社内のキャリアでは全く触れたこともないビジネスを担当することになったため、当然ながらその部門に働く人達との人脈もほぼないという環境に身をおくことになりました。私の場合、留学前にすでに10年間、派遣元の企業に勤務していたのでここまで社内人脈の薄い部門に異動するということはあまりイメージが湧いていなかったのですが、あたかもMBAを私費で取り、別の会社に転職をしたかのような感覚で日々新鮮な思いで新たな仕事に取り組んでいます。
また、留学前は英語を使って交渉や会議をすることはほとんど無かったのですが、現在は海外出張や海外との電話会議が頻繁にあり、以前の自分ならば英語が分からないことを理由に萎縮していたと思いますが、現在は積極的に前面にでるように心がけています。これは、さすがに会社のお金で2年も留学をしておいて英語が分かりませんというわけにはいかないので(笑)ということが半分ありつつ、でも一方で、ビジネススクールで2年間格闘した結果、やはり比較の上では社内のほかの人達よりも英語を道具にして仕事をするということに違和感がなくなったということが大きいのだと実感しています。実力・マインドの双方に改善があったといったところでしょうか。なお、すでにKelleyの他の在校生も何度もこのブログで書いていますがMBAで何を得るかは人によってまちまちだと思いますので、自分が弱いと思うところが改善できればそれは何でもOKなのだと思います。(自分の場合はビジネスに関する知識・ツールはすでにある程度知っていて、外国人との折衝能力がMBA留学で一番改善できた部分だと思っているので、ビジネス経験が浅いけど英語は完璧な帰国子女の方なら改善ポイントは私とは根本的に違うでしょう。)
加えて、あまり詳細なことはここでは書けないのですが、帰国後にフィリピンに海外出張をした際にはKelley卒業生で海外赴任をしている他企業の先輩に出張先で再会し将来のビジネスに向けた相談をしたりするなど、留学がなければ絶対になかったであろう人脈の広がりやビジネス経験の深まりも感じています。もちろん、社費留学の場合は派遣元企業の人事方針によって帰国後のキャリアはまちまちで、必ずしも留学経験を生かせる職場に配属されるとは限りませんが私の場合はラッキーだったと思います。あくまでMBA留学後のキャリアパスの一例として考えていただければ幸いです。
最後になりますが、7/15(祝)に留学予備校のAGOS主催のMBA夏祭りが開催されます。詳細はAGOSのホームページなどで告知がされていますが、Kelley
School of Businessも出展予定ですので、将来、MBAの留学を予定/検討されている方はぜひお運びいただければ幸いです。
2013年5月9日木曜日
Kelleyにサッカークラブをつくろう
皆さんこんにちは。Class of 2013のS.M.です。この投稿が掲載される時点では既に卒業済みなので、在校生ブログという観点からは少々ズレますが、もう一度投稿する機会をもらったので、すいません、また湧いて出てきました(笑)今日は留学中の青春の一ページであるKelley
Soccer Clubについて投稿したいと思います。
渡米を直前に控えている方、あるいは留学をこれから志す方、「皆さんは留学中に何を成し遂げたいですか?」この問いの答えは、個人の価値観によるため当然正解はありませんので、主体的な取り組みであれば何でも良いと思います。ただ、ひとつ言えるのは、帰国後に「何をしてきたのか?」と聞かれた時に、予備校の決まり文句ではなく、自分の言葉で想いを持って取り組んだことをしっかり語れないと、質問者も「二年間何してきたのよ!?」と首をかしげてしまうことでしょう。
私は、留学期間中の目標の一つに「他の国の人と協力して、組織の運営やイベントを企画する」というものを掲げていました。組織運営やイベントを主体的に行う過程で、多国籍な環境において周囲をどう巻き込んでいくのかということを体験的に学びたいと思ったからです。もちろんKelleyでは授業でチーム課題が必ず課せられるので、チーム活動を通じても似たようなことを学べますが、課外活動としても何かやりたいと強く思っていました。
留学期間中は、ソーシャルイベントが豊富にあります。例えば、飲み会は毎週開催されていますし、ボーリング大会、ハロウィン、クリスマスパーティ等挙げていったらきりがありません。ただ、イベントに参加して気付いたのが、大半のイベントがネイティブ主催で、東アジア人が主催するイベントはほとんどないということです(もちろん各国の文化紹介イベントはAsian MBA等が主催しています)。そこで、せっかくなら人の作った流れに乗るのではなく自分で流れを作りたいと余計に思うようになり、上記の目標を是が非でも達成したいと決意を新たにしました。
とはいえ、実際に何をしようかと初めは悩んでいました。折しも一年目の終わり頃、当時フットサルを取りまとめていた二年生が「俺たちは公式クラブじゃないけど、来年もこの取組みが続くといいなぁ」とつぶやいたので、ビビビと来ました!「これなら英語ができなくても何とかなるし、日本でもフットサルリーグをずっと運営していたからちょうどいいのではないか」と思い、早速彼に「来年は俺に任せてくれ」と話を持ちかけ、快諾してもらいました。ところが、時を同じくして別のネイティブのグループがこの取組みを公式のクラブにしようという意思の元、「自分達が運営する」と言い始めたのです。私もここは譲れないと思い、彼らに「力を合わせて運営しよう!」と言ったところ、彼らはOKとは言ってくれしましたが、当初は明らかに私を歓迎していないように感じました。そのためコミュニケーションの面で非常に苦戦しました。
そこで、まずは彼らから信頼を得ようと思い、毎週実施していたフットサルの運営補助をしたいとネイティブのS君に申し出ました。彼も就職活動等で忙しく、フットサルを休みがちだったため、ここはあっさり快諾。これにより徐々に信頼を獲得できましたが、それでもまだ決定打に欠けていたと思います。ところが、私がチームユニフォームの作成を取りまとめた時に転機が訪れました。作成当初は価格やデザイン等バラバラの意見が色々な人から出てきてもう無茶苦茶・・・その中で、みんなの意見を集約しながら、コンセンサスを形成していき、最終的にとても良いものを作ることができました。一方で、作成過程においては、商標の問題や価格の問題など日本では予期せぬ出来事が次々と起こり、苦しいピッチングの連続だったのも事実です。この経験から、色々な国の人を巻き込みながら一つの成果物を作り上げていく楽しさと大変さを学びましたが、それ以上に仲間から確たる信頼を獲得できたことが最大の収穫だったと思います。
一度信頼を獲得すると不思議と事がうまく運びます。これ以降、運営に関与する機会がグンと増え、私の稚拙すぎる英語にもみんな真剣に耳を傾けてくれるようになりました。そしていよいよ、我々の日ごろの取組みを学校の公式クラブとするプロジェクトが始動しました。公式なクラブとして認定してもらうためには、署名と生徒会の前でのプレゼンにより過半数の了承が必要です。私はプレゼン直前の打ち合わせには参加できなかったものの、プレゼン当日は同席し、クラブとして認可された瞬間に立ち会うことができ、仲間と歓喜のハグを交わした瞬間の熱い想いはきっと一生の思い出となることでしょう。
そして、公式クラブにするための取組みと並行して、「Kelley World Cup」というイベントを企画していました。折しも卒業前の学校行事が盛りだくさんの時期で、スケジュールや場所の確保に苦慮しましたが、これは日本人特有の粘りと調整能力でなんとか乗り切り、上述のS君にイベントのアナウンス等渉外の役割を任せ、私は裏方として取りまとめを行いました。S君とは既に強固な信頼関係ができていたので、日程と場所の問題をクリアした後は円滑に準備を行うことができたと思います。そして当日は晴天にも恵まれ、観客も合わせると70人以上の人が参加し、大盛況のうちにイベントを終えました。イベントが終わった後に、仲間と固く握手を交わし、多くの人から労いの言葉をもらい、目標を一つ達成できたという充実感で胸がいっぱいになりました。日本でも類似の取り組みをしていましたが、やはり海外で他の国の仲間と一緒に作り上げたこのクラブ、そしてイベントは特に感慨深い思い出となったことは間違いありません。
私のこの取組みは、仕事とは全く関係ありません。そしてビジネススクールでなくともできることだと思います。しかし、異国の地で、色々な国の仲間と協力し、少なからず存在する国ごとの壁をぶち破ることに微力ながら貢献したこれらの経験は、私の今後の人生に大きな影響を与えることでしょう。言葉の問題や文化による考え方の違いから度々意見は食い違いましたが、『言葉はうまく通じなくとも、想いがあれば心は通じる。』ということを体験的に学ぶことができたと信じています。
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