2017年12月29日金曜日

コア期間中のTeam Experienceについて


はじめまして。Class of 2019Y.Mです。1年生は8月からの3ヶ月半に及ぶハードなIntegrated Core が終わり、冬休みに入りました。アプリカントの皆様は、スコアメイクや出願準備が大詰めを迎えるころだと思います。ストレスの溜まる時期かと思いますが、お体に気を付けて頑張って下さい!

今回は、過去にも多くの投稿がありますが、1年生の最初の秋学期で全員必須のIntegrated Coreについて。特に、コア期間中のTeam Experienceに特化して、私の経験を記載させて頂きます。Kelleyの大きな特色として協調的な校風が挙げられますが、コア中のチームでの活動では、その校風を感じることが出来ました。

・最初のTeam Experience ケースコンペティション
Kelleyのコア期間中は、5人チームで全ての科目のグループワークやケースコンペティションに取り組みます。多くのグループは、Domestic: 3名、International:2名(インド人1+その他の国1名の場合が多い)という構成です。入学前のバックグラウンドやKeirsey Temperamentという性格診断テストの結果を基に、異なる経歴や性格を持つ5名でチームを組みます。私のチームも、コンサル出身者もいれば、中学の数学教師だったチームメイトもおり、多様な5人チームでした。

チームとしての最初の課題は、コアが始まる前のMe. Inc(全員受講必須の自己分析プログラム)期間中に行われるケースコンペです。このケースコンペで私が痛感したのは、圧倒的な英語力不足でした。最初のケースコンペの準備期間は短く、2日間ということもあり、議論がどんどん進んでいきます。議論が白熱していくと、Domesticの英語のスピードも上がり、内容を理解することさえ難しく、全く議論に参加出来ていない自分がいました。参加出来ないままの議論でプレゼンの大枠が決まり、自分は米国人が苦手な数字を扱うパート(収益の予想値や初期投資とその回収期間予測)を割り当てられ、淡々と自分の担当のみをこなしていました。更に、日本語のプレゼンさえも不得意な自分にとっては、英語でのプレゼンのハードルは高く、プレゼン中に沈黙をつくってしまうなど、最初のケースコンペは散々たるものでした。

プレゼン準備中は、チームメンバーに呆れられるのではないかと、自分の課題を伝えることも出来ずにいました。しかし、このままでは、今後も全くチームに貢献出来ないと強く感じ、プレゼン後に、チームメイトにケースコンペ中に自分が感じた課題を共有しました。チームメンバーは、私の課題に理解を示してくれ、あるメンバーは議論中に難しい英語表現が出た際は、その意味を説明する English Police” になると言ってくれ、プレゼンの得意なメンバーは定期的にプレゼンの練習に付き合ってくれるとコミットしてくれました。

・コア期間中のTeam Experience
コア期間中は、チームメンバーはケースコンペ後のコミットを守り、議論に自分がなかなか入られずにいると、「内容は理解できているか?お前はどう思う?」と議論についていけることを確認してくれました(内容は理解出来ても、意見が思いつかないという大きな問題に気づきましたが。。。)。更に、私がチームの前でプレゼンをし、フィードバックをくれる機会を設けてくれました。印象的であったのは、コア期間の中間にあるミニケースコンペにて、チームの代表者のみがプレゼンをする際に、全チームメンバーが、私が発表すべきだと推薦してくれたこと。私が全員の成績に影響してしまう為、発表者になることを躊躇していると伝えると、MBAに来ているのは成績のためでは無く、自分を高める為なのだからと背中を押してくれました。70名程度のCohort Classmateや教授の前で英語でプレゼンが出来たのは、自分にとっても非常に貴重な経験でした。


・Class外でのつながり
コアのチームメンバーとは、学校外での繋がりも強く、飲み会は勿論、一緒に大学のサッカーチームの応援にも行きました。更に、私の家族(妻・子1人)が10月に渡米した際も、Welcome Partyを開いてくれました。今でも「妻と子供は元気にしている?」と気にかけてくれています。

Welcome Party時の写真
・まとめ

コアでのTeam Experienceを通じて、Kelleyのお互いを助け合い、高めあうという校風を感じることが出来ました。ただ、自分の英語力やプレゼン力はまだまだ低く、高める必要があります。現実のビジネスの世界に戻れば、議論についてきていることを確認してくれることはありません。次のセメスター以降は、Elective科目中心になり、コアとは異なるチームを組む為、自分の他の弱みにも気付くことが出来ると思います。MBAの期間中に不足している力を把握し、Kelleyの恵まれた環境で積極的に伸ばしていきたいと思います。

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