2016年5月1日日曜日

Indiana Universityで楽しむ音楽系のイベント

レストランに続いてもう一件。Class of 2016のS. M.です。Indiana Universityというと、Kelley School of Businessも看板学部の一つなのですが、Jacobs School of Musicは全米でもトップに位置する音楽学部で1,600人の学生とクラシック、ジャズから声楽まで幅広く抱える学部です。そのため、Indiana UniversityおよびBloomingtonでは手軽に音楽に触れられる環境が整っています。この記事では、これまで聞きにいった様々なコンサートとその会場を紹介します。

Bobby McFerrin at BCT

http://info.music.indiana.edu/releases/iub/jacobs/2015/03/IU-Jacobs-School-of-Music-vocal-jazz-ensembles-welcome-vocalist-Bobby-McFerrin-in-their-April-6-concert.shtml

Indiana UniversityのVocal Jazz専攻の学生たちの合唱団が、グラミー賞を10回受賞しているBobby McFerrin(日本では、CMに何度か使われているDon’t Warry Be Happyで有名。)をゲストアーティストに迎えてのVocalのコンサートです。Bloomingtonの古き良き時代の面影を残すBuskirk – Chumley Theaterという小さなホールで行われたのですが、Bobbyの貫禄を見せつけられました。歌い始めは今一つ自信のなさそうだった学生たちが、Bobbyとセッションを進めていくうちに笑顔で力強く歌い出し、会場全体を巻き込んだフィナーレはかなりの盛り上がりでした。
小さな町の古き良き劇場です。規模は小さいですが、雰囲気が素敵です。

Wynton Marsalis at Auditorium

http://www.iuauditorium.com/events/detail/wynton-jlco

こちらは、Indiana Universityのメインの劇場であるAuditoriumで行われたジャズ奏者のWynton Marsalis(こういう渋い人たち(笑))を迎えたコンサート。彼のバンドであるJazz at Lincoln Centerと共にジャズの名曲を次々と色艶のある音でこなしていき、聞いている方はうっとり聞き惚れてしまったものです。Auditoriumは2階席も含めて3,200席の伝統的な雰囲気の劇場は、演奏される音楽とも雰囲気が合い、良いコンサートに仕上がっていました。
IU Auditoriumは伝統的な雰囲気の劇場で、主に秋は音楽、春はミュージカルを楽しめます。

Singing Hoosiers at Auditorium

http://music.indiana.edu/departments/ensembles/singing-hoosiers/index.shtml

IUの音楽学部は音楽学部以外からも学生を募って大規模な合唱団を運営しています。Singing Hoosiersはさまざまな学部からオーディションで選ばれた学生が参加する合唱団で、年に数回、コンサートを行っています。プロを目指す人たちではないものの、音楽学部ではないから…と油断していると驚くような才能の持ち主が次々に登場します。言ってしまえば、大掛かりな学芸会のようなものなのですが、ここまでのレベルになる音楽学部あってのことという仕上がりで、少人数でのアカペラ、大人数での伴奏つきの合唱、入れ替わり立ち代わり歌うメドレーなど演出も凝っていて面白いです。
Singing Hoosiers!

Jazz Ensemble at MAC, Ford, Aura or Recital

http://music.indiana.edu/departments/academic/jazz/events.shtml

音楽学部ではJazz専攻の活動が活発で、学生による無料のコンサートが学期中は毎週1回のペースで、Big band Jazz, Latin JazzおよびJazz comboといった形で行われています。さすがにプロのコンサートと比べると、まだまだ、というレベルですが、上手く盛り上がる部分もあり十分に楽しめます。また、学内で行われて無料というのもあり気軽にフラっと行けるので回数を重ねていると上手い下手が分かるようになったり、学生たちが上達しているのが聞こえたり、自分の好きとするジャズのスタイルを探せたり、といった楽しみがあります。音楽学部はMusical Art Center, Ford, Auer, Recitalと複数のホールを持っており、どれも個性的ですので機会があれば一度は足を運ぶことをお勧めします。
Musical Art Center、略称MAC。
メインはバレエの公演ですが、学生によるJazz、Orchestraなど広く活用されています。


色々な音楽を手軽に楽しめるのがBloomingtonの良いところです。音楽に現在は興味がない方でも、留学に合わせて新しい分野にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。また、音楽については当ブログのこの記事でも別のコンサートやBear’s placeを紹介していますのでご覧ください。こんな街でビジネススクールに通ってみたいと思われた方、在校生一同までぜひお気軽にご連絡ください。

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