2013年2月25日月曜日

クリエイティブ・シンキング

Class of 2014のH.Mです。

春セメスターの1st 7weekも無事終わり、春休みまで残すところAcademy weekのみとなりました。
ブルーミントンは一時期氷点下10度以下まで下がることもありましたが、最近はだいぶ寒さも和らぎ、(と言っても最低気温は氷点下ですが。。)春が待ち遠しいです。


さて、今回はMBAで学び始めてからふと思ったことについて綴りたいと思います。MBAではクラス・ディスカッションが非常に活発に行われます。

ディスカッションが活発になる条件として、発言する人数が多いことと、アイデアの数が多いことが挙げられると思いますが、こちらに来て思うのは、やはり自分ではあまり考えもしないようなアイデアを他のクラスメイトが普通に発言していることです。

そこはやはりダイバーシティゆえだと思うんですが、そういうことを目の当たりにすると、自分がこれまで考えていたことは、自分という主観の枠組みの中でしか生まれてこない、ある意味とても狭いものだったんじゃないか、ということを最近思うようになりました。
それと同時に、なるべく常識とか、これまでの自分の発想にとらわれないアイデアを出すように心がけるようになりました。

例えば、「13個のりんごを4人で平等に分けるにはどうしたら良いか」

という問題に対して、私(というか多くの日本人)はまず頭に、

13÷4=3余り1

という式が浮かぶのではないでしょうか。そこから余りの1をどうするか必死に考える。。


でもおそらくアメリカ人や他のクラスメートは全く違うアプローチをすると思います。

上記の考えに近いものから順に上げていくと、
「1個を4等分に切る」
「1個は置いといて残りを配る」

まあここまでは算数的な考え方ですよね。

そこから徐々に枠を外してツッコミをいれてみますと、
「1個を売ってそのお金を均等に分ける+一人3個」(りんごがお金に変わってますやん)
「3個買ってきて一人4個ずつ配る」(金あるなら最初から4の倍数買っとけばいいやん)
「じゃんけんで決める」(もはや均等じゃないやん)
「ジュースにして4人で分ける」(原形とどめてませんやん)
「種を取り出してりんごの木を植える」(いつまで待たなあかんねん)

などなど。。
こう考えてみますと、最初のアイデアがいかに色んな「枠」に縛られていたかがわかるかと思います。

今セメでは計4つのチームアサインメント、プロジェクトに携わったんですが、チームを組んでプロジェクトやアサインメントに取り組むと、本当に予想していないことをチームメイトが提案したり、あらぬ方向に行くので、面白いです。(時間がないとめんどくさいと思うこともありますが笑)

また、教授もこういったアサインメントではクリエイティブな解答を求めているケースが多く、チームによって本当に様々な答えを出してきます。

他のMBA校では、クラスで教授が質問をしても手が挙がらない、といった学校もあるようですが、Kelleyではそのようなことはありません。
また、チームアサインメントでも多少「どこまでこだわるか」といった程度の差はありますが、基本的に皆真面目に課題に取り組んでアイデアを持ち寄るので、フリーライダーという話はほとんど聞きません。
こういったKelleyの環境がクラスのディスカッションを活発にし、またクリエイティブな発想が生まれるのを後押ししているのではないかと思います。

単に授業から学ぶのではなく、そういったインターアクションを通じて学びがあるのもKelleyならでは、という部分が大きいと思いました。

2013年2月16日土曜日

MBA Life をSurviveするために・・・


こんにちは。Class of 2014N.K.です。

今回の投稿はいつもと趣向を変えて、半年間のCore Programを終えて実感した「厳しいMBA生活をSurviveする上で結構役に立った」・「意外と出番が多かった」モノやツールなどを真面目なものからどうでもいいものまで紹介したいと思います。
(*あくまでも一個人の見解に基づくものです。)


【モノ編】
o     Business Casual Attire
Academy tripで企業訪問する際やConsulting ProjectでクライアントをKelleyに招いてkick-off meetingをする際などもほとんどが” Business Casual Attire”指定でした。日本人的考えだと、ついつい「Business Casualと言われてもどんな着こなしをしていいかわからない。とりあえずネクタイをしておけば大丈夫だろう。」と考えがちですが、これはNGです。
私のAcademyの担当教授も、「Business Casual Attireというドレスコードでゲストを呼んでいるのに、ホストである我々がネクタイをしてフォーマルな装いでいたら相手をUncomfortableな気分にさせかねない」、とネクタイを着用してきた学生にネクタイを外させるなど、ビジネスの場におけるアメリカ人のEtiquette意識は意外と高いです。UnderdressedでもOverdressedでもなく、TPOにあったAttireが求められます。従ってスーツとネクタイだけでなく、チノパンやボタンダウンシャツなども用意されるのが良いと思います。
私はBusiness Marketing Academyに所属していますが、BMAではナプキンやバターナイフの使い方からワインをシャツにこぼした時の対応までDining Etiquette全般を教えてくれるEtiquette LunchというSessionがあります。食事中、相手にtable salt (pepper) をパスするように頼まれたときは、salt  & pepper2つセットで渡さなければいけない、など意外と知らないルールもありました。こんなことまで教えるなんて、ビジネススクールってすごい所だなと実感しました・・。
 

BMA恒例(?)のEtiquette Lunchセッションの風景

o     MBAノウハウ本ファイナンスの知識が無かったため少々苦労しましたが、Kelley卒業生の方が執筆されている道具としてのファイナンスという本が非常に役に立っています。また今まで統計というものを学んだことがなく、Regression(回帰分析)などを学ぶBusiness Analyticsの授業は苦労しました。文系で数学アレルギーの方は、統計学やビジネスリスク分析の入門書を用意しておくと役立つかもしれません。
o     性能の良いノートパソコンノートパソコンは毎日持ち運びますし、毎日かなりの時間使いますので、少々高くても性能の良いものを絶対推奨します。重い教科書と一緒にバックパックに入れて持ち運びすることもよくあるので、小型・軽量・堅牢なもの、さらに1日に何度も電源ON/OFFするので、CPUの性能が良いものを選べば電源が立ち上がるまでの時間も短くストレスもありません。
Hardware面では、①小型 (液晶14インチ以下) 、 ②軽量、③堅牢 (持ち運びが多いためHDDモデルよりも振動に強いSSD内臓モデル) 、④長時間駆動 (低電圧CPU+バッテリー駆動時間5時間以上) 、といったスペックを備えているものが良いと思います。私も使用していますがUltrabookがおススメです。Kelleyの学生に人気があるのは
ASUS東芝の機種でしょうか。
Software面では特に必要なものはありません。というのも、IUの学生であれば
IUwareというサイトから最新のMicrosoft Office Package (英語版) を無料でダウンロード可能です。日本でライセンスを購入すると1万円以上かかることを考えるととてもお得です。
Macを利用している学生も多いですが、ExcelなどMicrosoftApplicationの親和性の問題もあり (Business Analyticsなどの統計の授業でしばしば問題が発生) ますのであまりおススメできません。
新規購入を検討している方は、デジタル製品に関して言えば米国の方が安いので大学の近くにある
BestBuyで購入するのも賢い選択だと思います。
o     英和辞典 (紙版)試験では紙の辞書なら持込OKですが、電子辞書はNGな場合が多いです。1冊用意されると安心かもしれません。(とは言え試験は時間との戦いなのでいちいち単語を調べている時間もありませんが・・。)
o     ステンレスマグ(水筒)こちらの自販機では炭酸類が多くお茶類(売っていても加糖)などが売っていないので、自宅からお茶やコーヒーを持参しています。お財布にも健康にも優しいです。保温性・携帯性に優れ、しっかりと蓋がしまる携帯ステンレスマグが便利です。
o     第二外国語の会話本他のInternational Studentと仲良くなるには彼らの言葉を覚えること、これが一番の近道だと思います。私もアメリカ人の友人が日本語を知っているとと驚きと嬉しさで少しテンションがあがります。これは全世界共通で、ヒンディー語など少しでも単語を話せるだけでもインド人と一気に仲良くなれます。おススメはやはり旅の指差し会話帳シリーズでしょうか。中国語やスペイン語も役に立つと思います。
o     旅行ガイドブック
私は旅が好きで、セメスターの合間の休みには積極的に旅行をしています。休みの直前期は試験などで意外と忙しく、計画的に休みのプランを作るためにも、興味のある国や地域のガイド本をあらかじめ購入されておくと良いかと思います。忙しい試験期間に地球の歩き方を眺めて息抜き・モチベーション
UPしています。



【サービス・ツール編】
o     Dropbox / Google drive / SkyDrive / Boxオンラインストレージとローカルにある複数のコンピュータとの間でデータの共有や同期を可能とするオンラインストレージサービスです。いずれも無料で使用でき、チームメイトとの資料のやり取りなどはだいたいこれらを使っています。大切なデータでも、クラウド上に保存しておけば万一ハードが故障した際も安心です。
o     Facebook / LinkedIn/ Twitter /Google ReaderSNSMBA Lifeに欠かせないツールです。KelleySocial EventはだいたいFacebookを通じて案内が来ますし、Facebook上でクラブ活動など色々なコミュニティーに所属できます。
LinkedInKelleyに入学後、Me Inc. というCareer Development Programで各自Accountを作るので、あらかじめ使い方などに慣れておくと楽だと思います。
プロジェクトでコンサルティングを行う企業などの情報収集にはLinkedInGoogle ReaderTwitterなどが役に立っています。


【知識・経験編】
o     ExcelPowerPointのスキル職務経験などにもよると思いますが、意外と周りの学生はExcelPowerPointを使い慣れていません。「Excelは普通に仕事でよく使ってる」というほうかなと感じられる方は、こちらでは「エクセルができる」レベルに属すると考えていただいて間違いないと思います。PowerPoint についてもスキルをお持ちの方は、最初のCase Competitionからチームに貢献できることは間違いありません。私自身も、得意という自負があった訳ではありませんが、結局チーム内で1番よく知っていたので、ExcelPowerPoint担当をよく任されていました() 渡米前に時間がある方はスキルを磨いておくと重宝すると思います。(各種ショートカット、関数、ピボットテーブル、ソルバーなど。)
o     簿記2級の知識簿記2級程度の知識があれば必須のAccountingの授業はある程度安心して受講できます。CoreAccountingでは基本的な財務諸表の仕組みだけでなく細かい仕訳も学習します。さらに春セメスターにも会計が必須科目(管理会計)となっており、製造間接費の配賦や予算差異分析、損益分岐点管理なども学習します。
o     中小企業診断士の知識名前からはあまり想像できませんが、中小企業診断士で学ぶ分野は、財務・会計(= Accounting & Finance)、企業経営理論(= Strategy)、運営管理(= Operation)、経済学・経営政策(= Economics)等と、Coreで学習する複数の科目をカバーしています。もちろんCoreは英語ですし、学習内容もより実践的になるため難易度も異なりますが、それでも勉強しておいて良かったと思ったことはしばしばありました。
o     もちろん“今の自分に無いもの・欠けているもの”を身につけるためにビジネススクールで勉強するわけですから予備知識が無い状態が当たり前だと思います。また、日本語ではなく英語で勉強すること自体にも意義があると思いますので、上記はもちろん留学前に身につけておくべき必須のスキルではありません。しかしながら、あらかじめベースとなる知識が日本語でInputされている状態で授業を受ける場合とそうでない場合では理解の度合いが異なってくるのも事実だと思いますし、予習の時間などをより効率的に活用できると思います。また、Core8科目の中で1つでも得意科目があると気持ちにも余裕がでてきます。そういう点で“役に立ったもの”として挙げさせていただきました。

【番外編 : 意外と出番が少なかったもの 】
o 
o     電子辞書Kelleyはどこにいても無線LANに接続できるので、電子辞書よりもパソコンからオンラインの辞書を活用する機会の方が多いです。 (もちろん授業中のPC使用を禁止する教授もいますので、そのときは電子辞書を使うので、全く出番がないという訳ではありません。) 私はALC社の英辞郎onthe Webというサービスを使っています。無料版もありますが、月額300円払って有料版を利用しています。単語にタグ付けできて登録できたり、小窓モードにしたりなど大変重宝しています。
o    仕事で使っていた電卓仕事で慣れ親しんだ電卓を持ってきましたが、ファイナンス用に関数電卓をこちらで新しく買ってしまったこと、ちょっとした計算はiPhoneの電卓アプリで十分なこと、本格的な計算であればエクセルの方が便利なこと、などの事情もあり今のところほとんど出番がありません。


本当はもっと色々あると思うのですが、今思いついたものはこんなところでしょうか。

受験生の方は体調管理に気をつけてもうひとふん張り頑張ってください!
(かくいう私も昨日から風邪をこじらせてしまいました・・。) このブログを読んでいるアプリカントの方が、今年の夏からKelley Communityの一員になっていただけたらこれほど嬉しいことはありません。合格の瞬間はもうすぐそこまで来ていますので、最後のラストスパート頑張ってください!

我々にて力になれることがありましたら、遠慮なく在校生一同までご連絡いただければと思います。


2013年2月10日日曜日

Can you survive MBA?

Class of 2013TYです。

Class of 2013はあと3ヵ月弱で卒業ということもあり、このブログでも最近はいままでのMBAプログラムの振り返りや何を得たのかといった趣旨の投稿が多いですが、今回私はもっと原点に立ち戻ってみたいと思います。

テーマはずばり、「海外経験のない純ドメ日本人がアメリカのビジネススクールに飛び込んで通用するのだろうか?」です。はじめに結論を言いますと、あくまで私個人の所感なのでKelley以外のビジネススクールを含め一般論で語るのは適切ではないかもしれませんが、Kelleyに限っていうならば「大丈夫なので心配しないでください。」と言って問題ないと思います。

なぜ、こんなことを書こうと思ったかといいますと、最近は時節柄アプリカントの方からいろいろ質問をいただくことが多くなってきたのですが、ふと自分自身のことを振り返ってみて2年前にアプリカントだったときにどんなことを思っていたのかなと振り返ってみると、受験プロセスが進むにつれて「何とか無事にビジネススクールに進学したとして、今の英語力ではたしてやっていけるのだろうか?」という不安面がだんだん大きくなってきたことを思い出したのと、そんな自分の弱みをさらけ出すような率直な質問は直接合否の鍵を握るアドミッションには当然のことながら、合否判断には直接は関係のない日本人在校生に対してもなかなか正直に聞けるものではないなぁという思いが強かったためです。

実際に英語力という観点でお話をしますと、いわゆる「上位校」というカテゴリーに属するビジネススクールではTOEFL-iBT100点というのをMinimum Requirementとしているケースが多いと思いますが、TOEFL100点を超えていたとしても、初対面のネイティブスピーカーが「インターナショナルに対する特段の配慮」をせずに話している英語についていくことは、海外経験の浅い日本人にはまず不可能だと思います。私も含めて日本人は他のノンネイティブスピーカーと比べてもきわめて実用的な英語の運用能力に劣っているケースが多く、残念ながらそのことは実際にビジネススクールにくると痛感させられると思います。(帰国子女で英語圏の生活が長いケースは違うと思いますが。)

また、ビジネススクールに入学した後に英語力が劇的に向上するかというと、もちろん確実に向上はしていくのですが、やはり外国語というのはなかなか短期で劇的には向上しません。その点、子供は非常に吸収が早いので、時に自分の子供の耳としゃべりに嫉妬してしまうことがありますが。(笑)

では、なぜ英語力が十分でなくても何とかなるのか? それには大きく2つの理由が上げられると思います。

<理由その1>英語力は足りなくても、他の能力で十分補える。
日本人の場合はビジネススクールに進学するまでの職務経験が比較的長く、数字に強い(特に英語力の弱い人は、GMAT試験の性質上数理面が強くないとスコアがでないという事情もあり)ケースが多いため、英語でのコミュニケーションには苦労するものの、ビジネスに関する見識やファイナンス/オペレーション/ビジネス統計という数字がもとめられる分野でチームメイトに対して貢献し、コラボレーションすることが可能です。Kelleyの場合はチーム課題がプログラムの大半を占めているので、チームメイトとしっかりコラボレーションできていれば落ちこぼれていくリスクはほぼなく、また自分が苦手な部分はチームメイトが率先してサポートしてくれるようになります。もちろん、少しづつではありますがプログラムが進むにつれて英語力も向上していきますし、そもそも同じ教授/同級生の話を繰り返し聞いていると個々人のしゃべり方の癖もつかめてきますので、聞き取りという面でのコミュニケーションはスムーズになっていきます。加えて、何度かチームワークで他の学生と一緒にやっていると、そうやって仲よくなった同級生は国籍を問わず積極的に次回以降のクラスでチーム作り際にの声をかけてくれるようになります。ですので、英語ができないことを恐れるよりも、自分が持てる武器を生かしていかに仲間に貢献できるかを考えるようにすれば、MBAへの進学当初に感じるほど英語力というのは障害にならなくなってくると思います。
 

<理由その2>そもそもわれわれ自身が他の(特にアメリカ人)学生にとっての重要な教材である。
1年生のコアの時期に非英語圏出身の教授と話をした際、「自分は君たちインターナショナルが英語で苦労していて、クラスでもなかなか上手く発言できないことはよく分かっている。今でこそ自分はビジネススクールで教鞭をとっているけど、自分も昔はそうだった。自分はすでにアメリカに18年間も住んでいるから問題ないけど、本当に英語で不自由しなくなるには相当の時間がかかるし、極端に心配しなくても大丈夫。徐々に分かるようになるから。」といわれたことを今でも覚えています。ビジネススクールはわれわれが思っている以上に、外国人の学生のことをよく理解していて、気にかけてくれていて、その上で受け入れているんだなぁと妙に実感しました。

アメリカのビジネススクール場合、Kelleyを含めて多くのスクールではインターナショナル比率が3割前後で、残り7割がアメリカ人学生なのですが、アメリカは非常に大きな国土/内需を持つ国ということもあり、アメリカ人の学生はわれわれが想像する以上に海外経験が少ない学生が多いです。(そもそも海外旅行をしたことがないなど)

実際にMBAを取ってグローバル企業に就職するとたとえば日本支社にマネージャーとして送られるアメリカ人学生もでてくると思いますが、そのときに彼らがビジネススクールで日本人とチームワークをしたことがあるか、日本人と英語で話をするときにどのように話せば意思疎通がスムーズなのか、日本人のメンタリティはアメリカ人とどう違うのかを実体験として持っているのとないのとでは大違いです。ですので、ビジネススクールとしてもダイバーシティという観点で一定数の外国人はつねに確保をしたいし、特に世界的に大きな経済規模を有しつつもアメリカ人とのコミュニケーションに難がある国(笑)の外国人であればなおさらだと思います。実際にKelleyで学んでいると、最初は何の配慮もなくフルスピードで話しかけていたアメリカ人同級生が、確実に「インターナショナルの学生」に伝わるようにするにはどのように話せばいいか、どういう表現はノンネイティブには伝わらないのかを肌身で感じて、文化的な相違も配慮した上で話をするように変化していくのが実感できます。そうなった時に彼らの将来にとってもいいことなんだなと感じますし、自分が彼らに対しても貢献できる部分があるからこそ、彼らは工夫して自分にコミュニケーションをしてくれているんだと納得できます。

ですので、自分は時々学校で英語のコミュニケーションに躓いたりしたときには、このことを思い出してあまりくよくよしないようにしています。もちろん英語でのビジネス運用能力を磨くのも海外MBAの重要な要素なので、最善の努力をすることは必要なのですが、こんな視点も心の中に入れておくとみずからの存在を肯定的にとらえることができて、少し気が楽になると思いませんか?

今、このブログを読んでいただいている方は何らかの理由により、自分自身に変化をもたらしたいと思いMBAに挑戦しようとしている方が多いかと思います。合否発表を待つだけの時期にさしかかって、何かと不安になることもあるかと思いますがそんな不安に少しでも答えることができていれば幸いです。

最後になりましたが、今年アプライの方は体調には気をつけて、あと少しの間、頑張ってください!(かくいう私は2年前にMBA受験をしているときに、最後の最後でインフルエンザで数日寝込んでしまいましたが。。。)

なお、キャンパスビジットでKelleyにお越しになられる予定がありましたら日本人ホームページを通じてぜひご一報いただければ幸いです。

2013年1月30日水曜日

I am Japanese!


こんにちは。Class of 2013S.Mです。いよいよMBA生活も最終コーナー突入といった感じでこのブログに投稿するのも後2回となり、立ち上げメンバとしては寂しい限りです。さて、これから海外留学をされる方は、留学中に大なり小なり「自分が日本人であるということ」を意識されることと思います。そこで、今回は「日本人」をキーワードに私なりの思いを綴りたいと思います。本題に入る前に、私は日本人であることに誇りを持っていますし、この留学を通じて日本のことがますます好きになったと前置きをしておきます。それでは、早速本題へ。

第一に、他のメンバも投稿していますが、MBAでは過去の経歴等は関係なく、生身の自分で勝負しなくてはならないし、それがMBAの醍醐味であると私も感じています。ただ、生身とは言っても、自分は日本人であるという着物を常に着ている訳で、そういう目で周囲も見ています。そのため、一個人というよりも、一日本人としての立ち振る舞いを求められることがしばしばあります。例えば、授業において日本企業のケースを取り扱う際、「日本のスペシャリスト」としての意見や補足説明等を必ず求められます。これは日本のプレゼンスをアピールするチャンスですが、同時に下手なことは言えないというプレッシャーもあり、日本企業のケースの予習に対してはいつも以上に力が入ります。極端な話、自分は日本の代表であり、自分の言動で日本人に対するイメージが決まってしまうとさえ思っています。このような環境の中、自分が日本人であるということを強く意識するようになり、日本のことについてより勉強し、ますます日本のことが好きになりました。

次に、他の国の生徒と話をしていると「日本は過去の経済大国」というイメージを持っている人が少なからずいて、日本のプレゼンスの低下を肌で感じます。これは、海外に出て色々な国の人と接したからこそ得られた気づきに他なりませんが、個人的に気づいただけでは不十分だと思っています。というのも、気づいて口に出したり文章にするだけでは状況は何も変わらないし、単なる評論家に過ぎないからです。重要なことは、気づきに対して自分なりに何ができるかを考え、行動を起こし、さらにそれを継続させることだと思っています。

そんな中、私は無い知恵を絞って「自分の国である日本のプレゼンスを上げるにはどうすればよいか」ということを常に考えていました。その結果、「日本語を教えるボランティアをする」という結論に至りました。以前の投稿でも書いたように、言葉は文化の象徴であるし、それを教えることで少しでも日本のファンを増やしたいと思ったからです。今回は活動内容の詳細は割愛しますが、私のクラスは当初2人からスタートし、現在は6人にまで生徒が増え、これまでの4か月のレッスンを通じてみんなが日本に対して興味を深めてくれており、少なからず日本のファン獲得に貢献できていると実感しています。6人という人数は決して大きな数ではありませんが、こういった草の根活動が将来何らかの形で実を結ぶと信じています。ちなみに、ここで言う行動とは何でも良く、正解はないと思っています。大事なことは、たとえ小さくとも行動を起こす勇気やチャレンジ精神、そしてそれを継続させる信念と情熱ではないでしょうか。まさに「意志なきところに道無し」という諺のとおりです(個人的に大好きな諺です)。

目指せ、超体験型日本語教室!!
マリオも日本の象徴?!

最後に、私事になりますが、昨年末、待望の長女が誕生しました。彼女は戸籍上、未だアメリカ人で、もうじき日本との二重国籍となります。日本の制度上、22歳でどちらかの国籍を選択しないといけないのですが、親としては彼女が日本国籍を選んだ上で、大好きなこの街・この学校で留学生として学んでくれたらこれ以上の喜びはありません(これは親のエゴですが・・・)。ちなみに、ここブルーミントンは出産・育児の環境が抜群ですので(妻は早くも次の子もここで産みたいと言っているぐらいです(^_^;))、留学中に出産する可能性のある方は是非お問合せ下さい。色々とお話しできるかと思います。

色々と話が飛びましたが、今回私がお伝えしたかったことは、
①留学中は日本人としての立ち振る舞いを求められることが多く、自分が日本人であることを意識する機会が多いこと
②留学中は刺激がたくさんあるので、色々なことに気づくが、気づき以上に重要なのが行動をし、それを継続させること
③ブルーミントンは出産・育児の環境が最高であること(家族で過ごすには最高の環境だと自信を持って言えます)
となります。

留学の目的は人それぞれですし、この二年間という白いキャンバスにどのような絵を描くかはご自身次第だと思います。しかし、ひとつ言えるのは、こんなに自由な時間は今後二度とないということでしょう。受験生の皆さんは今が一番苦しい時期かと思いますが、ここを乗り切ると刺激に満ちたMBA生活が待っているので、体にだけは気を付けてラストスパート頑張ってください!それでは、今日はこのへんで。

2013年1月27日日曜日

組織ってなんだろう


ご無沙汰しております。Class of 2013Takaです。
MBA最後のセメスターに入り、留学生活もラストスパートをかける段階になりました。
5月に卒業したら派遣元企業に戻り、組織の中でパフォーマンスを挙げる為に日夜汗をかくことになるのでしょう。そう、「組織」の一構成員として。

考えてみるとこの世に生を受けてから30年の間、常に何らかの「組織」に属していました。直近ではKelleyや派遣元企業、過去に遡れば小・中・高・大などの学校や、学校の中の部活やサークル等、多くの組織の中を渡り歩いてきました。大枠で考えれば家族もある種の組織かもしれません。

そこでふと思ったのですが、「組織」っていったい何なのでしょう?

デジタル大辞泉によると、
『一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団。また、それを組み立てること。』
と定義されています。

KelleyではCoreElectivesを通じてファイナンス、アカウンティング、マーケティング、オペレーション、マネジメント等々を学んできました。デジタル大辞泉に定義に基づけば、これは全て『一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団』の中で共通目標を達成する為に必要なスキルと言えるでしょう。

ではデジタル大辞泉の定義の後半部分『また、それを組み立てること』については今まで学んできたか?

「・・・・・・」

と言うわけで、今セメスターは「W532: Organization Design Alternative」を受講しています。

この授業では企業の外的・内的環境変化、企業のStrategyや各成長段階に対応した組織のあり方、組織間のコミュニケーションを促進する方法を学習し、更に学んだ理論を自分の所属していた組織に当てはめてのレポートを作成することで理論と組織を分析するスキルアップを図れます。

セメスターが始まって3週間が経過しましたが、今のところ外部環境の変化に迅速に対応できる組織作りについて、2008年から2010年にかけてChryslerGMといった自動車産業で起こった組織構造変化事例を用いて学習しており、今後は一般的な組織構造(FunctionalDivisionalHybrid, Matrix等々)とそのメリデメや、Globalization過渡期における組織構造変化等についても触れていく予定です。

学習する内容としてはそこまで目新しくはありませんが、今まで自分が考えていた組織の在り方の再考、より広い視点で組織についての考察、漠然とした知識しか持ち合わせていない組織論の体系的学習に非常に良い機会だと感じています。

最終的にはGlobalizationが至上命題である派遣元企業の組織構造を分析し、中長期経営戦略や人材育成・評価制度等を絡めて、より効果的なLearning Organizationを構築できる組織案をひねり出せる様頑張ります。

2013年1月21日月曜日

KelleyのAccounting & Financeについて

みなさんこんにちは、Class of 2013のD.S.です。いよいよ卒業まで3ヶ月半となってしまいました!浦島太郎ばりに竜宮城での充実した2年間に別れを告げ、現実世界に戻ることに戦々恐々としている日々です。さて本ブログへの投稿も残りわずかとなってしまった今回は、MBAで特にファイナンスや会計を勉強したいと思っている方々向けにKelleyのAccounting, Financeの授業を簡単にご紹介したいと思います。やはり"Marketing"や"Entrepreneur"の色が強いKelleyにあって、「ちゃんとAccountingやFinanceの分野についても充実してるの?」と思われる方もいらっしゃると思います。もちろんFinanceで言えばWharton, NYU, Chicago、Accountingで言えばTexas Austinなどの有名校がありますが、もちろんKelleyだって負けていません!主に金融機関出身の方(私もそうですが)や事業会社の財務・経理部門にお勤めの方、またはこのような職種に転職希望の方でKelleyにご興味を持っていただいている方に少しでもお役に立てばと思います。

まず本ブログでも幾度となく紹介されているCore Program(8月終わりから12月頃まで)につきましては詳細な説明を省きますが、Financeについては、Present/Future Value、DCF, WACCの計算方法やCAPM等のInvestmentに関わる基礎知識をみっちり取り入れ、Accountingについては、つまらない仕訳作業のみに焦点を当てず、より財務分析(B/S, I/S, Cash Flow等を如何に読み込んで企業の状態を理解するか)を中心としたクラスで財務会計の基礎をしっかり学べます。Coreから解放されるといよいよ自分で好きに選べるElectiveになるのですが、以下簡単にAccounting, FinanceのElectiveをご紹介したいと思います。

1. Accounting

まず以下がAccountingの選択科目一覧です。(一時抜粋)
※以下の一覧はもちろんKelleyのホームページでも確認することができます。
URL:http://kelley.iu.edu/mba/academics/coursesWidget.cfm?dept_code=ACCT&name=Accounting

A504 Selected Topics in Financial Accounting
A527 Taxes and Financial Statements
A540 Financial Accounting Concepts
A545 Introduction to Financial Statements Analysis
A546 Advanced Financial Statements Analysis
A547 Strategic Tax Planning
A548 Strategic Cost Analysis and Control
A562 Advanced Financial Accounting
A564 Detecting Earnings Management
A570 Structuring Acquisitions: Accounting Advisory Services
A576 Strategic Cost Management

以上がAccountingからの一部抜粋ですが、先ほども簡単に触れたとおり、KelleyのAccountingは単に会計の実務的な側面(仕訳等)のみに集中するのではなく、Balance Sheet, Income Statement, Cash Flow等、企業の財務諸表をもとに、如何に当該企業の現在の財務状況を把握し、適切な投資判断・助言等を行っていくかにも注目しています。上記授業群では、例えばA504やA540のように、基本的にはCPAを目指す方向けに財務会計(FAR)を勉強するクラスが
あり、A527やA547のように米国の税制(CPAではRegulation分野に相当)を取り扱うクラスもありますが、一方でA545のような(財務)会計という観点から企業の適正株価を模索していく授業や、A564のようにアナリストとして如何に財務諸表を使い投資判断・助言をするか、Rating Agencyとして財務諸表からどのような格付をつけるべきか、等の基礎知識を学べる授業もあります。CPAを目指している方はもちろんのこと、アナリスト(投資から格付まで)などに興味も持ってらっしゃる方々にもKelleyのAccountingは是非お勧めです。

2. Finance

以下がFinanceの選択科目一覧です。(一時抜粋)
※以下の一覧はもちろんKelleyのホームページでも確認することができます。
URL:http://kelley.iu.edu/mba/academics/coursesWidget.cfm?dept_code=FIN&name=Finance

F506 Commercial and Investment Banking
F507 Short-term Financial Management
F508 Real Options in Capital Budgeting
F517 Venture & Capital & Entrepreneurial Finance
F519 Behavioral Finance
F520 Asset Valuation and Strategy (Finance Majorを目指す場合は必須)
F525 Corporate Financial Risk Management
F526 Derivative Securities
F528 Fixed Income Investments
F529 Equity Markets
F535 Security Trading and Market Making
F540 The Firm in the Capital Markets (Finance Majorを目指す場合は必須)
F546 Corporate Financial Strategy
F548 Corporate Governance and Restructuring
F550 Applied Portfolio Selection
F570 International Financial Markets
F571 International Corporate Finance
F579 Private Wealth Management
R510 Real Estate Investment
R530 Real Estate Finance

以上が全てではないのですが、KelleyのFinanceも授業数は相当豊富です!特に御覧いただくと分かると思うのですが、F520~F535(F550も)=Investment関連、F540~F548=Corporate Finance、その他=それ以外の個別トピック、といった形に分類されます。投資銀行業務に興味がある方はInvestment系を中心に履修したり、事業会社の財務・経理部門で活躍したいと思えば、Corporate Finance系を取りながら、Real Options (F508)やInternational系(F570/F571)を組み合わせたり、と各々のキャリアゴールに合わせた授業日程を組むことが可能です。

もちろんFinanceとAccountingは互いに密接に関わりあっているので、両方をDouble Majorとして、あるいは片方をMajor, もう片方をMinorとして履修していくことも可能です(私も現在Double Majorを目指してがんばっています!)。両方を同時に学ぶことでキャリアの幅もきっと拡がること間違いなしです!以上、簡単にご紹介させていただきましたが、何かご不明な点などございましたら、いつでも何なりと我々在校生にお問い合わせください。

2013年1月13日日曜日

アメリカMBAの価値(20代 私費 純ドメ 事業会社出身)


こんにちはClass of 2013Y.Tです。いよいよMBA生活も最後のセメスターになりました。最初のコアは非常に濃かったのですが、そこからは時間が経つのが早いですね。僕は最後のセメスターはフランスに交換留学の予定で、米国と欧州のビジネススクールの違いについて書こうと思っていたのですがフランスでの授業がまだはじまっていないのでその投稿は次回にしたいと思います。

恐らく次回が最後の投稿になると思っていて、最後の投稿でアメリカMBAの価値について書こうと思っていたのですが、上記の理由でこのタイミングで米国と欧州のビジネススクールの違いについてかけないので、今回は、最後に書こうと思っていたアメリカMBAの価値について書きたいと思います。

これは自分自身がも整理しきれていない部分もあるので、自分の整理にもいいかなと思っています笑。

少しでも読者の皆さんの参考になればと思い、タイトルに括弧で20代 私費 純ドメ 事業会社出身と書かせていただきました。アメリカMBAへの価値観は年齢や、社費か私費、帰国子女か純ドメ、事業会社出身かコンサル出身か投資銀行出身かでかわってくると思います。我々の代は6名いますが6名にMBAの価値って何だと思うって聞いたらきっと答えはばらばらだと思います。

このブログの目的は皆さんにKelleyのことをもっと知ってもらおうと思って交代で投稿していますので、あまり過激なことは書けませんのでご了承ください笑。もしかしたら僕の想いの30%くらいしかかけないかもしれませんが、「何かおもろいことかいてるな」と思ったらMBAのイベントとかで声をかけてください。そこではもっとざっくばらんなお話ができると思います。

さて、前置きが長くなりましたが本題です。皆さん、ビジネススクールに入学するために、仕事が忙しい中、TOEFLGMAT, Essayなどに時間を割かれていることと思います。僕はGMATの予備校で先生にいわれて忘れられないことばが3つあります。1つ目は「MBAってドラッグみたいなもんなんだよ。一度目指してしまうと抜けられない。」これはよくわかる気がします。皆さんも周りを見渡してそう思いませんか?仕事やTOEFLGMATEssayなどに追われる毎日が続くかと思いますが、是非今一度なぜMBAを取得したいのか、本当に必要なのかよく考えられることをお勧めします。僕の周りでは実際にスコアメイクまでしたけれども熟考の末、MBA受験をやめた方もいます。これも一つの選択肢だと思います。また、「この人MBA受けたらTop5とか受かるだろうな」という人でも「僕は価値を感じないのでいかない」という人もいました。これも一つの考え方です。

まず、僕がお伝えしたいのは、MBAってかっこいいから取得したいっていう理由が半分以上の場合はMBAにはこない方がいいと思います。もちろん、MBAがかっこいいから取得したいというのはみんなどこかに思っている気がします。ただそれが半分を超えていると結構危険だと思います。MBAにくるからにはある程度明確にやりたいことがないと高い授業料を払う意味がないように思います。毎セメスター授業料の請求がきますが毎回金額をみて「これに見合うことをしてるかな」と自問自答しています。

また、MBAにきたら、スーパーマンになれると思ってる方もいるんじゃないでしょうか?笑。かくいう僕も少なからずそう思っていた部分がありました笑。しかし実際はそうではないです。MBAにいってビジネスは体系的に学べます。ただ、じゃあそれが実際の業務で使えるレベルになるかといわれるとそれはまた別の話です。実際にMBAを取得してキャリアチェンジを実現されている人は、ただ授業を受けるのみならず、自身で懸命に努力を重ねています。そこで汗をかいた一握りの人だけがキャリアチェンジを実現できるんだと思います。GMATの予備校の先生にいわれて忘れられないことばの2つ目としてはこことも関連するのですが「MBAは魔法の杖じゃないです」ということがありました。また、受験生時代に、あるビジネススクールのアルムナイの方に「ビジネススクールでは様々なことに積極的な姿勢が必要。受身の人には何も残らない」といわれたことを思い出します。

また、アメリカのMBAで学べることは日本でも学べます。日本にもMBAはありますし、書籍もたくさんあります。日本語で学べる分ドメの人にとってはそちらの方が効率的かもしれません。また、MBAは日本の予備校のように、テクニカルに物事を教える場所ではないので、初心者の人にとっては色々と辛い部分も多いと思います。かくいう僕も理系出身だったので、ファイナンスやオペレーション、Business Analyticsはあまり苦労しませんでしたが、全くやったことのない会計や経済学は相当苦労しました。

GMATの予備校の先生にいわれて忘れられないことばの3つ目として「私費の人は絶対にpayしないといけない。君がMBAにいって君がいってることを実現できないなら同じ金額払ってコンサルタント雇った方がいいよ」と言われたのを思い出します。(これ実際にコンサルの人にいったら2000万円でできるコンサルなんてしれてるけどねといわれたことはさておき笑。意図としては十分に理解できる先生のコメントです。)

また、2年間ビジネススクールにいるよりも2年間しゃかりきに働いた方がビジネスパーソンとしては絶対に成長すると思います。僕はこの夏2社でインターンをしましたが、それをまざまざと感じさせられました。

じゃあMBAの価値っていったいなんなんですかというと、僕が思うMBAの価値とは、まずは、

1. 日本人がマイノリティである環境に飛び込み、国籍の違う奴と喧々諤々議論を交わし、彼らの価値観を吸収し、自分のロジックを彼らに通すように努力する

というところにあると思います。会社にもよりますがこんな経験はなかなかできないのではないでしょうか。

たまたまかもしれませんが、就職活動をしていてコンサルティングファームや事業会社の方とお話をしているとMBA生に期待することとして、同じような答えが返ってきます。結局授業で学んだことは使わないと忘れます。でも外国人と議論をした経験、失敗から学んだことは体にしみついて残ります。それが、企業側も求めていることなんだと思います。授業とかチームミーティングでは自分が浮くくらい主張してもいいと思います。なんか、Class participationをうまくかせいで恥をかかないように発言したり、チームミーティングでそこそこ準備しているよりもそっちの方がよっぽどかっこいいし、自分の財産になると思います。書きながら「自分はできてないなー」と思いましたが笑。

MBAにくる人、目指されている方は日本の一流企業で、様々なことを難なくこなされてきた方ばかりだと思います。それがことばの壁が入った瞬間に、状況は一変します。TOEFLSpeaking26とれようが関係ないです笑。ただその中で自分がどう立ち居振舞って相手に自分の価値を認めてもらうのか考え、実現していくプロセスがとても大事なラーニングなんだと思います。ここでは過去の自分の実績やプライドは一旦捨て去らないといけないと思います。過去の実績なんてクラスメイトは知りません。まさに生身の自分で勝負することになります。ここでは自分の実力だけが頼りになります。そして人間力というものも問われる気がします。僕は人間力は言葉の壁を越える気がしています。ことばは拙くても人間力がある人は外国人からも魅力的にうつります。僕はMBAにきて、プライドがある人は本当に勿体無いなあと思ってしまいます。もちろんプライドをもつことは大切です。でも変なプライドをもっていると、なかなかないこんな環境でせっかく成長するチャンスなのにそのプライドが色々な場面で成長の邪魔をする気がします。過去の成功体験はゴミ箱に捨てるのが大切だと思います。僕が1年生の最初のセメスターのときたまたま見つけたブログがありとても共感できました。皆さんも是非一度読んでみてください。後、最近ではこの記事も大変興味深かったです。


2点目のMBAの価値としては、

2.   自分に似た志をもった奴とネットワークができる

環境は人を変えると思います。自分と似た志をもった奴がたくさんいる環境にいることほど刺激的なことはありません。僕は将来やりたいことを先駆けてやっているアメリカ人がいたりして、彼のそこでの失敗体験の話を聞いたときなどは参考になりましたし、議論していて楽しかったです。


そして、3点目のMBAの価値としては、


3. 夏休みを利用してインターンという形で一流企業にお試しで、自分の力を試すことができる。

周りには、インドでインターンする人や米国のスタートアップでインターンする人もいます。これもアメリカMBAならではの価値と思います。



今振り返ると受験生時代にGMATの予備校の先生がいってたことは結構あたってる気がします。彼は「MBAいって英語延ばしたいっていう人いるけど、MBAはそういう場じゃない。リスニングとかリーディングは比較的のびるかもしれないけど、スピーキングとかライティングはほんの少ししか延びないよ」ともいってました。漫然とMBAにいるときっとそうだろうと思います。ここについては次回の投稿で少しふれたいと思います。

さて、最初思ってることの30%しかかけないかもと書きましたが50%くらいは書けた気がします笑。なんだか書いているうちに熱くなってしまいましたね笑。僕自身も年をとるごとにアメリカMBAへの価値観ってかわってくると思います。そしてこの価値観って皆さん様々だと思うので一参考程度にしてください。

ただ、時間をみつけて、MBAってほんとにいって意味があるのかなって自問自答してみてください。ご自身が一番成長できる20代~30代の貴重な2年間を数千万円という金額を投じていく価値ってほんとにあるのかどうか。

このブログが皆さんがMBAを目指す上で、今一度アメリカMBAの価値を見直していただけるきっかけになれば嬉しいです。