Class of 2012のM.O.です。今回は再びカリキュラムを離れて、私がどっぷりはまっているIndiana universityの音楽環境についてご紹介したいと思います。
【Jacobs School of Music】
何と年間1100公演! そのほとんどが無料です(オペラ・バレエのみ有料ですが、それでも10~25ドル)。Jacobsの教授やゲスト、学生による質の高いコンサートを満喫する事が出来ます。ジャンルもオペラ、バレエ、オーケストラ、室内楽、ピアノ、合唱、Jazz、現代音楽と多彩で、初演であったりマニアックなコンサート(”Octuber Fest”といってチューバだけ10人のコンサートなど)やワークショップもあって楽しめます。オペラやJazzなど幾つかの公演はこちらでライブストリーミングしています。
Jacobsはアメリカでも名門の音楽学部でレベルの高い学生が集まっていて、日本人の教授や学生も在籍しています。有名なチェリストの堤 剛さん(桐朋学園大学学長)も学生時代にIUで学び、その後Indianaで教授もされていました。
基本的に事前のチケット手配は不要で、コンサート情報をこちらで調べて、直接ホールに向かうだけです。コンサートはキャンパス内に複数ある大小のホールで開催されます。個人的には音響が良いAuerHallでのコンサートがお気に入りで、ここではパイプオルガンのコンサートも開かれます。
【年間イベント】
<6月>
IEP参加のためBloomington に到着する時期です。この時期は夏休みでコンサートのオフシーズンですが、吹奏楽のサマーコンサートがオープンエアで開催されます。MACホールという大ホールの前の芝生に寝転がりながら吹奏楽を堪能することができます。子連れでも気楽に行けます。
<7月>
キャンパス内のIU Art MuseumのテラスでJazz in Julyが開催されます。地ビールのUpland beerを飲みながら夜9時まで明るい夕涼みにJazzを堪能できます。2011年夏は美術館改装工事のため残念ながら中止でしたが今年は再開されると思います。これも無料コンサートです。
<9月~4月>
【子供向けプログラム】
IU Jacobs school of musicで子供向け(主に5歳以上)にピアノ、バイオリン、チェロ、ギター、ハープ、リコーダー、合唱、ミュージカルのレッスンを開講しています。例えばチェロのビギナーコースでは毎週、30分の個人レッスン+60分のグループレッスン(Jacobs学生による追加レッスン30分がつく場合あり)があり、セメスター中に発表会が1、2回あります。日本よりも格安に本格的なレッスンを受ける事ができます。
以上、とりとめなくご紹介してきましたが最後に強引にまとめますと(笑)、Bloomingtonではご家族も含めて充実した生活を送る事が出来ます。今回は音楽関係の情報だけをお伝えしましたが、演劇やスポーツも含めてイベントには事欠かきません。ビジットされる際に時間と気持ちに少し余裕があれば、コンサートに立ち寄ってみては如何でしょうか。
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