2012年4月9日月曜日

Family BusinessとKelley

こんにちは、Class of 2013Y.Tです。さてブログは早くも2巡目ですね。今日はFamily BusinessKelleyについてブログを書こうと思います。というのは今年はFamily businessのあたり年なのか、問い合わせいただいた方の65%くらいはFamily businessのバックグラウンドがあったように思います。私としては自身がFamily Businessのバックグラウンドがありますので、大変に嬉しい状況でした。

さて、Family BusinessMBAといえば、皆さん一番に思いつくのはやはりKelloggではないでしょうか。他にはRossINSEADもそうかもしれませんね。ではなぜKelleyが私にとってよかったのかということをまとめたいと思います。


1. Entrepreneurship分野に強みがある
EntrepreneurshipFamily businessは、将来家業を継承する人はまさに経営者になるわけですから切っても切り離せません。また、人によっては企業内起業やCorporate Innovationなども考えており、その意味でもEntrepreneurshipとは切っても切り離せない関係といえるでしょう。Kelleyはご存知かもしれませんが、米国MBAPublic SchoolEntrepreneurship部門(U.S. News & World Report)6年連続全米1位を獲得しています。そしてそれを牽引しているのがJohnson Centerの代表であるDr. Kです。彼の授業はEnergeticで、ともすればテクニックに走り勝ちなEntrepreneurshipの授業に関して徹底的にマインドセットを叩き込みます。彼は米国でも有名で、彼の人脈には驚かされるばかりです。これが私がKelleyを選んだ一つ目の理由です。

2. Marketing分野に強みがある
Family businessによって企業の課題はそれぞれだと思います。私の場合はFamily businessGlobalizeしたい、ビジネスモデルを変えたい、Brand buildingを手がけたい、ということで、それらに強みのあるKelleyapplyしました。まず、ビジネスモデルについてはB to Cについても勘案しており、先日Class of 2013T.YさんがブログにかかれたようにKelleyConsumer Marketingに非常に強みがあるということ、また、Brandingに関してもBloomington BrandGlobase(後述します)などのプログラムが充実しているということで、Kelleyに魅力を感じていました。

3. Globase
ご存知の方も多いかと思いますが、KelleyにはGlobaseという新興国にいってコンサルティングを行うというプログラムがあります。そこではFamily businessSmall businessのコンサルティングを行うことができ、私の場合はグアテマラにいってBrandingGlobalizeのプロジェクトを手がけました。これも、私がKelleyを選んだ理由の一つです。Globaseについては先日ブログに投稿し、完結編も日本人サイトにアップしていますので是非そちらもご一読ください。

4. Entrepreneurship Management Academy (EMA)
そしてEMAの存在も私にとってはかなり大きいです。Kelleyは全学生がアカデミー(ゼミのようなもの)に所属することになっており、私はEMAに参加しています。率いているのはもちろんDr. Kで、EMACMAKelley2大アカデミーといえるでしょう。このアカデミーでは起業家の話を聞いたり、起業家と一緒にNew businessのコンサルティングをしたりと貴重な経験ができます。先日も春休み前に西海岸やシリコンバレーの企業訪問にいったのですが、企業家と話をする機会も多々あり、非常に刺激的なプログラムでした。そして何よりEMAにはFamily Businessバックグランドの方が多く集まります。私の代は25名くらいなのですが3分の1くらいはFamily Businessバックグランドがあり、(4分の1くらいは卒業後起業するといっています)そういった人たちの間でネットワークもできています。月に1度くらいは飲み会が開催されており、それも私にとっては魅力の一つです。(もしかしたらクラブになるかもしれませんね)

5. Independent Study
これはKelleyにきてから知ったのですが、Kelleyでは各分野でIndependent Studyがあります。Independent Studyは基本的には授業でカバーされていない内容で自身が興味がある分野を教授と一対一で進めるという内容になっています。正直なところ、Departmentによって、Independent Studyの承認をもらう難易度が違います。現在私はMarketing DepartmentIndependent Studyについてプロセスを進めています。ここではFamily businessもしくは日本のものづくり伝統工芸(Family businessが伝統産業なので)について扱いたいと思っているのですがまだ承認もおりていない状況ですので、進展がありましたら、またどこかで報告させていただきたいと思います。


以上、私なりになぜFamily Businessバックグラウンドの人にとってKelleyが魅力的なのかまとめてみました。Family Businessバックグラウンドの方にとって参考にしていただけると幸いです。MarketingやEntrepreneurship以外にも秀逸な授業やプログラムは沢山ありますので、家業で例えばOperationに課題がある、Organizationに課題がある、でも実際Kelleyではどうなの?ということがあればご遠慮なく日本人サイトからお問い合わせください!

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