2016年3月24日木曜日

配偶者の方向けの無料の英会話スクール

こんにちは。class of 2017のK.Hです。KelleyでもApplication 3rd Roundまでが終わりました。何名もの方からキャンパスビジットを頂いており、在校生一同、大変嬉しく思っております。

私は結局3rdで合格切符をつかむことが出来たのですが、最初にMBA出願をしてからKelleyに最終確定するまで、約4か月かかりました。この4か月は留学準備のなかでも本当に苦しい期間ではありましたが、最後まで粘って粘ってKelleyに決めることが出来たことを、本当に嬉しく思っています。受験は最後は粘りかな、と心から思いました。Kelleyを検討されている方もそうでない方も、後悔のない決断をするため最後まで頑張ってくださいね!

さて、キャンパスビジットやメールなどでよく頂く質問ということもあり、今回は配偶者の方向けの英語学校を紹介したいと思います。


1.Broadview Learning Center

http://www.mccsc.edu/domain/1373

Bloomington南西部にある無料の英会話学校です。基本的に月曜から金曜まで授業があり、クラスはレベル1~5で、レベルによって午前と午後のクラスがあります。一回のクラスは3時間程度で、あるクラスでは、英文法、語法、Reading、Speaking、Writing、Presentationなどの強化を行ったりします(会話はすべて英語ですから必然的にListeningは鍛えられます)。入学時以外にも定期的にレベルチェックが行われ、自分の成長度合いを確認することが出来ます。

2.Monroe County Public LibraryのVital

http://mcpl.info/vital

Bloomington西部に位置する公立図書館で無料の英語のクラスがあり、またマンツーマンのチューターを紹介してもらえる制度もあります。講師はすべてボランティアで構成されています。こちらも基本的に月曜から金曜の間に、Convesation Class(週3回)やReading and Discussion Class(週1回)などがあり、1回のクラスは1時間ほどになります。チューターについては人気が高いのか、事前に予約をしてから、実際に割り振ってもらえるまで2~3か月ほど期間がかかるようです。チューターとは週1回1~2時間でマンツーマンでレッスンを受けることが出来ます。


1、2ともにクラスの人数は最大で二十人程度になり、ブラジル、メキシコ、トルコ、台湾、中国、韓国など多様なバックグラウンドを持つ生徒が集まります。


私の妻も渡米直後は、2.Monroe County Public LibraryのVitalのみで学んでいましたが、その後は1.Broadview Learning Centerにも参加するようになりました。さらに2.Monroe County Public Libraryでのチューターも同時に受けており、英語力を鍛えております。 

家族を伴って渡米を検討されている方にとって、ファミリーフレンドリーな環境は本当に重要な問題だと思いますが、月曜から金曜まで無料で英語が学べるスクールは非常に良い機会になるのでしはないのでしょうか。





2016年3月5日土曜日

Bloomingtonのお勧めビアパブ3軒

こんにちは、Class of 2016のS. M.です。この記事ではBloomingtonでクラフトビールを出すビアパブを紹介したいと思います。日本でもクラフトビールは一世を風靡した感はありますが、ここアメリカでも様々な種類のビールを楽しめます。小さなBreweryは至る所にあり、Kelley School of BusinessのあるBloomingtonでもIndiana州のクラフトビールフェスティバルが開かれており、様々なビールが並ぶ様は圧巻です。…少し脱線してしまいましたが、それでは、特徴あるビアパブ3件をご紹介しましょう。
Craft Beer festivalの様子。
定額制で好きなだけ様々なビールを試すことができきます。

Upland

http://uplandbeer.com/

Uplandは規模の大きなBreweryで、インディアナ州全体で見てもThree Floydsと並び代表的なBreweryです。小売店でも商品が流通していますが、町の北側で実験用の小規模なBreweryとそれに併設したビアパブがあります。ビールはポーター、エールやインディア・ペール・エールなど各スタイルを一通り展開しており、特徴あるパッケージと一緒になり見ていて面白いです。
様々なビールが味わえて面白いですよ。

場所はダウンタウンの中心から少し外れているのですが、夕方になると人でいっぱいで、人気があります。賑やかなのですがうるさいというほどでなく、陽気な雰囲気が魅力です。

The Tap

http://www.thetapbeerbar.com/

ダウンタウンの西側に位置するビアパブ兼醸造所です。メニューを見てもらうと分かるのですが、少しずつ味を変えた多数のビールを揃えているので、ビールにはこういう味もあるのか!という発見をしたい人にピッタリ。それに加えて今回紹介する3軒の中では食べ物のメニューも充実している点がお勧めです。

店内は夜になるとバンド演奏があったり、スポーツ中継をテレビで流していたり、とアメリカのパブっぽさが感じられます。時間帯にもよりますが、混み合う時間帯はかなり騒がしくなります。
テレビでスポーツ観戦しつつワイワイするのにお勧めです。

Function Brewing


http://www.functionbrewing.com/

こちらもダウンタウンの一角にあるのですが、少しお洒落な雰囲気のビアパブです。数学のモチーフを取り入れて内装、メニュー、ビールの名前に至るまでデザインされています。理系出身者で数学をかじっていた人はビールの名前がガウス関数・収束・菱面体なんて聞いたらニヤっとしてしまうのではないでしょうか。
小ぎれいな空間で少し変わったビールを味わってみてください。
ビールは様々なスタイルで展開していますが、香りや味にこだわった面白いものが多い印象です(ライのビールや、ミルクの香るビールなど)。また、広めの店内なのもあり、それほど騒がしくなることもないので少し落ち着いた雰囲気を楽しみたいときに最適です。

ここで挙げた以外には、もっと学生らしいというお店としては、KirloyNicksBluebirdなどもあり、個性的なお店が徒歩圏内にまとまっているので、色々と覗いてみるのも楽しいです。インディアナでお待ちしておりますので、ビジットされた際はぜひ一緒に飲みに行きましょう!

Capstone Week

こんにちは、Class of 2016のS.M.です。Bloomingtonでは三寒四温といった天気が続いています。“寒”では雪が降ったり零下を記録する一方で、“温”では15℃近くなり爽やかな春の日差しを楽しめるといったところで、日々変化が激しいです。さて、今回はSecond yearのまとめに当たるCapstone Weekをご紹介したいと思います。

Capstone Weekは2年生の春学期の中間時点で行われる4日間の集中プログラムで、今年はDesign ThinkingとSimulationの二つのコースに分かれて行われました。プログラムの位置づけとしては、2年間で学んだことを応用して問題解決に取り組もう、というものです。

MBAのスケジュール:
http://kelley.iu.edu/MBA/KelleyAdvantage/HowtheKelleyMBAWorks/page38348.html#

Design Thinking

デザインシンキングのコースでは、身近なデザイン上の課題を特定し、ユーザーの観察やディスカッションを経て解決策を探り、プロトタイピングの繰り返しによる素早い問題解決方法について学び、実践します。ここでいう、“デザイン”とは色・形状・質感といったものに限定されず、あらゆるモノやサービスの特徴を含みます。5人のグループに分かれてそれぞれ課題を特定していくのですが、チームごとに取り組む課題は、デザイン上の課題がある、ということを除いては一例を以下に示すように全く異なっていました。
  • ブリスターパッケージを開けやすくする
  • 子連れでのスーパーマーケットでのショッピング体験を快適にする
  • ゴルフコースを回る際のグループ毎のプレー速度の違いを調整する
  • Kelleyにおけるエレクティブの選択プロセスを分かりやすくする
  • 冷蔵庫に残って腐ってしまう食材を減らす
  • King Dough(Bloomingtonにあるピザ・レストラン)のテイクアウトプロセスを改善する
私たちのチームはリストの最後にある、テイクアウトのプロセス改善をテーマに取り組みました。実際にレストランにいってピザを食べつつテイクアウトするお客さんを観察したり、店の外で入っていくお客さんを観察し、テイクアウトしてきたお客さんにどのような体験をしたかインタビューしました。また、テイクアウトの注文をし、実際に体験しつつ店員に話しかける中で何が根本的な課題なのかということを調査しました。
テイクアウトに課題のあるレストランですが、ピザは美味しいです。
イタリアンミートボールやジェラートも良いのでBloomingtonにお越しの際は是非!

書いてみるととても単純なことなのですが、定量的なデータでは把握しにくい“ピザのテイクアウトが上手くいっていない”という課題を顧客の立場から分析しすることで、“どのような人が、どのような理由で、ピザをテイクアウトし、そのとき何が起きているのか”が明らかになり、原因が把握できます。

テイクアウトとイートインの人数比率、それぞれの典型的な顧客の要求の違い、店員から見たそれぞれの顧客の重要性、問題が調理プロセスなのか・会計にまつわるプロセスなのか・ピザを手渡す部分なのか、など様々な要素をディスカッションしていきます。そして、店内を簡単に再現しロールプレイングによるプロトタイピングを経て明らかになった結論は、“テイクアウトとイートインのプロセスを分けるために店内の表示を改善し、テイクアウト専用の待機場所をサラダバーの付近の未活用スペースに作り、レジスターを移動させる。”というものでした。
人気のお店でいつも人が集まっています。
忙しい中、プロセスがはっきりしていなかったことでテイクアウトのプロセスに混乱が生じたのでしょう。

普段、MBAの授業では定量的、系統的なアプローチを学ぶことが多いため、Design Thinkingは違った視点から問題をとらえる良い練習になりました。身近な課題に顧客視点から素早くアプローチし全体を把握して、“とりあえずの解”を求めることで、次のステップに繋げる。 “情報が不十分”を言い訳をせず、ビジネスを次のステップに素早く進める上で役に立つ方法論を学びました。

Simulation

こちらのプログラムは私自身は参加していないのですが、分かる範囲で紹介します。シミュレーションのプログラムではチームに分かれて仮想の企業を運営しつつ、他のチームと同じ市場に参加して成果を競い合います。通常、事前にプログラムされた環境で行われることの多いシミュレーションとは異なり、競合企業を動かすのが同じMBAの生徒となるため、より実際の環境に近いハードな競争になります。

顧客セグメントの分析による製品仕様の最適化、イノベーションのジレンマへの対応、ゲーム理論に基づく価格設定、財務モデルを構築して資金需要面の問題がないか把握する、などビジネススクールで学ぶ様々な要素を活かして、最適な運営戦略を見つけ出す点が重要になってきます。多様な、かつ、自分と同程度に判断力があるプレーヤーがいる市場では、誰もがDefensiveな戦略となりがちである、といった通常の授業とは違った学びが得られる点が魅力です。以下はシミュレーションのコースに参加した同級生の感想です。
❝このプログラムでは不確定要素(主に競争相手の出方)に大きく左右される市場の中で、限られてた時間でチームのコンセンサスを築いてMarketing、R&D、Operation、Finance等の意思決定をしていくプロセスを学びます。

市場が変遷していく中で当初立てた長期戦略を見直す必要に迫られたときに何度も意見が衝突しましたが、自分の意見をチームメイトに納得させるにあたって合理的な仮説や数字に基づいた議論がちゃんと英語で出来たあたりは、2年間の成長を実感しました。❞
以上、Capstone Weekについてお伝えしました。2年生も4分の3が終わったこの時期になると、卒業要件単位を揃えた人、卒業後の仕事の決まった人とそれぞれそうではない人と、かなり個人の状況に違いがあり、1年生の始めとは違った少しゆったりとした空気が流れているようなところがあります。残りあと少し、有意義なKelley lifeにしていきたいものです。

2016年2月22日月曜日

カレッジバスケと錦織圭

こんにちは、Class of 2016S.T.です。

2月はスポーツを生観戦する機会が多くありました。今回はその中でも特に熱く、エキサイティングだった試合をピックアップしてレポートしようと思います。

まずは、アメフトと並ぶ大学スポーツの花形、バスケットボールです。インディアナ大学は全米制覇を複数回達成している名門校で、5度の優勝は全米3位タイと輝かしい歴史を誇っています。このようなバックグラウンドがあるため、学生だけでなく子供からご老人まで街の人々は非常にバスケを愛しており、こぞって試合を応援にでかけます。

コート脇には過去5度のチャンピオンフラッグが
誇らしげに掲げてあります

昨日はブルーミントンにパデュー大学を迎えての試合でした。共にインディアナ州に立地しているインディアナ大学とパデュー大学は昔から互いを強烈にライバル視しており、どのスポーツでもパデュー戦は特に盛り上がります。
今回はインディアナのホームということで、観客の99%がインディアナ大学側という圧倒的な雰囲気の中での試合となりました。選手がウォーミングアップをしにコートに出てきただけで拍手と歓声が巻き起こります。

スクリーンには"Beat Purdue"の文字。
運営も観客をガンガン煽ります

試合前には照明を落として選手に
スポットライトをあてるクールな演出も!

試合は20分ハーフ制で、タイムアウト等を含めて観戦時間は2時間ほどでした。試合が始まると応援はさらにヒートアップします。勝負所になると総立ちでの応援、3Pが決まると大騒ぎ、相手がボールを持つとブーイングの嵐と、ホール全体が2時間ずっと熱狂していました。

17,000席を超える会場が満席です
タイムアウトの間はチアリーダーやブラスバンドが
パフォーマンスで盛り上げます

そして結果は・・・・・インディアナがパデューを僅差で振り切り勝利!!最後までお祭り騒ぎでした。
(カレッジスポーツに関しては、以前にアメフト観戦もレポートしていますので併せてご参照ください。)

 * * * * *

続いて、先週はテネシー州メンフィスまで錦織圭を応援に遠征してきました。錦織はメンフィス・オープンで3連覇を達成しており、今大会も優勝候補筆頭です。アメリカで活躍する日本人の勇姿を見るため、準決勝を観戦にブルーミントンから片道8時間かけて駆け付けました。

メンフィスはかの有名なエルビス・プレスリーが住んだ街ということで、試合の前には観光名所となっている邸宅、グレースランドを見学。アメリカン・ドリームの象徴だけあって、すごい見応えでした。

エルビスの生活風景から数多の功績まで
エルビス一色の豪邸です

そして試合前からテンションの上がった我々は、観戦に先駆けて応援ボードも用意。ノリと愛校心からインディアナ大学のロゴマークも入れて準備は万端です!(注:錦織はインディアナ大学と無関係です)

ボード制作風景@ホテル
完成したボードがこちら!

試合会場は比較的コンパクトで席もコートに近く、臨場感は抜群。トッププロ同士の力強いラリーの応酬や、ここぞで見せる高度なテクニックは圧巻でした!そして結果は・・・・・錦織が見事に逆転勝ち!!順当に決勝に進出しました。

決勝でも快勝し4連覇を達成した錦織、来年もメンフィスオープンで勇姿を見せてくれるでしょう。

比較的後方の席からでも選手が近く、
とても迫力がありました!
優勝カップのギターを手にした姿を
来年も期待したいですね!

(おまけ動画)
我々が応援している様子が日本のスポーツニュース(ラスト5秒あたり)に映り込み、インディアナ大学のマーケティングも出来ました()



2016年2月16日火曜日

ブルーミントンの春夏秋冬

こんにちは、Class of 2016S.T.です。

日本は今冬、各地で大雪を記録しているようですね。こちらも昨日雪が10cm程度積もり、本格的な冬になってきました。
このブログをご覧になっている皆さんの中にはキャンパスビジットをご検討中のアプリカントの方もいらっしゃると思いますが、3月中旬までのビジットをご予定であれば、降雪等による航空便の遅延・欠航の可能性も考慮し多少余裕を持ったスケジュールを組まれることをおすすめします。

昨夜のアパート前。あたり一面パウダースノーです

さて、今回は我々が住む街、ブルーミントンの四季について書こうと思います。

まず、ブルーミントンの気候を語る上で欠かせないのが冬です。ブルーミントンはアメリカ中西部インディアナ州の南部に位置しており、北緯40°と秋田や岩手の北部と同じ緯度で、冬はかなり冷え込みます(寒い日はマイナス20以下を記録することも!!)。一方、内陸のためか、寒さの割に雪はそれほど降りません(年間降雪量は20~30cmほど)。
慣れとは怖いもので、日本では体験できないような寒い冬を過ごしているうちに0が暖かく感じるようになります。

と、ここまで読むとなかなか大変そうな環境ですが、安心してください。寒冷地だけあって、寒さや雪への備えは割としっかりしています。
まず、これはブルーミントンに限ったことではないですが、アメリカの建物はセントラルヒーティングなので家の中はどこでも暖かく、冬でも快適に過ごせます。気密性が高いのか、寝るときに部屋の暖房を切っていても外気温ほど冷え込むことはありません。
また、雪が降っても翌朝には道路や歩道はきれいに除雪され、公共交通機関が麻痺することもありません。ブルーミントン生活に車は欠かせませんが、雪道運転に慣れていない人も街中であれば安心して運転できます。

雪が降った翌朝には車道も歩道もキレイに除雪されます

春のキャンパス。緑がまぶしいです

厳しい冬を乗り越えると過ごしやすい春が訪れます。4月に入るとだんだん暖かくなり、街やキャンパスの木々や芝生は非常に鮮やかな緑色になります。家の周りでリスやウサギを見るようになり、街の雰囲気も冬とはうってかわって明るくなります。

夏は晴れの日が続きます
6月になると次第に夏らしくなっていきます。ブルーミントンの夏は暑く、雨が少なく、日がとても長いです(夜8時を過ぎても昼間のような明るさ!)。なので、バーベキューやスポーツ、ピクニックなどの野外アクティビティを思う存分楽しめます。
秋のキャンパスもキレイです

秋になると木々が赤や黄色と色鮮やかに色付きます。この時期はキャンパス内を散策するだけでも十分に紅葉が楽しめますし、ブルーミントンから少し足を伸ばすとさらに素晴らしいスポットもあります。





いかがでしたでしょうか。このように、自然に囲まれた環境でのKelley2年間は、日本以上にメリハリのある四季を感じながら学生生活を送ることが出来ます。

2016年2月1日月曜日

改めて気付いたKelleyのセールスポイント

こんにちは、Class of 2016M.I.です。いよいよMBA生活も残り1セメスターとなってしまいましたが、実は私は最後のセメスターを交換留学生としてシンガポールで過ごすことになったため、既にアメリカを発ってしまいました。シンガポールでは、色々な出会いや驚きがあり、交換留学の機会を提供してくれたKelleyに感謝しているところですが、今回は、こちらに来てみて改めて感じたKelleyの良さについて語りたいと思います。

 カリキュラムの仕組み
 Kelleyのカリキュラムは1年目のコアセメスターでビジネスの基礎を学び、その後選択科目を履修していくという流れになります。私はビジネスのバックグラウンドが無かったことから、初歩の初歩から始めてくれるコアセメスターは大変助かりました。また、コアセメスターの期間は学校から割り当てられたチームで行動しており、私のチームは私の他にアメリカ人2人、インド人1人、ガーナ人1人と、多様なバックグラウンドを持つ個人が集まりました。チームが学校側から割り当てられるのは一長一短あると思いますが、留学生の一人としては中々異なるバックグラウンドを持つ人をチームに誘いにくいので、学校側から割り当てられたことによって、新鮮な体験をすることができたと思います。
また、選択科目については、非常に自由度が高く、一定の条件はあるのですが(例えば必ず1つの専攻の基準を満たすようにしなければならない等)、それ以外は自分のバックグラウンドに関係なく選択科目を選ぶことができ、また、他学部の授業も単位に加えることができ、非常にフレキシブルな科目選択ができるシステムになっています。
加えて、各セメスターは半セメスターごとに分かれており、各授業は一週間に2回行われることになります。これにより、非常に効率的に知識を習得することができました。例えば、月曜と水曜に開講される授業を取った場合、月曜と水曜それぞれに1時間半ずつの授業があり、それが7週間続くということになります。このハーフセメスター制を導入しているかどうかは学校によると思いますが、個人的な経験では、このハーフセメスター制により、宿題が出る回数が週に2回になっているため、勉強をしている時間も週1回の授業に比べて多く必要になるように感じています。また、1時間半の授業は短いため、教授もしっかりと分刻みで準備をしていますし、生徒にも十分な準備が求められていると感じました。加えて、週2回の授業により、記憶の定着が良く、最終講義で内容を振り返る時でも身に付きやすいということが言えると思います。

教授の質
KelleyTeaching Qualityが高いというのはランキング等で知っていましたが 、他校のMBAを受講するようになって改めて感じました。Kelleyの教授陣は熱心かつ親切で、生徒との距離も近く、授業は大変オーガナイズされたものが多いです。生徒の意見をまとめ、議論を方向付けて行く授業のやり方は、議論そのものに重きを置く事になり、教授の知識を生徒に伝授するというスタイルのアジアの教育方法とは異なるため、アジアの文化から考えるTeaching Qualityとは少し違うと感じるかもしれませんが、アメリカにおけるTeaching Qualityの高さというのを体験するには、Kelleyはうってつけのように思います。

生活のしやすさ 
ブルーミントンは大変安全で奇麗な町です。観光で東海岸や西海岸に行きましたが、アメリカの大都会と比べるとブルーミントンは浮浪者もほとんどいませんし、夜に町を出歩いても危険な思いをしたことはありません。これについては、大学の校舎が24時間オープンなことが物語っていると思います。土日でも自由に教室やBreakout Room(学生がミーティングをするための小部屋)に入ってミーティングができるのは非常に便利でした。大都市の大学では、部外者が入れないセキュリティシステムになっていると思います。セキュリティが強固なのは結構ですが、セキュリティを強固にする必要が無いぐらい安全な環境が一番ではないでしょうか。
また、生活費については、Kelleyが州立大学であることに加え、ブルーミントンでの生活費が田舎であるためかなり抑えられることから、費用対効果の面ではKelleyはアメリカのMBAの中ではほぼトップに位置していると思います(例えばこのサイトなどに費用対効果の高いスクールの一つとして掲載されています)
もちろん、費用対効果の「効果」の面ではMBAに何を求めるかによって個人差があるかもしれません。アメリカ人と日本人でMBAの価値は違うと思いますし、社費と私費では求めるものが異なると思います。しかしながら、少なくとも「費用」の面では、アメリカの大都市に比べて家賃は半分以下ですし、物価も都市部に比べて安めであることを実感します。また、「効果」の面でも、Kelleyでは企業との緊密なネットワークを得ることができるため、学生満足度が大変高いということも頷けます

英語
Kelleyが所在するインディアナ州ブルーミントン市は、アメリカの中でも田舎に位置し、大学関係者以外日本人に会う事がほとんどありません。そのため、必然的にネイティブの日常会話を聞く事になりますし、英会話の機会も増えます。これは、例えば英語圏以外のスクールであれば、コミュニケーションを取るときに、母国語では無い言語として英語を話すことになるため、なるべくシンプルな言葉でコミュニケーションを取るようにすると思います。逆に、英語を使えることが当たり前の環境では、誰かが話しかけてくれる時も、ネイティブ独特の言い回しを交えて話しかけてくれるため、アメリカ英語を学ぶという意味では当然アメリカのしかも日本人がほぼいないブルーミントンの環境は絶好では無いかと思います。
また、家族帯同でいらっしゃる方にとっては、無料で行われる図書館の英会話教室などは他のご家族の方とお知り合いになる良い機会になりますし、ショッピングセンターの店員などの地元の人々も非常に明るく朗らかなので、前向きな気持ちで英語に触れることができ、大変貴重な機会であったと改めて思っています。

今回は、Kelleyを離れてみて改めて感じたKelleyの良さについてたくさんあるうちのいくつかを書かせていただきました。MBA受験をする際、ランキングにも注目されると思いますが、ランキングはある特定の指標に左右されますし、またアメリカのランキングは主としてアメリカで就職する人が参考にするために作られているランキングだと思われるので、日本から留学生として受験する際はそれぞれのスクールについて本当に自分にフィットするかどうかをきちんと見極める必要があると思います。当然、MBAのスクールそれぞれにはそれぞれに違った良さがあると思いますので、各スクールを判断する際の材料の一つとして、少しでも本ブログが役に立てれば幸いです。

Kelleyに関しまして、何か疑問等ございましたら、お気軽にこちらまでご連絡ください

2016年1月19日火曜日

Integrated Core

Class of 2017のK.Hです。いよいよ1月となり受験生の皆さまはテスト、出願、インタビュー準備等で本当に忙しくされていることと思います。大変だとは思いますが最後まで頑張ってください。ちなみに私はTOEFL、GMATとも、納得のいくスコアが出たのは年が明けて2月になったころで、kelleyには3rd ラウンドで受かりました。最後まで粘ることが大事だなと本当に感じたものです。

さて今回は8月末から12月にかけて実施されるIntegrated Coreについて紹介したいと思います。

1.Integrated Core


a. コース概要


Kelley MBA カリキュラムは4学期構成で、その最初の学期の大半が必修科目であるIntegrated Coreを受講することになります。Integrated Coreは、Business Analytics, Critical Thinking, Economic Foundation, Fiance, Financial Accounting, Marketing, Operations Strategy, Strategic Managementの8科目から構成されており、MBAカリキュラムの基礎ついて集中的に学ぶことになります。

成績はIntegrated Core全体を通して15単位の一つのグレード(A, B, C など)が付与されることになり、提出課題、テストスコア、クラスでの発言、期末ケースコンペティションの成績のほか、チームでの課題の評価などから総合的に決定されます。

b. クラス


Class of 2017は約190名在籍しているのですが、このCoreではその190名が3クラスに分けられ、それぞれのクラスで毎日同じ教室の同じ席で受講することになります。また各クラス内でも5人のチームを組むこととなり、チーム課題やケースコンペティションに取り組むことになります。

どのチームも基本的にはアメリカ人3人と留学生2人で構成されています。 私のチームはアメリカ人男性二人、アメリカ人女性一人、インド人女性一人、そして日本人男性である私の5人で構成されていました。彼らと4か月間にわたって多くのチームプロジェクトをこなしたことが、語学の面でも文化の面でも、英語圏のビジネスコミュニケーション能力の向上に大いにつながったと感じています。

c. Case Competition


この最初の学期では、二つのケースコンペティションがあります。一つはコアカリキュラムの前、何も事前知識がないなかで、チームメンバーと協力し実際の企業に関するコンサルティングのプレゼンテーションを行います。もう一つはコアカリキュラムの最後、一通り学んだあと、その知識・経験をフルに活用する総まとめとして実施されます。双方とも全一年生が参加する一大イベントで、特に後者はコアの締めくくりということもあり大きな盛り上がりを見せます。


d. 全体的な感想


これまで海外留学や海外業務の経験はなかったということもあり、コアの最初の時期は授業やチーム会議などで周囲についていくのが本当に大変でした。と言うより、ついていけていない場面のほうがはるかに多かったというのが実情です。曲がりなりにもTOEFLをクリアし、さらには7週間のサマースクールを経験して臨んだコアカリキュラムではありましたが、周囲がなにを言っているかさっぱり分からないことなど日常茶飯事で、まさかこれほど英語力が通用しないとはと、本当に目が覚める思いでした。また、ワークロードは本当に多く、チームメンバーも妥協するタイプではなかったので、アカデミックな面でも本当にのめり込んだ4か月だったと思います。留学準備でも大変な思いをしましたが、この4か月はそれ以上を味わいました。
 私のチームはアメリカ人3人、インド人一人と私でしたが、インドは英語が公用語の一つということもあり、チーム内では私の英語力が圧倒的に劣っているのが現実でした。一対一ならまだしも、ひとたびグループでの会議となると一瞬で置いていかれます。ですが、メンバーにそうした事情を素直に話すと、みな私のそうしたチャレンジを理解してくれて、気を使ってくれるようになりました。英語が出来ないなら、数式を使いながら説明できるBusiness Analyticsの統計でのケースなどにおいて意見を発信するなど、チームに対して貢献する機会を得ることが出来ました。

またStrategic Managementの授業でGE社のケースを扱った際、クラス全体のCEO役として議論を進行し戦略的な決断を下さなければならない機会がありました。生徒同士の議論は特に聞き取りにくいことが多く、ましてそれを踏まえて議論を進行し結論を出すなど、満足に役目を務めることは出来ませんでしたが、何とかCEO役としてそれなりの結論を出した後には、クラスメイトからもポジティブに声をかけてもらうことが出来ました。自分から積極的に発言したり働きかけるのはもちろんマストだとは思いますが、そういった前向きな姿勢であればKelleyの生徒たちは本当に良くサポートしてくれます。

いわゆる純ドメの私にとって英語力の壁は想像以上に高いことを実感したこの4か月のコアでした。TOEFLをクリアしサマースクールを受講しても、残念ながら完全に不足していたようです。一方で、そうであったもなんとかしてチームやクラスに貢献しなければならないことは、本当に自分が試される場であり、学ぶものが多い機会でもあります。おそらく残り1年半もそれぞれの段階で英語力の面で苦労し続けることになると思いますが、今では英語は一生ものの課題だと思うようにしています。

アカデミックな面では、やはり一通り基礎を学んだことがビジネスに関する知識のベースアップにはつながったと思っています。しかしながら業務に耐えうるレベルでの習得にははるかに程遠いという段階です。アメリカに住んでMBAに在籍するだけで、英語力、知識、スキルが向上するわけではありません。今後もしっかり取り組んでいきたいですね。