こんにちは、Class of 2014のS.Oです。
以前、自身の投稿で1年目のコアプログラムにおけるチームワークについて書きましたが、今回はエレクティブ授業におけるチームワークについて書こうと思います。
多くのMBAプログラムがチームワークに重点を置いていると言われていますし、他校の日本人学生のブログでもその点は強調されています。私が受験活動をしているときも「チームワーク重視」という話は多くの卒業生の方から聞きました。多くの学校が等しく強調する中、実際はどの程度重視されているものなのか?中身はどんなものなのか?Kelleyについて、私が現在履修している授業と合わせて紹介したいと思います。
まず、授業毎の課題構成や成績評価の観点から見てみると、①授業中の発言、②チームでの成果物、③個人での宿題・筆記試験、が学生に対する主な期待項目であり、評価対象になっています。課題の出され方、成績の付け方は科目や教授によってマチマチですが、具体的にどういう配分になっているのか、現在履修している4科目のシラバスから引用すると以下の通りです。
各科目は7週間で完結するようにスケジュールが組まれているので、授業の進行は早く、それぞれの授業で1~2週間に一回は何かしらの形で課題が出されていることになります。
中でもチームワークを必要とする課題は数が多く、その負担に比例する形で評価配分も90%、70%、60%、30%と大きいウェイトを占めていることが分かると思います。つまり、学校側はそれだけチームワークを学生に課し、学生はそれに応えることを期待されている訳です。
次に、チーム課題の内容はどんなものなのでしょうか?
私の場合、上記4科目中3科目が筆記試験ではなくチームプロジェクトで締め括る授業を取っています。参考までにどんなチームプロジェクトか紹介しますと、
① Corporate
Entrepreneurshipの授業
企業が生き残るために、企業内変革やイノベーションをいかに組織内で活性化させるか、という内容の授業です。プロジェクトに協力してくれる会社を探し、その組織構造や企業文化、イノベーションを活性化させる仕組みや従業員意識等について分析し、それを踏まえてどう改善すべきかまで結論を出し、最終回の授業でプレゼンします。私のチームはテキサスにあるエネルギー会社にアンケートを送って調べています。
② New
Product Managementの授業
新製品開発・リリースにおける、アイデア構築、プロセス管理、マーケティング戦略を学びます。プロジェクトでは、どんな分野でもいいので、潜在的なニーズに基づいた新製品のアイデアを自分達で考え、それをもとにどんな付加価値を打ち出すか、ターゲット顧客をどう設定しどのようにアプローチするか等について戦略を構築し、最終回の授業でプレゼンします。私のチームは新しい電動工具について検討しています。
③
Valuation
of Real Optionの授業
金融のオプションの考え方を、新薬開発や設備投資など企業の意思決定に応用する授業です。プロジェクトでは、実際に企業内で起きている題材を探し出し、オプションのフレームワークを使ったらどのように分析できるか、どう意思決定できるかについてレポートを作成するものです。私のチームはシェールガスの採掘事業について考察しています。
今は、3つのプロジェクトが同時進行している上(締め切りは来週!)、チームでの通常の宿題も出ているので、ミーティングで忙しくしています。メールでやり取りして済ませる宿題も中にはありますが、手の掛かるプロジェクトは特にミーティングが欠かせません。
Kelleyではこうした授業が数多く用意されています。そして私自身、チームワークを学校選びの判断基準の一つにしていたので、積極的に履修するようにしています。チームのメンバーも授業毎にバラバラなので、なるべく色々な仲間と組むようにしています。
少しはイメージしていただけたでしょうか? もちろん、アカデミーやGLOBASEなど授業以外でもチームワークの場は多く設定されています。実際入学してみてKelleyはチームワークを重視しているという点に偽りはないと感じています。チームワークを通じて学びを得たいと考えている受験生の方には、Kelleyはお勧めです。是非Kelleyを出願ポートフォリオの一つとして検討してみてはいかがでしょうか?
10月に入り、受験準備も山場を迎えつつあると思います。在校生に話を聞いてみたい、キャンパスビジットしたいとお考えの方、ご一報をお待ちしております。
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