2014年11月19日水曜日

Kelleyってどういう学校なのか

こんにちは、Class of 2016のS. M.です。今年8月に渡米してきたと思ったらMBAのfirst yearも既に折り返し地点も近く、予習、授業、課題、就職活動に追われているとあっという間でした。今は11月半ばというのに雪が積もっており、雪国経験の無い私としては、これが冬の始まりかと思うと恐ろしいです。

さて、この投稿ではエッセーを書かれている方のモチベーションアップにならないかな、ということでpromotional movieをリンクしつつ、Kelley MBAを紹介することにします。ご覧になられて疑問点等ありましたら、お気軽に在校生までお問合せください。

1.価値観

Kelleyが学校としてプロモーションしているものとして、Kelly Valuesと呼ばれるLeadership / Professionalism / Excellence / Collaborationという4つの価値観があります。

これらの言葉は様々なMBAプログラムの募集要項に挙がっていると思うのですが、Kelleyに来て4ヶ月の私は以下のように理解しています。
  • Leadership: チームをリードしてあるいはフォローして、チーム全体に貢献して結果を出す。
  • Professionalism: 期限内に要求されている成果を出す。チームアサインメントでは自分の役割を果たす。
  • Excellence: 妥協せず、可能な限りの努力をして成果の質を高める。
  • Collaboration: Make friendではなく、チームの一員として積極的に貢献する。
エッセーでは必ずしもスケールの大きな話を書く必要はなく、上記のValuesにフィットするようなご経験を書かれると良いのではないでしょうか。

以下では、2.教育、3.環境、4.IUと続けますので別ページに分割します。ご興味のある方はご覧ください。少しでもKelleyのイメージが具体的に伝われば幸いです。

2.学校生活・教育カリキュラム

2014年のアップデートとしては、Business weekのランキングにて全米16位。Teaching quality, Graduate Career Service, Student satisfactionは2012年のランキングにて全米1位でした(その他はこちら)。特徴的なカリキュラムとしてはFoundation Core, Academy,GLOBASE/EMEなどありますが、それぞれリンク先の過去の記事で紹介されていますので興味のあるトピックをお読みください。

また、こちらに学校公式のカリキュラムがありますので、2年間のKelleyのカリキュラムを俯瞰することができます。
http://kelley.iu.edu/MBA/KelleyAdvantage/HowtheKelleyMBAWorks/page38348.html

上記以外の一般的な意味でのハードスキル、ソフトスキルはいずれのMBAでも習得することができると思います。しかし、それぞれのスキルのうち、どのような部分にフォーカスするのか、どのように学ばせるのか、が学校ごとに異なります。
そこで、これまでの経験から感じたKelleyにおけるハードスキル、ソフトスキルがどのようなものかを以下に簡単にまとめておきます。
  • Hard skill: Practical & Fundamental
    まだ、Coreの授業しか経験していませんが、基礎的な概念や計算方法から丁寧に教えており、扱うケースも大企業が中心であるなど、practicalかつfundamentalな内容です。ビジネスのバックグラウンドを体系的に学んだことが無い人でも、Coreを終えれば、MBAで学ぶ内容の概観は理解できる程度の基礎が身に付くようになっています。
  • Soft skill: Integrated teamwork experience
    Kelleyではカリキュラムにteamwork skillを学ぶ仕掛けを組み込んでいます。1年生の上半期は学校がアサインしたチームで課題に取り組むわけですが、人種・国籍・前職・性別・性格が異なるようにチームがデザインされます。そして、MBAの授業が始まる前の8月末には、いきなり24時間のケースコンペティションが開催されます。しかし、初対面でバックグラウンドも違うチームメンバーと議論を始めると、必然的にコンフリクトが発生してしまいます。時にはチームが崩壊寸前まで行くのですが、このような仕掛けにより多様なメンバーと共に目標に向かって努力するスキルを学ぶことができます。
動画では、実際の授業、校舎内、学校内、街の様子などが映っていますので、雰囲気を感じていただければ幸いです(一部、Undergraduate、Executiveの学生も映っています)。


3.環境

Indiana州Bloomington市はコンパクトにまとまった大学を中心とした街です。昔は採石場の街として栄えたこともあり、市庁舎や大学の校舎などの建築物はライムストーンで作られており、整った雰囲気が感じていただけるかと思います。

4.IU

アメリカの大学の中でも、インディアナ大学はカレッジスポーツが盛んな学校の一つ(Big10)で、特にバスケットボールでの全米優勝回数は3位です。秋には毎週のようにアメフトの試合がありますし、冬にはバスケットの試合がありますので、MBAの勉強に疲れたときには、カレッジカルチャーに触れリフレッシュする機会もあります。


5.その他

このブログにはエッセーに役立ちそうな記事は色々ありますが、私自身が出願前に読んで参考にした記事を挙げます。私とは違った視点からも詳しく書かれていますのでお勧めです。

まだまだ、Kelleyの魅力は色々あるのですが、長くなってしまうので今回はこのあたりで一旦、筆をおくことにします。ご不明な点がありましたら、ご気軽に在校生までお問い合わせください。ご連絡をお待ちしております。


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